短期合格できたのは伊藤塾を信じ、 伊藤塾の教材のみをひたすら繰り返したおかげです
滝浦 のぞみさん (22歳)
東北大学法学部 4年在学中
■合格校
東北大学法科大学院 (既修)
神戸大学法科大学院 (未修)
■適性試験
大学入試センター:82点
■学部成績
GPA:3.38
■伊藤塾受講講座 (リンク先は2010年開講のものです。)
入門講座本科生、パーソナル・ステートメント対策講座、ハイレベル論文答練、 コンプリート論文答練など
私は、 中学生の時に見た裁判傍聴で衝撃を受け法曹に興味を持ち、 高校の文系・理系の進路選択で様々な業種を考える中で弁護士を目指すことを決め、 大学の法学部に入学しました。 大学1~2年生の時は授業や行事・サークルに時間を割いていたため、 大学3年生の春に周りに遅れて伊藤塾に入塾し、 インターネット受講という形で伊藤塾の講義を受けてきました。
受験指導校選択に関しては、 以前から“伊藤塾はテキストがわかりやすく講義の質が良く、 実績がある”と聞いていたこと、 伊藤塾長が仙台で行った講演会に行き、 お話に感銘を受けたことなどから、 ダブルスクールする期間が短いのも考慮して他の受験指導校より短時間で効果の出る伊藤塾を選びました。 そして今、 この選択は間違っていなかったと実感しています。
(1) 適性試験対策について
私は適性試験が肌に合うタイプのようで、 試験の1年ほど前に過去問にチャレンジしたところ結構解けたので、 本番1ヶ月前くらいまで対策らしい対策はしませんでした。
直前対策として伊藤塾の適性試験模試を自宅で行ったため、 少々緊張感に欠けていました。 ですから、 模試を受けるのであれば会場で受けることをおすすめします。 伊藤塾の適性試験模試の解説はとてもわかりやすいです。 私は直前期、 伊藤塾の解説講義を聴き、 解き方を覚えた上で、 ひたすら過去問を解くことで解答時間を短縮させていきました。
適性試験には向き・不向きがあると思います。 数学や論理パズルの問題が好きな人は、 コツさえつかめばスムーズに点数が伸びるので、 自分が適性試験に向いているかを早く判断して各自に合った対策を行う事が大事だと思います。
(2) 法律科目試験対策について
<1> 基礎的な法知識・法理論の修得について
<勉強方法>伊藤塾長が常におっしゃっていますが、 基礎知識を学ぶ段階では、 しっかり復習して知識を定着させることが一番大事だと思います。 私は最初復習のサイクルが上手くできていなかったため、 とても苦労しました。 暗記カードや論点ノートなど効率的に復習する方法は多くありますが、 続けられなければ意味がありません (私の場合、 暗記カードを作った時点で満足してしまいうまく活用できなかったので、 覚えたい内容は紙に書いてひたすら部屋の壁に貼っていました)。 早めに自分に合った復習サイクルを確立し、 それを継続することが大切だと思います。
<精神面>法律の勉強を始めたばかりの頃は、 覚えるべき知識が莫大で先が見えず、 霧の中を山頂が見えない状態で山を登っているような感覚だと思います。 私も何度も何度も投げ出したくなりました。 山頂の見えない山を登りきるには、 地図を頼りに現在地を確認する事が重要です。 法律の勉強においても、 各法律の全体像をあらかじめ頭に入れ、 今は目次の中のどの部分を学んでいるか?を意識しながら勉強する事が必要だと思います。 そうすれば、 あらかじめ法律の構造を理解し、 引き出しを作った上で記憶する事で効率的に覚えることができます。
<2> 実践段階の学習について
私は勉強期間が短かった事もあり、 論文マスター以降の講座は受けずに2種類の答練で答案の書き方を覚えていく形をとりました。 時間に余裕のある人は、 論文マスター等の実践段階の講座も受講した方が答練をスムーズにこなせると思います。
私が受験した東北大学は、 7法 (6法+行政法) について論述問題を課しており“7科目中2科目以上の得点が一定の学力水準に達しない場合、 第2次選考総得点の順位にかかわらず不合格となる”という基準が設けられていたので、 どの法律も気が抜けませんでした。 この点伊藤塾の答練は、 7法全てについて基礎を問う問題から応用的な問題まで様々そろっていたのでとても役に立ちました。
(3) パーソナル・ステートメント、 面接について
パーソナル・ステートメントや面接は、 大学ごとに特徴があります。 その特徴を自分で研究し解明する作業は、 なかなか難しく時間もかかることなので、 パーソナル・ステートメント、 面接に関しては伊藤塾の対策講座等のプロの助けを受けるのが一番だと思います。
ステートメントを書く際、 伊藤塾で配信している 「明日の法律家講座」 がとても参考になりました。 将来の法曹像が浮かばない場合などは、 勉強の合間に気分転換も兼ねて 「明日の法律家講座」 を色々聴いて、 自分と似た考えの先輩を探したり、 将来について考えてみるのもいいと思います。
