法科大学院・司法試験・公務員試験・法律の資格の伊藤塾
法科大学院・司法試験・公務員試験・
司法書士・行政書士の資格の伊藤塾
株式会社 法学館

« 前へ | 2009年度 法科大学院入試合格体験記TOP | 次へ »

高野講師のわかりやすい講義で大学の授業の理解も進みました。伊藤塾での学習後、1年間でGPAが飛躍的に上がりました。

加茂 和也さん (22歳)
立命館大学法学部法学科 4年在学中

■合格校
大阪大学法科大学院(既修)
神戸大学法科大学院(既修)
大阪市立大学法科大学院(既修)
同志社大学法科大学院(既修・全額免除学生)
立命館大学法科大学院(既修・半額免除学生)

■適性試験
大学入試センター:75点 日弁連:233点

■学部成績
GPA:3.35

■伊藤塾受講講座 (リンク先は2010年開講のものです。)
入門講座本科生+リーガルトレーニング、憲民刑集中講義、コンプリート論文答練、全国公開択一答練など

はじめに

私は大学2年生になった時点で将来について何も考えておらず、適当にやっとけばなんとかなるだろうくらいの気持ちでいました。しかし、友達から司法書士を目指すため伊藤塾に入ったということを聞き、自分も将来について真剣に考えなければならないと感じ、数か月悩んだ末弁護士を目指すことを決め、2年生の秋に伊藤塾に入塾しました。
受験指導校の選択としては、元々大学での試験対策に伊藤塾の「試験対策講座」(弘文堂)を使っており、その内容もわかりやすかったことから伊藤塾以外の説明会等には参加しませんでした。実際、伊藤塾のスタッフの方は説明会において非常に丁寧な説明をしてくださり、また入塾後も様々な面でサポートしてくださいました。
また伊藤塾京都校では高野講師がライブ講義を行っていたので、それを受講することとしました。ライブ講義では質問も気軽に行えるし、また他の受講生と仲良くなりやすいのでみなさんにもお勧めしたいと思います。

私がとった勉強法

(1) 適性試験対策について
適性試験については人によって得意・不得意の差が激しいと聞いていたので、私は自分がどれぐらいの点数をとれるかを確かめるため、3年生の時に本試験を受験しました。結果、平均点+14点という点数がとれたので、その後適性試験対策については伊藤塾の模試を受けることくらいしかしませんでした。
3年生の時に本試験を受験すれば、本試験の雰囲気が味わえ、また適性試験が苦手であったとしても1年間何かしらの対策を行うことができます。なので、3年生の時点で一度適性試験を受けることをお勧めしておきたいと思います。
また、たとえ得意であっても一発勝負の本試験では何があるかわからないので、適性試験模試については受講しておくべきだと思います。

(2) 法律科目試験対策について
私の基礎的な法知識のほとんどは高野講師の基礎マスターによって修得しました。高野講師の授業は具体例からわかりやすく説明してくれるため、大学の授業に四苦八苦していた私も楽しく受講できました。
ただ、(言い訳にしかなりませんが)高野講師の授業があまりにもわかりやすかった結果、復習しなくても大丈夫だろうと勝手に勘違いしてしまい基礎マスター段階での復習が適当になってしまいました。そのような自分への甘さから論文マスターの段階や直前期において非常に苦労することになりました。このような私の経験から、基礎マスターの復習をしっかりやっておくことは法科大学院入試や新司法試験に合格するため一番の近道になると思います。今基礎マスターを受講している又は受講しようとしている方は、いくら伊藤塾の講義がわかりやすくても今の時点での復習が一番大事だと思って、しっかりと復習してもらいたいと思います。
論文マスターの講義については伊藤塾長・高野講師共に基礎マスターに比べ予習が大事とおっしゃっていたのですが、論文マスターを受講する段階で基礎マスターの復習が全くできていなかった私は、答案を書いたり答案構成をしたりすることもままならず、よくわからない所をメモしておく位のことしかできませんでした。ただ、わからないからといって全く予習を行わず講義を受講するのでなく、最低限自分のわからない所をメモしていたことは後の勉強に非常に役立ちました。なので、論文マスターでは少しでも予習してから受講することをお勧めします。
また私は旧司法試験を目指していたこともあり条文・判例マスターについても受講しました。条文・判例マスターで用いる「情報シート」には、旧司法試験の択一試験に受かるための知識が十分すぎるほど詰まっていると思います。実際、私も「情報シート」と過去問のみで旧司法試験の択一試験に受かることができたので、旧司法試験の受験を予定している方や択一試験が課されている法科大学院の受験を予定されている方は、しっかりと受講するべきだと思います。

