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基礎マスターに絞り込んで繰り返す勉強が合格に結びつきました

横井 優太さん (22歳)
名古屋大学法学部 4年在学中

■合格校
名古屋大学法科大学院 (既修) 
愛知大学法科大学院 (既修・半額免除学生)

■適性試験
大学入試センター:64点
日弁連:203点

■学部成績
優比率:60%

■伊藤塾受講講座 (リンク先は2010年開講のものです。)
入門講座本科生+リーガルトレーニング、論文直前答練など

はじめに

私が法律家を目指すようになったのは、 大学生協主催の説明会で伊藤塾長のお話を聴いたことがきっかけでした。 それまでは法律家になることを意識していたわけではなかったのですが、 伊藤塾長の熱意のこもったお話を聴くうちに法律家になる夢が一気に膨らみました。 またこの説明会で、 早い時期から法律の勉強を始めれば、 法科大学院入試と併行して旧司法試験に挑戦でき、 将来の進路選択の幅を広げることができると知りました。 そこで、 大学1年の春に、 22期本科生として伊藤塾に入塾しました。

私がとった勉強方法

(1) 適性試験対策について
本科生のカリキュラムに組み込まれていた適性試験対策講座を受講して、 解法のイメージを掴みました。 その後、 適性試験模試に取り組んで時間配分の仕方を身につけました。 適性試験本番は旧司法試験の択一試験と論文試験の間に行われるので、 適性試験対策に充てる時間を捻出するのにとても苦労しました。

(2) 法律科目試験対策について
<1> 基礎的な法知識・法理論の修得について
基礎的な法知識・法理論は、 基礎マスターを繰り返すことにより修得しました。 伊藤塾の入門講座である基礎マスターには法科大学院入試や旧司法試験に合格するために必要な知識が集約されています。 ここで習う知識を常識にしてしまえば、 たいがいの法律試験に対応することができます。 ですので、 入門段階では無駄に手を広げることなく基礎マスターを常識にすることが重要であると思います。 私は、 入塾して間もない大学1年の頃には、 「これはA (またはB+) ランクです。」 と言われた定義・要件・趣旨・効果・規範について、 暗記用のカードを繰り返し眺めるなどしてその定着に努めていました。 ただ残念なことに、 ある時期バイトやサークルが忙しいのを言い訳にして、 こうした努力を怠っていました。 そのため、 基礎マスターを一通り聴き終えた2年の春頃になっても、 これを常識にすることができていませんでした。 そこで、 伊藤塾名古屋校のPCブースで基礎マスターの講義を何度も何度も繰り返し聴き、 常識にする努力を再開しました。 その甲斐あって、 大学4年には旧司法試験択一試験に合格することができました。
あと、 試験本番で必要な知識を効率よく常識化するには、 入門段階から本試験過去問を解くことが必要であると聞いていました。 そこで私は、 大学1年の夏ごろから旧司法試験の択一過去問を検討し、 また本科生に付属していた基礎マスター答練で論文の答案を書きました。 試験本番を念頭に置きながらインプットする姿勢が身につき、 とても有益でした。

<2> 実践段階の学習について
実践段階では基礎マスターをベースに、 択一・論文の問題に取り組む勉強をしました。 実践段階の講座は基礎マスターを常識にしていることを前提として進行します。 ですので、 この時期に実力を伸ばせるかどうかは、 まずは基礎マスターが常識化されているかどうかにかかっています。 入門段階のところで述べたとおり、 私はこの時期基礎マスターの常識化がまだ不十分でした。 そこで実践段階の講座に取り組み始めた大学2年の頃は、 予習として基礎マスターの復習をするようにしていました。
実践段階に受講した講座の内容についてですが、 まず、 条文判例マスターの講義で、 基礎マスターで習った知識を、 条文の文言に位置づけていく勉強をしました。 この講義を通じて、 条文を意識したインプットの視点を獲得することができました。 また、 この講座で整理しなおした知識は、 旧司法試験択一試験や法学既修者試験で威力を発揮しました。 次に、 論文マスターの講義では基礎マスターで習った知識を使って、 法律論文を作成する方法を学びました。 この講義を通じて、 法律文書作成のイロハを学ぶとともに、 基礎マスターで習った論点に関する知識を、 答案で表現できる形あるいは問題を処理する形に整理することができました
論文試験では六法だけを見て制限時間内に答案をまとめる力が要求されるのですが、 この力は実際に時間を計って答案を書く練習をしないと身につかないそうです。 残念なことに私は入門段階で基礎マスター答練を受けてから、 大学4年に択一試験に合格するまでの間、 時間を計って答案を書く練習をあまり行ってきませんでした。 そのため、 旧司法試験の論文試験には大変苦労しました。 自分一人ではどうすることもできないくらい答案力が身についていなかったので、 論文直前答練の受講と併行しながら、 友人に頼んで、 自分が書いた答案を添削してもらいました。 人に読んでもらう以上は恥ずかしい間違いは許されませんので、 予習にも力が入り、 短期間で答案力をアップさせることができました。

