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1997年1月 1日 (水)

第17・18回 素直に生きる

 仕事を終えてみると綺麗な朝焼けです。
 東の空がビルの谷間から次第に朱に染まっていく。富士山も白くくっきり浮かび上がり冬の空気のきりっとした透明感を際だたせます。この瞬間は東京にいても地球を感じることができる、私には貴重な時間です。明けない夜はない、このいささか陳腐ですが意義深い言葉をかみしめることができる時でもあります。

 こうして自然を感じると不思議と素直になれます。

 この一年間自分はしっかりやってきただろうか。人にえらそうにものを言えるほどに自分に厳しくしてきただろうか。

 この太陽が世界の人々をあまねく照らし出すように分け隔てなく人に接することができたであろうか。ああすればよかった、こうすべきだったと、反省点ばかりが思い浮かんでしまいます。
しかし、そんな自分でも、今こうしてここにいられることに心から感謝します。一年間私を支えてくれたスタッフ、塾生の皆さん、関連企業の皆さんたちのおかげで今こうしていられるのです。

 皆さんは来年をどんな年にしようと思っていますか。一期生一・五年生、中上級の皆さんはいよいよ勝負ですね。他でもない皆さんが合格者になるのです。自分で自分を合格者にしていくのです。最後まで絶対に諦めないしぶとさを見せてください。二期生の皆さんや、一期生二・五年生の皆さんは、今くらいから勉強も大変になってきます。自習室で勉強していても先が見えなくて、つらくて涙が止まらなかったという今年の最年少合格者がいます。彼女は根気で粘り続けていれば必ず道は開けると信じて頑張りました。三期生の皆さんはこれからですが、基礎の段階は皆さんが考えている以上に重要です。今が勝負どきです。在宅生の皆さんは、通学生以上に自分に勝つことが必要になります。日本一の教材を使っているのですから、自信を持って前に進んでください。この塾便りを読んでいただいているだけの皆さんも大切な仲間です。自分のペースで来年は是非自己実現を果たしてください。

 そして、皆さんたちはすべて、二一世紀の世界を進化させる大切な使命を担っています。だからこそあえてこの苦難の道を選びました。

 いつもいっているように運命とは自分の命を運ぶこと。勇気をもっての決断と実行の繰り返しです。決断したあとはあせらずじっくりそれを実行するだけです。皆さんが自分で下した決断は必ず正しい結果をもたらします。多少の軌道修正をしながら着実に進めば必ず実現します。
こんなことを考えているうちに太陽がもう昇りきりました。来年もこの自然と同じようにバランスのとれた素直な生き方をしたいと思います。

 どうぞ、よいお年をお迎え下さい。