私は、 伊藤塾での受講を始めたのが遅かったこともあり学部成績がとび抜けて良いわけではなかったので、 結果的に大きなアドバンテージにもダメージにもなっていなかったように思います。 しかし、 あまりにひどいと私立大学法科大学院の基準点に足りず致命傷になってしまうので、 できるだけ頑張った方がいいと思います。 学部成績を計算する際、 大学1年生時の一般教養の成績も加味されるので、 大学1年生時の授業だからといって疎かにしていると後で泣きを見るので気をつけましょう。
志望校を選ぶ際に私が基準としたのが、 1.新司法試験の合格率2.大学院に行くことでかかる費用3.卒業後の就職先でした。 まず費用の面から志望校を国公立大学法科大学院に絞り、 卒業後に仙台で働きたいという希望も踏まえ、 新司法試験の合格率を基準として考えた時に、 現在在学している東北大学の法科大学院に通う事が自分にとって一番であると考え、 第一志望を東北大学法科大学院にしました。
志望校選択の際合格率を重視する事も大事ですが、 司法試験の受験までまだまだ先は長いので、 肉体的にも精神的にも勉強に打ち込める環境であるか?ということも重要だと思います。 私の場合、 4年間慣れ親しんだ仙台の地であと2年間勉強できる事はベストだと感じています。
直前期は、 友人と組んだ勉強会 (約10名程度) で過去問検討を行ったり、 自習としては伊藤塾の 「問題研究」 を見直す作業を行っていました。
直前期のような大事な時期は自分のペースで勉強したいという事で、 一人で勉強する方法を選ぶ友人もいましたが、 私の場合、 他人に説明することで抜けている知識に気づけたり、 雑談の中から最近出た判例について知ったりと、 直前期にも友人と関わる時間を設けた事が良い刺激となりとてもプラスに働きました。 この時期をどう過ごすかは個人の好みによるので、 自分はどういうタイプかを見極めておくといいと思います。
試験当日は、 学部の友人が周りで多数受験していたため、 緊張せずに受験できました。
私は、 伊藤塾校舎のない仙台で受講したため、 全ての講義をインターネットで受講しました。 在宅での勉強は、 時間を強制されないため自由に聴き進めることができる反面、 ペースメーカーがないため怠けがちになってしまうという欠点があると聞いていましたが、 私の場合インターネット講義を上手く活用できたと思います。
例えば、 講義を2倍速で聴き、 重要な場面を巻き戻してもう一度聴くことで、 講義をただ漫然と聴き流すのではなく短時間で集中して聴くことができました。 また、 講義の音声をパソコンにダウンロードして音楽機器に入れて持ち歩く事で、 日常の移動時間等にも勉強することができました。
在宅受講をしていた私にとって、 スケジュール管理は大きな課題でした。 伊藤塾のフォロー制度を利用していた友人もいましたが、 私は他人にスケジュール等を管理されるのが窮屈で嫌だったので、 最後まで自分で管理していました。
計画の立て方としては、 最初に大まかな計画を立て、 それをどんどん月単位・日単位と細かくしていく方法がいいと思います。 どの方法にせよ、 予定に余裕を持たせておかないと途中で自滅してしまうので、 少しルーズに計画を立てることが重要だと思います。
また、 勉強ばかりで精神的に鬱になってしまうと勉強の効率も悪いので、 たまには勉強をしない日を作って気分転換するのもスケジュールの内!と考えて気長に勉強していくことも大事です。 私の場合、 進路の全く違う友達と交流したり、 カラオケでストレスを発散したり、 子供向けのアニメをぼーっと眺めるなどして (笑) 気分転換していました。
既修者コースは最初から高度な授業を行うと聞いているので、 入学後の授業に乗り遅れないよう基礎マスター7法を見直し再度基礎を定着させ、 選択科目についても入門書などを読んでおこうと思います。
私が短期間で合格できたのは、 伊藤塾を信じ、 伊藤塾の教材のみをひたすら繰り返し読みこなしたおかげだと思います。 受験直前は、 不安からあれもこれもと色々なテキストに手を出したくなってしまいがちです。 しかし、 なんとなく知っている知識が多くあるよりも、 数は少なくとも確実な知識がある方が受験に直結するので、 これと決めたテキストを繰り返しやり抜くことが重要だと思います。
今の私は、 法曹への道のスタート地点に立ったにすぎないので、 これから2年間仲間と切磋琢磨し、 新司法試験を一発合格できるよう頑張りたいと思います。
最後に、 受験期間は精神的に不安定になることが多く、 周りの人たちの支えなしでは乗り越えられませんでした。 受験生活をサポートしてくれた家族、 友人、 周りの人々に感謝、 感謝です!この場を借りてお礼を申し上げます。 本当にありがとうございました。 そして司法試験合格までもう少しお付き合いください。
これから受験する皆さんが、 希望の進路に進まれる事を願っています。 頑張ってください!
(2010年1月・記)