(3) パーソナル・ステートメント、 面接について
パーソナル・ステートメントはサークル活動やインターンシップから学んだことをもとに作成しました。 その際、 伊藤塾で開講されている 「明日の法律家講座」 を参考にさせていただくこともありました。 「明日の法律家講座」 の受講を通じて、 合格後を意識したステートメントに仕上げることができました。

学部成績について

基礎マスターで修得した法知識・法理論は法律基本科目の試験でそのまま役に立ちました。 また、 論文マスターなどを通じて学んだ法律論文作成のイロハは、 法律基本科目はもちろんそれ以外の科目のレポート作成にも役立ちました。

志望校選択について

志望校の選択にあたっては、 経済的な理由から、 1.自宅から通学できる法科大学院であることを必須の考慮要素にしていました。 また、 自分ひとりの力で勉強するには限界があると考えていたので、 2.同じ目標に向かって頑張る (しかも頼りになる) 仲間が集う法科大学院であることを重視していました。 私は愛知県に在住していますので、 名古屋大学法科大学院は自宅から通学できますし (1.充足)、 同法科大学院は今年度から選抜方式を外部振分方式に変更したので、 従来に比べて法学既修者の学生が多く集うことが予想されました (2.充足)。 そこで名古屋大学法科大学院を第一志望校にしました。

直前期と試験当日

私が受験した名古屋大学法科大学院の法律科目試験は、 法律知識の基本的な理解を問うもので、 基礎マスターで習った知識を駆使すれば十分合格できるものでした。 そこで試験直前期は、 1.基礎マスターを常識にする勉強と2.制限時間で過去問を解いて、 友人と添削しあう勉強の二つを行いました。

自宅での学習と伊藤塾の個別フォロー

私はもっぱら伊藤塾に通学して勉強していました。 自習室での勉強を通じて、 同じ目標に向かって頑張る仲間や頼りになる先輩に出会えたのでとても心強かったです。
また、 私は伊藤塾の個別フォロー制度を重宝していました。 まず学習の中で生じた疑問は、 伊藤塾名古屋校のクラスマネージャーの方に質問して解消していました。 また進路の悩みについては、 ロースクールコンサルタントの方に相談して解決していました。

スケジュール管理について

在宅受講の場合、 自分のペースで勉強できる一方で油断すると通学クラスの人に置いて行かれます。 そこで私は、 1か月ごとに勉強の計画と達成目標を立てて、 それを実行するように心がけました。

入学前準備として

幸い志望法科大学院に合格できたものの、 併願していた旧司法試験では論文総合Cで不合格となりました。 惨敗というほかありません。 自分の力不足を嫌というほど思い知らされていますので、 2年後に待っている新司法試験もまた不合格になりはしないかと心配です。 そこで、 入学前準備として、 まずは基礎マスターの定着に向けた努力を繰り返そうと思います。 また、 友人と行っている自主ゼミも継続する予定です。 さらに、 2年後の新司法試験を見据えて勉強できるように、 論文式試験出題の趣旨や採点実感などの分析も行うつもりです。

最後に

私がこのたび法科大学院に合格できたのは、 あきらめずに勉強を続けてきたことに加え、 たくさんの人々の支えがあったおかげでした。 先に述べたクラスマネージャー、 ロースクールコンサルタントはもちろん、 伊藤塾名古屋校スタッフの方々、 自習室仲間の皆様、 家族、 彼女には本当にお世話になりました。 この場を借りてお礼を申し上げたいです。 勉強に集中できる環境を提供してくださってありがとうございました。
この合格体験記を読んでくださっている皆様の勉強の役に立てていただければ幸いです。

(2010年1月・記)

 
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