伊藤塾のカリキュラムをこなしていけば、 入試を突破する力は十分つきます
F.Kさん (22歳)
私立大学文系学部 4年在学中
■合格校
一橋大学法科大学院 (既修)
慶應義塾大学法科大学院 (既修)
早稲田大学法科大学院 (既修・稲門法曹会奨学生)
中央大学法科大学院 (既修・半額免除学生)
■適性試験
大学入試センター:69点
日弁連:229点
■学部成績
GPA:2.7
■伊藤塾受講講座 (リンク先は2010年開講のものです。)
入門講座本科生+リーガルトレーニング ,コンプリート論文答練、 ハイレベル論文答練、 論文直前答練など
私は、 大学2年生の春に、 弁護士になる事を決意し、 本科生として伊藤塾に入塾しました。 伊藤塾を選んだ理由は、 大手の受験指導校には合格のためのノウハウがあると思ったこと、 説明会でのスタッフの方の対応がよかったこと、 インターネットで何度も講義を聴けるため自分でもついていけると思ったことの3点です。 私は伊藤塾で配付される教材をベースに使っていましたが、 その勉強方法でも今のところ問題はないですし、 効率的に試験で求められる力をつけることができたので、 伊藤塾に入塾してよかったと思っています。
(1) 適性試験対策について
旧司法試験の直前期だったので、 あまり適性試験に力を入れていませんでした。 日弁連と大学入試センターでは傾向が違うので、 どちらかだけに絞って対策をしようと思いました。 大雑把に言えば、 最近の傾向は、 日弁連は簡単な問題がたくさん出て時間が足りないといったイメージ、 大学入試センターは難しい問題が適度な量出されて時間的な余裕はそれなりにあるといったイメージだと思います。 私は簡単な問題をたくさん解く方が得意だったので日弁連に力を入れることにしました。 そして適性試験を受ける年の5月の初めから、 日弁連の方の過去問を毎日30分解きました。 結果として、 いい点数が取れました。 ただ、 適当にマークした問題が結構あたっていたので運はよかった方だと思います。 適性試験も対策すれば、 ある程度は伸びるとは思います。
(2) 法律科目試験対策について
<1> 基礎的な法知識・法理論の修得について
私は旧司法試験を受けていたので、 基本的にその対策をしていました。 その経験が法科大学院入試でもそのまま活きたと思います。 具体的には本科生をしっかりこなし、 答練をしっかり受講するというものです。 また友人と自主ゼミを組み、 論文マスターと並行して答案を書きました。 2年目は200~300通書きました。
本科生の方であれば、 カリキュラムをしっかりこなしていけば、 法科大学院入試を突破する力は十分つくと思います。 また、 私みたいに文章を書き慣れていない人にとっては、 答案をたくさん書くことも大事だと思います。 結局いい答案を書くことが最終目標なので、 そのイメージを早い時期に掴むことで勉強の効率も上がると思います。 あと、 余裕があれば、 オプションの論文対策講義を受講するといいと思います。 私は2年目に合格答案完成講義と論文答案作成戦術講義を受講した事で、 一気に論文の書き方が見えてきたと思います。 とりわけ論文答案作成戦術講義は、 法律の本質から答案の作り方を教えていただける講義で、 初学者にもわかりやすい内容となっているので、 非常にタメになると思います。 伊藤塾のオプション講座は数こそ少ないものの質は高いものが多く、 私はハズレを引いたことがないのでおすすめです。
さらに伊藤塾のゼミでは友人がたくさんできたりすることもあるので、 勉強のモチベーション維持や友人の多い豊かな人生(笑)の為に時間があるなら積極的に受講していいと思います。 私も基礎マスター対応ゼミでできた友人とは今でも仲良く付き合っています。
<2> 実践段階の学習について
まず上記のように答案をたくさん書くという勉強法をとっていました。 早い時期から答案を定期的に書く機会を作るといいと思います。 伊藤塾の答練はたくさん受講しましたが、 講義、 問題の質、 参考答案の質は非常に高かったと思います。 添削の質は高いものもあれば低いものもありました。 添削は難しいので、 質が低い添削が返ってきてもあまりイライラしない方がいいと思います。 イライラしてもいい事が無いからです。 私は自分の中で質の高い添削にだけお金を払っている事にしてイライラしないようにしていました (実際に質の高い添削には添削料2~3回分の価値がありました)。 それでも不満であれば、 伊藤塾に言えば丁寧に対応してくれると思います。
また、 答案構成やテキストの読み込みもしました。 答案構成もテキスト読み込みも答案作成もバランスよくやると安定した力がつくと思います。 どれかに偏らないように注意はしていました。
私は、 他学部でしたので、 法律の勉強で学部成績が良くなる事はあまりありませんでした。 ただ論文を書き慣れることで論述式の試験では成績が良くなったような気もします。 学部成績はあまり気にしてなかったし、 良くもなかったのでこれ以上は何もいえません。
志望校選びのポイントは人それぞれ違うと思います。 私は、 教育の質 (新司法試験の結果や、 卒業生・在校生の話、 噂などを参考にしました) やカリキュラム、 その他の環境で一橋を第一志望に選びました。 学校ごとに特色もありますから、 自分の目的を達成するのに一番いい法科大学院を目指せば良いのではないでしょうか。
慶應義塾大学法科大学院と一橋大学法科大学院に関しては直前期に時間を計って過去問を4~5年分書きました。 過去問を解く事で傾向も見えてきますし、 本番でも慌てないようになると思います。
そのおかげか元々の性格かはわかりませんが、 当日も答練みたいな感じで終わりました。
私は伊藤塾のインターネット講義は多用しました。 欠席したときに聴くことよりも、 カリキュラムを早く消化するために早聴きする事が多かったです。 このように、 インターネット講義は、 積極的に攻める時にもその威力を発揮してくれるので、 非常にありがたかったです。
ただ、 インターネットで講義を聴くよりライブで聴く方が集中できると思うので、 できるだけライブで聴く事をおすすめします。
あまり無理な計画を立てないこと、 時間ではなく量で計画を立てることが大事ではないかと思います。 前者は、 充実感を持って勉強を継続するため、 後者は勉強自体を目的化しないためです。
志望の弁護士になるため、 行政法などの新司法試験の科目、 簿記2級の勉強、 英語の勉強をしています (ちなみに英語はかなりできない方です)。 周りを見ても勉強を継続している人は多いように思います。
法科大学院に合格しただけであって、 受験生には変わりないわけですから、 まあ当たり前かもしれません。
仕事選びは人生において非常に重要な選択だと思います。 「努力」 も大事ですが、 それに負けないくらい 「選択」 も大事だと思います。 私も本当に弁護士になっていいのか迷った時には、 たくさんの仕事を見てたくさんの人の話を聞きました。 その結果、私は弁護士になるという選択をしたからこの体験記を書いています。 ただ、 法律家もいい仕事ですが、 他にもいい仕事はたくさんあります。 大学1~2年生の方は視野を広く持って、 自分の納得できる道を選ぶといいと思います。
あまり有意義な情報は書けていない気がしますが、 何か参考になるところがあれば幸いです。
(2010年1月・記)
