インターネット講義にはいろいろな機能がついていて、 本当に使いやすいです
科埜 貴広さん (23歳)
大阪大学法学部法学科 4年在学中
■合格校
大阪大学法科大学院 (既修)
神戸大学法科大学院 (既修)
同志社大学法科大学院 (既修・半額免除学生)
■適性試験
大学入試センター:53点
日弁連:199点
■学部成績
GPA:3.7
■伊藤塾受講講座 (リンク先は2010年開講のものです。)
入門講座本科生+リーガルトレーニングなど
私が法律家を目指したきっかけは、 高校生の時に級友を医療ミスで亡くした経験からです。 家族や友人が悲嘆にくれる中で、 家族の方は病院を相手に訴訟を起こされることとなりました。 人生の中で躓き、 どう進んでいいのかわからないときに、 法的解決という手段があることを実感し、 自分もこのように、 予期せぬ出来事に戸惑う人々の手助けをしたいと考えました。
受験指導校たる伊藤塾を利用させていただいたのは先輩のすすめからでした。 先輩曰く、 伊藤塾は講座はもちろんのこと、 その後のフォロー体制が整っているとのことでした。 実際に伊藤塾に入ってみて、 確かに丁寧な講義が展開されるだけでなく、 校舎に行けなかったときもインターネット講義があり、 自分の予定に合わせて勉強を進めることができる点が優れていると感じました。
また、 周りには志を同じくする友人がおり、 負ける訳にはいかないという気持ちを強く持てましたし、 自分の勉強の進み具合を友人と比較することでより計画を立てやすくなりました。
(1) 適性試験対策について
適性試験対策講座を受講しました。 結果的には決して自分の適性試験結果に満足しているわけではありません。 しかしながら、 当初の解き方を全く知らないままの状態で挑んでいたならば決して司法試験で好成績を収める上位校に合格できていなかったと思います。
全く解き方を知らなかった僕でも、 何からどのように勉強を始め、 また実際の問題を解く上でどのように解きすすめていけばいいのかを丁寧に教えてもらったおかげで、 なんとか合格最低ラインに乗せることができたと感じています。
(2) 法律科目試験対策について
<1> 基礎的な法知識・法理論の修得について
入塾当初は基礎マスターを通学で受けていましたが、 大学・バイトが忙しくなってからは自宅でインターネットフォロー制度を活用して勉強しました。 始めの段階では1回1回の講義を完璧に理解しようと細かなところまでメモし、 努力しました。 しかし、 法律は全体像を理解してから細部を詰めていくほうが効率的だと気付いてからは、 最初の基礎マスターは講師が重要だと言ったところを重点的に押さえ、 その後に論文マスターなどでわからないところを基礎マスターのテキストに戻りつつ勉強しました。 大まかな理解の後に、 論文マスターなどの実践段階でさらに基礎マスターの穴を埋めていく方法こそ効率的ではないかと感じています。
<2> 実践段階の学習について
時間の都合上、 全ての 「問題研究」 の問題を予習することはできませんでした。 しかし全ての問題について1分でも事前に考えていくことで、 自分の理解度や欠点を見つけることができると思います。 一瞬の予習でも自分のわからないところが発見できるからです。 ささいなことですがとても重要なステップであったと思います。 また、 講師がAランクだと言った問題については詳細な答案構成を作成し、 それ以外についてはほぼ目次程度の答案構成を作成することをしていました。 この作業は遅々として進まず、 非効率的ではないかと思っていましたが、 受験が近づくにつれ、 忘れていた問題の解き方や考え方を即座に思い出すことができ、 非常に役立ったと思います。
また、 法科大学院入試では基本的な判例を題材として問題が作られることが多いので、 条文・判例マスターを入試までに再チェックしました。 これにより基本的判例に基づいていた大阪大学法科大学院と神戸大学法科大学院の憲法の問題で高得点が取れたことはとても大きかったと思います。 神戸大学法科大学院の行政法の試験は出題範囲が狭く特殊な問題になっていますが、 毎年同じ手続過程を問うていることに気付いた後は、 手続過程の復習をしました。 その結果、 適性試験結果の悪い自分のような者でも合格することができたのだと思います。
