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勝因は、 諦めずに講師の言うことを信じ、 伊藤塾の教材を繰り返したことに尽きます

今枝 正隆さん (23歳)
早稲田大学第二文学部 4年在学中

■合格校
名古屋大学法科大学院 (既修)

■適性試験
大学入試センター 60点
日弁連 169点

■学部成績
優比率 58%

■伊藤塾受講講座 (リンク先は2010年開講のものです。)
入門講座本科生+リーガルトレーニング、ベーシック論文答練、
コンプリート論文答練など

はじめに

私は、 大学では社会や人間について深く学びたいと思い、 社会学や心理学の学べる文学部に入学しました。 その一方で、 これから社会に出て行く上で、 法律や経済の知識は重要だと思い、 その中でも興味の湧いた法律の勉強もしたいと考えるようになりました。
そして、 大学2年の2007年6月頃に伊藤塾長クラスに入塾しました。
伊藤塾を選んだ理由は、 既に伊藤塾で勉強していた友人の話に魅かれたこと、 短期合格者が多いこと、 伊藤塾長の講義がわかりやすかったこと、 説明会でのスタッフの応対が丁寧だったことなどです。
受験指導校を利用するメリットは、 受験の情報やノウハウが蓄積されており、 独学よりも効率的に安心して勉強できることや、 同じ目標を持った仲間ができることにあると思います。
私は、 不安になったとき、 勉強法に迷ったときに合格体験記を何度も読み返して勇気づけられたり勉強法の指針になったりしましたので、 この体験記が何かしらの参考になれば幸いです。

私がとった勉強方法

(1) 適性試験対策について
私の適性試験の対策は、 不十分で反省すべき点だと思います。 適性試験が苦手とわかりながらも法律科目が重要だからといって適性試験の勉強から逃げていました。 結局過去問5年分と模試を5回分を受験しましたが、 思うように点が取れませんでした。 今思えば、 逃げずに少しずつでもコツコツとやるべきだったと思います。

(2) 法律科目試験対策について
<1> 基礎的な法知識・法理論の修得について
私は、 基礎マスターの段階では講師の指示に従い、 理解すべきところは理解し、 記憶すべきところはカードを作ったりして記憶しようと努めていました。 復習に関してはテキストを読み直し、 記憶すべきところの定義・趣旨・論証などは書いて覚えようとしました。
もっとも、 最初からすべて理解し、 記憶することは不可能だったので、 長期休暇を利用したり、 電車の中で勉強したりして、 何度も見返していました。
この頃は、 本試験でどのように問われるのか意識せずに勉強していたため能率が悪かったと思います。 実際は、 論文マスターや択一の勉強と並行して復習することで、 知識の使い方がわかり、 理解や記憶が進みました。 ゆえに、 早い段階から問題を解いてみることが重要だと思います。

<2> 実践段階の学習について
私は、 実践段階の学習として、 条文・判例マスターで憲法・民法・刑法の知識を条文に沿って整理し、 論文マスターやゼミなどで論文の書き方を学びました。 このときの学習は基礎マスターで習った内容を違った角度で学習するもので、 この時期に何度も基礎マスターを参照しながら勉強することで次第に実力が着いてきたように思います。 また、 実際に書く練習としてコンプリート論文答練や論文直前答練で初見の問題を時間内に書ききる練習ができました。 こうした答練を通じて実践的な力が養成されました。
名古屋大の法律科目試験は、 細かめな用語説明問題が出たり、 民法の問題文が長かったりと面食らう印象を受けました。 しかし、 ひたすら基礎マスターのA、 B+レベルの基本的な条文・定義・趣旨・論点から考えて答えるようにしました。

(3) パーソナル・ステートメント、 面接について
私はパーソナル・ステートメント対策として伊藤塾の講座を利用し、 合格者の再現を素材として評価される書き方を学びました。 また、 パーソナル・ステートメント作成では、 自分の文章を客観的に見てもらうために、 添削制度を利用したり、 ロースクールコンサルタントの方に見ていただいたことにより、 自分では気付きにくかった悪い点がわかり、 何度も修正するうちにわかりやすい文章に仕上げることができました。
さらに、 内容面に関しては、 「明日の法律家講座」 が非常に役に立ちました。 身近なところに法曹実務家の人がいなかった私にとって、 実際の法曹実務家の方のお話が聴ける貴重な機会となり、 自己の目指す法曹像がはっきりしていきました。

学部成績について

私は、 他学部聴講制度を利用して法学部の授業も履修していました。 法学部の授業は、 一度基礎マスターで習った内容なので、 授業の理解は楽にできました。 学部試験も答練と同様に基礎マスターのテキストや「問題研究」の復習をして受験していました。

志望校選択について

私は、 志望校を選ぶにあたって、 実家から通える点、 将来の就職先、 学費などを考慮して決めました。 また、 私は受験戦略として、 適性試験や書類審査の配点が低く法律科目の配点が高かったこと、 未修者コースを併願できることから名古屋大学法科大学院を選択しました。

直前期と試験当日

私は、 私立をいくつか受験したのですが、 全滅しました。 そこで、 自分の法律の力に自信がなくなり、 適性試験や学部成績なども良くないため、 国立受験まで 「浪人」 の文字が頭を過ぎりました。 しかし、 伊藤塾長や合格体験記で多くの方がおっしゃっていた 「最後まで絶対にあきらめない」 という言葉を自分に言い聞かせながら、 基礎マスターテキストの「基本中の基本」という当たり前で十分理解してるという箇所をしつこく見直したり、 「問題研究」 のA、 B+レベルの問題の答案構成を繰り返すことをひたすら続けました。 そして、 受験の2週間前に過去問を解いたのですが、 とても難しく感じました。 試験当日も商法はほとんど白紙で、 行政法も問題を読み違えており、 時間不足にもなり、 途中であきらめそうになりました。 ただ、 ここであきらめたら合格の可能性はゼロになると思い、 最後まで必死に答案を書ききりました。

自宅での学習と伊藤塾の個別フォロー

私は、 自宅では集中できないのでいつも大学か伊藤塾の自習室で勉強していました。 また、 インターネットで講義が2倍速で聴ける点がとても良かったです。 時間が節約できると共に、 繰り返し聴いて復習することで理解が深まりました。

スケジュール管理について

私は、 スケジュールは試験日から逆算して目標を立てるとともにおおまかな予定を決めていました。 また、 手帳には日程の決まっている講義や答練の予定を全て書き込み、 その他時間が空いているところに自習の予定として使う教材と学習目標を書き込んでいました。

入学前準備として

入学後は授業の準備などに追われて自分の勉強をする時間がとりにくいと聞きます。 そして、 司法試験は基礎が一番大事と言われています。 そこで、 入学までに今一度基礎マスターテキストや 「問題研究」 で基礎知識の再確認をしておきたいと思います。

最後に

私は特に秀でたものがなく、 何度も挫折しながらここまで来ました。 今回幸いにも合格できた勝因は、 講師の言うことを信じて、 手を広げずに伊藤塾の教材を何度も繰り返し、 長期的にみれば最後まであきらめなかったことに尽きると思います。
最後に、 法科大学院に合格できたのは、 たくさんの人の支えがあったからだと強く感じています。 特に、 ロースクールコンサルタントの加納さん、 友人のA君には私立入試から国立入試までの不安な時期に励まされ、 勇気づけられました。 本当にありがとうございました。
これから法科大学院を受験される方も、 周囲の人を味方にしながら何があっても最後まで自分を信じて頑張ってください。

(2010年1月・記)

 
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