(3) パーソナル・ステートメント、面接対策について
志望理由書に関してはどのような文章が評価してもらえるがまったくわからなかったため、対策として伊藤塾の添削制度を利用しました。伊藤塾の添削ではどこを修正すればいいか具体的に示してもらえるため、同一の内容であっても、より良い文章とするためにはどうすれば良いかがはっきりとして良かったです。また伊藤塾のロースクールコンサルタントの方や伊藤塾の友達にも志望理由書を見てもらいました。自分だけで完成させるのではなく、他の人の客観的な意見を聞き修正することは、志望理由書を書く上で非常に有益であると思います。

学部成績について

私は大学2年生が終わった時点で非常に残念としか言えない学部成績しかとれていませんでした。しかし、3年生以降に受講した民事訴訟法や刑事訴訟法といった科目については、伊藤塾で勉強していたこともあり、高評価を得ることができ、GPAを1年間で約0.3引き上げることができました。また伊藤塾で学ぶことのなかった法律科目(例えば経済法等)についても成績が上がったので、伊藤塾での学習から得られる基本的な考え方は他の法律科目についても流用できるものだと思います。
私のように、法科大学院に向けた勉強を開始するのが遅く、学部成績が振るわない人も多くいると思います。しかし、法学部の方であれば伊藤塾の勉強をしっかりやっておけば自然と成績は上がっていくと思うので最後まで諦めないでもらいたいと思います。

志望校選択について

志望校については、関西の法科大学院を受験しました。確かに私立法科大学院に関しては、関東に比べ関西の新司法試験での合格率は低いことから、関東の法科大学院を受験することも考えたのですが、下宿代等の費用のことや設備に関しては関西の法科大学院も全く劣っていないと感じたことから、関西の法科大学院のみを受験することとしました。

直前期と試験当日

直前期に関してはひたすら「問題研究」の問題を解いていました。この時に気をつけたことは、ただ論点の内容を覚えるのではなく、なぜその論点が問題となるのかを意識することです。法科大学院の試験ではただ典型的な論点を聞くのではなく、少し論点をひねった感じで出題されることがあります。このようなひねりに気付き出題趣旨に沿った答案を書くためにはそのような普段からの意識が非常に重要であると考えます。ただ、私はこのような意識を高野講師の基礎マスターを受講することで自然と身につけることができたので、基礎マスターをしっかり受講すればこのような意識付けについてそれほど心配する必要はないと思います。
また勉強場所は(直前期に限らず)伊藤塾の自習室で行っていました。伊藤塾の自習室では同じ目標を持っている友達や、友達でなくてもよく見かける人がいるので、自分も負けてられないと思い、辛い時期でもモチベーションを上げることができました。なので、伊藤塾に通学できる方であれば、ぜひ伊藤塾の自習室を利用するべきだと思います。
また試験当日については、すべての教材を試験会場に持って行くことは無理だと思うので、事前に基礎マスターの「入門講義テキスト」等に情報を一元化しておくべきだと思います。

自宅での学習と伊藤塾の個別フォロー

伊藤塾のフォローについて私にとって非常に有益だったのは、座談会・質問受け・ゼミ等で直近の司法試験合格者から話を聞くことができたことです。特に2008年旧司法試験論文試験を1位で合格された山本悠揮さんのゼミでは旧司法試験合格者がどのレベルの答案を書くのか、自分の答案には何が足りないのかといったことを知ることができ、私にとって非常に有益でした。また山本さんには私の個別の質問にも快く応じていただき、旧司法試験の受験についても様々なアドバイスをいただきました。この場を借りてではありますが心から御礼を申し上げたいと思います。

最後に

まず、私が伊藤塾に入塾し、法科大学院に合格するまで私を支えてくれた方々に感謝したいと思います。このような方々がいなければ、私は途中で挫折していたと思います。
ただ私は法科大学院に合格することができましたが、まだ司法試験に合格したわけではなくスタート地点に立ったに過ぎません。今後も周りへの感謝の気持ちを忘れずに司法試験合格に向けて努力していきたいと思います。

(2009年11月・記)

 
Copyright © 伊藤塾/(株)法学館 1996-2011 All Rights Reserved.