私は、 2回生の夏休みに全く法律の勉強をしていませんでした。 その結果ライバルには大きく引き離された感がありました。 しかしながら学部の授業と試験だけは真面目に受けていましたので、 その数ヶ月分の遅れを比較的簡単に埋めることができたと思います。 学部の授業では教授の専門箇所に特化されることが少なくなく、 全体像を見失いがちですが、 こういうときに伊藤塾のテキストで自分が今どこの勉強をしているのかを確認することができました。
私は関西にとどまりたいとの思いから同志社大学と関西の国立大学の法科大学院を受験しました。 そのうち同志社大学法科大学院は授業料半額免除の合格をいただきましたが、 やはり国立大学の法科大学院に行きたいとの思いがありました。 そこで合格した大阪大学法科大学院と神戸大学法科大学院を比較しようと思い、 母校ではない神戸大学法科大学院に見学に行き、 神戸大学法科大学院に通う先輩に話を聞きました。 教授陣の熱心な指導という点では神戸大学法科大学院はどこの法科大学院よりも優れていると感じましたが、 交通の便も悪く周辺に住むとなれば物価が非常に高いので、 愛着ある母校大阪大学の法科大学院にとどまることと致しました。
直前期になれば新しいことをするよりも今までの基本的な事項を確認すべきだと考え、 以前より作成していた論文マスターの 「問題研究」 の答案構成を何度も読み返しました。 法科大学院試験では基本的なことをいかに論理立てて詳述できるかが勝負の分かれ目になると聞いていました。 その点に気をつけて、 発展内容を勉強したいというはやる気持ちを抑えてあくまでも基本的内容の復習を心がけました。 そのおかげで、 適性試験結果の悪い自分でも同志社大学法科大学院では半額免除の合格をいただき、 神戸大学法科大学院や大阪大学法科大学院の合格を勝ち取ることができたと考えています。
通学コースを受講していましたが、 大学やバイトの都合上どうしても通い続けることはできませんでした。 しかし、 時間的に余裕がないことはありませんでしたので、 インターネット講義を大いに活用させていただきました。 今ではいろいろな機能がつけられており、 本当に使いやすくなったと感じています。 オープンスクールも閲覧でき、 勉強に疲れたときは経験豊富な実務家の講演を聴いてやる気を出しました。
伊藤塾の勉強は長期にわたるものである以上、 大なり小なり遅れは出てきてしまいました。 大幅な遅れをとってしまったときは、 あとどれくらいの講義が残っているのかを全て紙に書き出して、 完成時期から逆算して1日の勉強量を考えました。 基礎マスターについてはどこも抜かすことはできませんが、 論文マスターについては必要最小限の部分を勉強するだけでも、 他の受験指導校で論述の練習をせずに勉強してきた人たちとは、一線を画することができると思います。
4ヶ月くらいの時間があります。 4ヶ月も勉強しないでは今までの苦労が水の泡となってしまいますので、 自分で基礎マスターを復習しています。 また、 民事訴訟法については基礎マスターのテキストのみで勉強をしてきましたので、 基本書を購入して基本をたたき直そうと考えています。
私が合格できたのは、 ハイレベルな勉強をしている友人が周りにいたからだと感じています。 その友人たちと週1回必ず 「問題研究」 を使って自主ゼミを開催しました。 ハイレベルな質問にたじたじの自分でしたが、 そのような一緒に勉強できる仲間がいたことは本当に幸せだったと思います。 彼らと過ごす時間がなければ、 決して今の合格はなかったと確信しています。 この場を借りてお礼を言います。 大阪大学の図書館で一緒に勉強してくれた法律相談部のみんな有難う。 みんなの進路での活躍を祈っています。
(2010年1月・記)
