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1995年12月

1995年12月 1日 (金)

第4回 塾長雑感

 10月は私にとって三つの喜びが重なった月でした。

 一つめは言うまでもなく私が今まで受験指導してきた多くの受験生が立派に最終合格を果たしたこと。その喜びの声を全国から聞くことが出来たのがやはり最大の喜びです。しかも合格祝賀会にも予想を大幅に上回る多数の方に参加していただいてこんなにうれしいことはないと思いました。

 二つめは無事に講座を開講できたことです。そんなの当然じゃないのと言われてしまうかもしれませんが、六月からこの日のために準備をしてきたスタッフ一同、本当に授業を開始できたことが心からの喜びなのです。

 三つめは私の前職のLECから訴えられていた裁判で私どもが勝訴したことです。「開講するな」という大変厳しい訴えで、しかも法律の専門家同士の戦いだったものですから、絶対に負けるわけにはいきませんでした。

 裁判に勝って、テキストも出来て、何事もないように授業が始まってからは、伊藤塾の講座に申し込むことに対してあまり抵抗はないかもしれません。しかし、六月の時点ではいろいろな噂が飛び交い、テキストもなく、本当に開講できるのかと不安な方もいらっしゃったのではないかと思います。それでも私たちを信頼してくださり、早い時期から講座に申し込んでくださった、多くの受験生の皆さんには言葉では言い尽くせないほど感謝しています。皆さんの励ましや協力なしにはここまでこれませんでした。ここは本当にみんなで創っていく塾なのです。私はこの感謝の気持ちをどのように皆さんに伝えたらいいのか考えました。でも、今は、それは応援してくださる皆さんを確実に合格させること、将来、どこへ出ても恥ずかしくない法律家の卵として皆さんの能力を引き出すこと、それが私にできるすべてなのだと思っています。

 さて、今年も私の授業を聴いてくれた多くの合格者が新しいスタートラインにつきました。来年そして再来年は皆さんの番です。

 世界はしっかりとした理念と、原理原則を学び、柔軟性を発揮し、謙虚さを持って行動できる真の法律家を待ち望んでいます。

 さあ、今日も、一緒に頑張っていきましょう。