在宅受講で質問制度を活用してW合格。回答の対応も良かったので気楽に利用できました
T.K さん (21歳)
北海道大学法学部 4年在学中
■合格校
中央大学法科大学院(既修・半額免除学生)
■適性試験
大学入試センター:75点 日弁連:220点
■学部成績
GPA:3.5
■旧司法試験受験歴
択一:2回、論文:2回、口述:1回
■伊藤塾受講講座 (リンク先は2010年開講のものです。)
入門講座本科生+リーガルトレーニング、最新判例講義など
私は、公民のような社会系の科目が好きだったことから、法学部へ進学しました。また、将来は人の役に立つ仕事がしたいと思っていたので、法律家が自分にベストな選択ではないかと考え、法曹を目指すことを決めました。
最初は司法試験や法科大学院入試についての情報も少なく、何をやればいいのかが全くわからない状況でした。そんな時に、旧司法試験に合格した先輩と知り合う機会があり、その先輩から伊藤塾の講座がとてもわかりやすいということを聞いて、2年生から伊藤塾に入塾しました。伊藤塾は、情報量が豊富で、些細なことでも質問すればすぐに返答してくださる点、基礎知識を効率よく学習することができる点で、司法試験・法科大学院入試について全くの素人であった私が勉強を始めるに際し、とても助けられました。
(1) 適性試験対策
私は、適性試験対策講座を一通り受講した後に、過去問を数年分解きました。伊藤塾の適性試験対策講座は、典型的な解法をわかりやすく教えてくださり、適性試験の対策を効率良く行いたかった私にはとても役に立ちました。
適性試験は得意・不得意が分かれる試験なので、早めに過去問を解いてみて、自分がどちらなのかを早めに把握したほうが良いと思います。私は旧司法試験合格が第一目標であり、また、比較的適性試験が得意だったので、適性試験対策にはあまり時間を割きませんでしたが、適性試験の対策に苦労していた友人も多かったです。不得意な方は、伊藤塾の適性試験対策講座などを受講することをおすすめします。
(2) 法律科目対策について
・法律科目試験全般について
私は、旧司法試験合格を目指していたので、中央大学の法律科目対策も旧司法試験対策の延長線上に考えて勉強していました(行政法については別途、『行政法完全マスター』を受講して対策しましたが)。
具体的には、まず、基礎マスターや商訴完全マスターでやった基礎を、頭に定着するまで何回も繰り返して徹底的に勉強しました。伊藤塾長が講義で何回も基礎が重要だと言っていましたが、試験を終えてみてやはり基礎がどれだけ定着しているかが重要だと実感しました。基礎マスターで学んだ、条文・判例・定義・趣旨をしっかりと覚えていれば、本番で未知の問題が出題されても現場で十分対応できるようになります。ですので、特にこれから勉強を始める人は、基礎マスターの復習をしっかりとやってほしいと思います。
・択一試験対策について
中央大学では、7科目の択一試験があります。7科目の、しかも択一となると、範囲が膨大であり、しかも細かい知識まで問うてくるので、早くからコツコツ勉強しておく必要があります。ただ、私の経験では上三法については旧司法試験の択一試験の勉強で十分対応が可能でした。
私は、上三法の『条文・判例マスター』を受講していたので、上三法については「情報シート」を何回も読んで条文知識を詰め込みました。「情報シート」には条文知識がきれいにまとまっており、大変重宝しました。他方、下四法については、とにかく条文を素読していました。下四法も商訴完全マスターや行政法完全マスターで、基礎を頭に定着させておいたので、択一試験はこれらで十分対応できました(自己採点では7科目で9割採れたと思います)。
ただ、基礎では手薄になっている部分(民法の親族・相続や商法の商行為、両訴の管轄や上訴)も出題されるので、この部分にも穴ができないようにしてください。
・論文試験対策について
論文試験対策については、旧司法試験の論文の勉強の他に、特に中央大学の入試のための勉強はしませんでした。論文マスターでやった「論証パターン集」に何回も目を通し、「問題研究」などで旧司法試験の過去問を確認していきました。中央大学の論文試験は典型的な事例問題が多いので、旧司法試験の論文問題をやっておけば必要かつ十分だと思います。この点、「問題研究」は各分野の問題を厳選しており、論点を網羅的に確認するのに大変役立ちました。
そして、答練を受けたり友人とゼミを組んだりして、ひたすら答案を書きました。最も多いときでは週に8通答案を書いていたと思います。論文試験では、知識をインプットするだけでなく、限られた時間でインプットされた知識をアウトプットする技術も必要なので、答練を受けてどんどん答案を書いて、アウトプットする技術を磨いてください。
私は法律科目の勉強にほとんどの時間を割いていたので、ステートメントが一番苦労しました。実際、既修者コースを目指す人の大半はそうだと思います。しかも、中央大学の場合、このステートメントの内容が面接で問われたりするので、面接を想定して書かなければなりません。
私は、伊藤塾の「明日の法律家講座」で、自分の目指す法律家像に近い方の講演を聴いた上で、それを参考にステートメントを書きました。この講演はステートメントに役立つだけでなく、勉強のモチベーションアップにも繋がりました。ステートメントで困った場合には、気分転換も兼ねて「明日の法律家講座」を聴いてみてください。
学部試験においても、伊藤塾で講座を受けた七法については基礎ができていたおかげで良い成績をとることができました。ただ、この場合に気をつけなければならないのが、伊藤塾でやるのはだいたい通説の考え方なので、先生が有力説や少数説の場合には、その説について基本書で理解しておかなければ、(先生にもよりますが、)あまり良い成績がつかないことがある点です。
私が中央大学法科大学院を志望したのは、設備が充実しており、新司法試験の合格率が良く、奨学金制度も充実しているからです。
特に、奨学金制度は各法科大学院がそれぞれいろいろなものを用意しているので、ここはしっかり調べ、比較するといいと思います。
私は、東京在住ではないので、試験前日からはホテルでした。このとき、一緒のホテルに友人と泊っていたので、前日の夕食や当日の朝食も一緒に食べることができ、雑談をするなどして不安・緊張をほぐすことができました。とても友人の大切さを感じました。みなさんも、勉強仲間は大事にしてください。
私は在宅受講生でしたが、メールで質問を出すとすぐに電話やメールで返答があったので、その点で通学生との間で不利と感じることはありませんでした。フォローはとても対応がよく、気楽に利用できました。
在宅生は好きな時に受講できるので、自分のペースで勉強したい人、時間を有効活用したい人にはとても良いと思います(私は空きコマに受講したりしていました)。
法律科目試験対策のところでも書きましたが、とにかく基礎が大事です。基礎を大事にして頑張ってください。そうすれば必ず受かります。
努力は決して裏切りません。
(2009年11月・記)
