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基礎マスターで基礎的な知識を得ていれば学部の授業も十分に対応できます

M.Uさん (23歳)
大阪市立大学法学部 4年在学中

■合格校
大阪大学法科大学院 (既修)
神戸大学法科大学院 (既修)
大阪市立大学法科大学院 (既修)
同志社大学法科大学院 (既修・半額免除学生)

■適性試験
大学入試センター:71点
日弁連:229点

■学部成績
GPA:3.78

■伊藤塾受講講座 (リンク先は2010年開講のものです。)
入門講座本科生+リーガルトレーニング

はじめに

私が法曹を志したのは小学生の頃ですが、 この頃はただ漠然とした憧れを抱いていたに過ぎませんでした。 その後、 この漠然とした思いは企業法務を扱う弁護士になりたいという具体的なものとなり、 法学部へ進学しました。
このように法曹になろうという明確な思いがあったため、 大学1回生の秋には伊藤塾に入塾しました。 その際伊藤塾を選んだのは、 大学の先輩からのすすめなどもありましたが、 実際に伊藤塾での説明を受けて他の受験指導校に比べ熱意のある印象を受けたこと、 そして全体像を体系的に明らかにすることを目的とした入門講義が用意されていたことが決め手でした。

私がとった勉強方法

(1) 適性試験対策について
まず、 自分がどの程度得点できるかを知るために過去問を解くことから始めました。 私の場合は平均+10点程度でしたが、 本番では多くの場合緊張して実力を十分に発揮できないことを考えると、 実際のところ平均的な値だと思います。
次に、 問題の種類ごとに解法を確認していきました。 適性試験は、 練習すれば誰もがある程度の点数を取ることができる試験だと思います。 実際、 私自身決して得意ではありませんでしたが、 練習を重ねることで本番ではある程度の点数を取ることができました。 ですから、 過去問を解いて仮に点数が悪くとも大丈夫です。 落ち着いて、 一つひとつの解法を確認していってください。
最後に、 適性試験での時間の使い方を確認しました。 適性試験は練習すればできるようになりますから、 限られた時間でいかに早く正確に解けるかどうかがポイントになります。 この時間の使い方の確認には、 伊藤塾の適性試験模試を受講することをおすすめします。 この講座では試験当日と同じ時間設定で模試が行われるので、 時間の使い方を実践的に確認できます。

(2) 基礎段階の学習について
<1> 基礎的な法知識・法理論の修得について
論文対策をも意識した基礎マスターでは、 基礎的な知識だけでなく、 法的な思考方法も無理なく修得することができました。 まずは、 基礎マスターテキストの内容を確実にすることが合格につながると考えてよいと思います。 ここで重要なのは、 ただ暗記するのではなく、 理由を明らかにして知識を本当の意味で自分のものにすることだと思います。 しっかりと自分で考えながら得た知識であれば、 応用の段階でも有用な知識になります。 

<2> 実践段階の学習について
実践段階の学習での目標は、 基礎的な学習で得た知識を書ける知識にしていくことだと思います。 いくら知識を得ても書く練習をしなければ、 論文は書けるようにはなりません。 ですから、 論文マスターで修得すべきなのは知識よりも論文を実際に書く能力です。 単に聴くだけ・読むだけではわかった気になって終わってしまいます。 必要なのは、 予習段階で必ず自分なりの答案を書いてくることです。 実際に答案を書いてみればわかりますが、 知っている知識であっても文章にするのは難しいものです。 また、 予習段階で答案を書くことで実際に自分がどのようなところで躓くのかがはっきりします。
論文マスターで提供される内容は大変素晴らしく、 答案の書き方のポイントや目標とすべき水準を明確にしてくれます。 ですから、 書く努力を惜しまず受講することで、 確実に論文を書くことのできる力が身につくはずです。

(3) パーソナル・ステートメント、 面接について
私はパーソナル・ステートメントを軽く見ていたところがあり、 実際に書いてみると準備不足から予定していた以上に時間を割いてしまいました。
パーソナル・ステートメントを書くうえで、 私が特に重要だと感じたのは文章の客観性です。 パーソナル・ステートメントで評価を得るためには説得力を備えている必要があると思います。 しかし、 内面の変化や感情を描写したところで説得的な文章にはなりえません。 そこで、 客観的な事実をもって自身の特質・能力を示すことが必要です。 この書き方については、 パーソナル・ステートメント対策講座で非常にわかりやすく丁寧に説明していただけます。

学部成績について

法科大学院入試では、 特に国立を目指す方にとっては、 学部成績は軽視すべきではありません。 私は学部成績の重要性を感じ、 できる限りよい成績が残せるように努力しました。 ただ、 学部成績を上げるために何か特別な学習が必要であるとは思いません。 確かに、 学部の授業は時に専門的・応用的な内容を含んでいます。 しかし、 それらも基礎マスターなどで基礎的な知識を得ていれば十分に対応できます。 また、 私の場合は1回生の後期という比較的早い時期から伊藤塾での学習を始めたことで、 学部の授業でアドバンテージを得ることも少なくありませんでした。 ですから、 伊藤塾での日々の学習を丁寧に積み重ねることが学部成績を上げることにもつながると思います。

直前期と試験当日

私は直前期も普段通りの学習を心がけていたので、 特に直前期の対策といったものはしていません。 ただ、 直前期は集中力に欠けるところがあり、 十分な学習ができませんでした。 そういう意味では、 普段からの積み重ねが重要なのだと思います。
試験当日はやはり緊張しますので、 緊張感を和らげるための何らかの対策を考えておくといいと思います。 私の場合は、 緊張を和らげるためには普段通りにすることが一番だと思い、 普段使っているテキストを読んでいました。

自宅での学習と伊藤塾の個別フォロー

私は大学1回生の頃から通学受講していたのですが、 当時は大学での授業、 サークルやアルバイトなどで忙しく、 スケジュール通りに受講できないことも多々ありました。 しかし、 インターネット講義を利用することで、 自分のペースでスケジュールの遅れを取り戻すことができました。 大学生活との両立に不安がある方や開講スケジュールに合わせるのが難しいとお考えの方も、 こうしたフォロー制度を上手く利用することで無理なく学習していくことができるのではないかと思います。

スケジュール管理について

法科大学院入試は適性試験の対策を含めるとかなりの長期間に及ぶので、 時間を上手く使わなければなりません。 そのため、 スケジュールの管理は今回の入試において重要なポイントになったと思います。 私はスケジュール管理をするうえで、 1.大きな目標をできる限り小さな目標に分解して捉えること、 そして2.余裕をもったスケジュールを心がけることの2点を意識していました。

入学前準備として

今回の入試を通して、 理解の不十分な点や答案の書き方で改善すべき点がいくつか明らかになったので、 その確認・改善をしたいと思っています。 そして、 その中でも特に近時の判例への対策の不十分さが目立ったので、 この点に重点を置いた学習を行いたいと思っています。

最後に

私が合格することができたのは、 比較的早い時期から学習を始め、 継続的に努力を重ねたことにあると思います。 実力というのは一朝一夕で身につくものではありません。 学習を続けていく中で思うように力がつかず不安に駆られることもあるかと思いますが、 来年度以降の合格を目指す方は自分を信じて日々の努力を重ねていって下さい。

(2010年1月・記)

 
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