コンプリート論文答練はペースメーカーになり答案の出来が点数で把握できるので非常に良かったです
B.Bさん (23歳)
私立大学文系学部 4年在学中
■合格校
京都大学法科大学院 (既修)
神戸大学法科大学院 (既修)
慶應義塾大学法科大学院 (既修)
同志社大学法科大学院(既修・全額免除学生)
■適性試験
大学入試センター:62点
日弁連:204点
■学部成績
GPA:3.02
■伊藤塾受講講座 (リンク先は2010年開講のものです。)
入門講座本科生 ,コンプリート論文答練など
私は、 法学部に入学したことから漠然と法律系の資格を取得したいと考えたのをきっかけに、 2回生の夏に伊藤塾に入塾しました。
伊藤塾を選んだ理由は、 同じ大学から伊藤塾に通う人が多かったことと、 何より基礎講座でライブの講義が行われていたことです。 自分で計画を立てて学習することが苦手な私にとって、 ライブの講義はペース作りにもなったので、 伊藤塾を選んで良かったと思っています。
(1) 適性試験対策について
基礎マスター段階では、 高野講師のライブ講義を受講していました。 先述のように私は自分でスケジュールを立てて講義をこなすのが苦手なタイプだったので、 できるだけ伊藤塾に通ってライブの講義を受けるようにしました。 それでも受講しそびれていた講義については、 長期休みにまとめてインターネットで消化するようにしていました。
このような感じで講義自体はこなしていたものの、 講義を受けることで一杯一杯になってしまい、 予習復習をおろそかにしていたため、 知識の定着を図ることはできず、 特に実践段階になってから非常に後悔しました。 とはいえ消化していない講義が溜まっていくとモチベーションも下がりかねないので、 まずはとにかく講義を消化することが大切だと思いますが、 実践段階の講義をより吸収するためにも、 できればこの時期に基礎知識はしっかりと身につけておくべきだと思います。
(2) 法律科目試験対策について
基礎の段階をおろそかにしていた私は、 論文マスターに入っても論文を書くことはおろか論点を見つけることもできない状況でした。 そこで、 とりあえず問題文と解答を一読して講義に臨むようにしていました。 一読する際に問題提起と答えの部分にだけは印をつけるようにしていました。 これによって講義の理解を深めることもできたと思います。
そしてこの論文マスターの時期から、 「問題研究」 の復習をかねて友人と答練を行うようにしました。 この時期に 「問題研究」 を復習する機会を強制的に作ったことが非常に良かったと思います。 また、 早くから答練の機会を作ることで、 書くのが遅い私には速さの点でもいい訓練になりましたし、 論文について友人からの客観的な意見をもらうことで読みやすい答案を心がけるいい訓練にもなりました。
答練はこの時期から受験の直前まで、 長期休みに帰省する際には電話を利用して友人と続けました。 そのおかげで常にペースメーカーとなるものが持てたことはもちろん、 モチベーションの維持にもつながり非常に有益でした。
論文の勉強は、 最初はただ 「問題研究」 の答案例を覚えることからはじめました。 下三法についてはあとで「論証パターン集」も併用しました。
また私はコンプリート論文答練も受講しましたが、 これも法律学習のペースメーカーとなり、 また自分の答案の出来が点数として把握できるので、 受講して非常に良かったと思います。
(3) パーソナル・ステートメント、 面接について
パーソナル・ステートメントについては、 特に私大の受験の時に時間を割きました。 同志社も慶應義塾大学も量が多い方だったので時間はかかりましたが、 1校分を書き終えると他校のパーソナル・ステートメントのベースにもなるので、 国立受験の際にはあまり時間をとらずにすんだので良かったと思います。
私はパーソナル・ステートメントをロースクールコンサルタントの方に添削してもらい、 また時には友人にも見てもらうという方法をとりました。 他人の客観的な意見を聞くことはパーソナル・ステートメントを書くうえでとても重要だと思います。
大学に入った当初、 私は学部試験を疎かにしていたため、 成績も散々でした。 お陰で後半は学部成績を上げるのに必死になり、 授業も成績を重視した選び方をせざるを得なくなっていましたが、 伊藤塾で学んだ法律知識も試験に役立ち、 成績を徐々に上げることができました。
学部成績は入試においてどの程度考慮されているか明らかにされていない所が多いですが、 悪いとやはり精神的な負担になると思うので、 入学当初から大切にしておいた方がいいと思います。
大学時代を関西で過ごしてきたこともあり、 関西の法科大学院を中心に受けました。
経済的な理由からできれば国立に進学することを希望していましたが、 私立も受験しました。
国立に進学を希望する人の中には私立の受験をしない人もいるかと思いますが、 適性試験から国立の受験まで期間が長いので、 中間的な目標を立てるためにも私立は受験する価値があると思います。
直前期も普段と同じように 「問題研究」 と「論証パターン集」の復習を中心に勉強しました。 友人との答練も普段と同様ぎりぎりまで続けました。
試験当日は非常に緊張していて、 休憩時間も論証の復習に費やしていました。 しかし、 もっと事前の準備を万全にして当日に精神的な余裕が持てるようにしておくべきだったと反省しています。
試験中水分をとることが認められている大学院については、 答案に行き詰まったりすると水分をとって気分転換をするようにしていました。
私は大学に入ってから一人暮らしをしていたので、 特に長期休みに実家にもどった際にはインターネット講義が役に立ちました。 インターネット講義では速度を調節できるので、 少し速度を速めに設定したりして時間を有効活用することができ、 便利でした。
講義については伊藤塾のスケジュール表に遅れないようにすることを目標にしていました。 論文の勉強は、 先述した友人との答練の計画を立てることで、 それにあわせてその範囲を復習するという形で行いました。
これまでは論文中心の勉強を続けていたので、 特に択一的な知識が欠けていると思います。 入学前までにそのような基礎的な知識を身につけることを中心に勉強したいと思います。 また、 論文を書く感覚もできるだけ忘れないよう、 答練もできるだけ行うようにしたいと思います。
今回法科大学院の受験を終えて、 受験には法律知識はもちろん、強い精神力が要求されるのだと強く思いました。 この1年は何か上手くいかないことがあると落ち込んだり勉強が面倒になってやめようと思ったり何度もしましたが、 その度に周りの人の支えがあってここまで続けることができたのだと実感しています。 ここまで応援し支えてくれた家族や一緒に学習を続けてくれた友人には本当に感謝しています。
今はまだ法科大学院の受験が終了したにすぎませんが、 これからも周りの人の支えがあって学習が続けられているのだという事実を忘れずに、 私の目指す法曹像に一歩でも近づけるよう努力していきたいと思います。
(2010年1月・記)
