2019年2月21日 (木)

2019年公務員試験の受験案内が公表されています

今年の公務員試験に合格することを目標にしている方にとっては、この3月から4月は集中して勉強をしなければならない時期です。わずらわしいことは、すべてどこかに放り出したいところだと思います。

そのような気持ちが災いするのでしょうか。受験申込みをしなければならないとはわかっていながら、「いつでもできる」などと後回しにして、気付いたら申込期間が終わってしまい、これまでの努力がすべてむだになってしまったという例が、少ないとはいえ、毎年のように出ています(昨年もありました)。

これほど残念なことはありません。いくら嘆いても取り返すことができません。 私たちは、毎年、この時期には、「申込みを忘れるな」「すぐ申し込むように」と繰り返し注意を喚起しています。今年こそ、申込みをしそこなったという事故をゼロにしたいと思います。

インターネットが普及しているこの社会状況を反映して、人事院が所管する国家総合職や国家一般職試験は、すべてインターネットによる申込みになっています。 都庁や特別区、裁判所は、郵送による申込みを認めています。それぞれの試験案内で確認してください。

くれぐれも申込期間を確認し、日にちにこだわりがないのであれば(中には「大安」に申し込むという方もいます)、受付が始まったら直ちに手続をしてください。

これからの2か月、3か月のがんばりが結果を大きく変えてきます。集中と継続です。

2019年2月21日 柳原猛講師 (法律・行政系担当)

2019年2月20日 (水)

<学習コラム>自由貿易vs保護貿易 (自由貿易の重要性)

皆さんもニュースで見聞きしていると思いますが、日本が主導して11カ国で締結したTPP11(環太平洋経済連携協定)が2018年12月30日に発行しました。 TPP(環太平洋経済連携協定)は、当初12カ国で交渉していたが、アメリカが離脱したため、日本が主導して成立させました。

このTPP11は、自由貿易を推進することを目的に、関税を引き下げたり撤廃することが主要な目的です。関税とは、外国からの輸入品にのみ税金を課すものです。この関税を撤廃することで、加盟国間の自由競争を促進して経済を活性化させることが目的です。 日本は、お米などの少数の例外を除いて、外国からの輸入品の約95%の関税を最終的に撤廃することになります。また日本からの輸出品の関税も撤廃されたり引き下げられるため、日本の輸出が増加し、日本経済にプラスの影響が期待されます。

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2019年2月4日 青野覚講師 (経済系担当)

2019年2月19日 (火)

「webドリルについて」

受講生の皆さんは、webドリルを上手に活用していますでしょうか?

今回はwebドリルについてご紹介していきたいと思っています。伊藤塾の公務員試験対策講座では、一部の科目を除き択一問題演習について、webで択一問題演習ができるようになっています。公務員試験対策講座で使用している択一問題集(通称これ完)は、内容がとても充実していますが、その分ボリュームが多いので持ち運びにはやや不便かなと思います。

その点、webドリルはスマホでの演習を想定して作成してありますので、スマホさえ持っていればどこでも演習ができます。従来の紙の問題集では実現できなかった利便性があります。スマホさえあればたとえ教材を持っていなくても電車の中でも(周りの迷惑にならない様に)演習をすることができます。まぁ、遊びに行った先で問題演習などしたくないかもしれませんが・・・

その他にも、webドリルは演習した履歴がしっかりと残るので紙の問題集に比べて後から復習しやすいという利点があります。紙の問題集をノートに解いた場合、あとで見直そうと思ってもノートが見つからなかったり、探すのが面倒だったりと少し手間がかかることがあります。この点においても、webドリルは解いた日付や正答といった履歴が残っていますので後からとても復習しやすくなっています。間違えた問題だけ解くといったことも容易に行うことができます。

また、webドリルは、紙の問題集と同様に法改正や社会情勢に合わせて随時改訂を行っております。以前解いたことがある問題であっても、解説が変わっている場合があるかもしれません。そういった部分を探してみるのも楽しいでしょう。

Webドリルをより良いものにするために受講生の皆さんのご意見をお待ちしております。

2019年2月19日 伊藤塾 公務員試験科 原

2019年2月14日 (木)

面接カードの添削を受けましょう

2月も中旬になり、本試験の本格的開始時期まで2ヶ月ちょっとという時期になりました(例年だと、衆議院法制局の4月20日前後が皮切りです)。皆さんは、『これ完』演習の繰り返しやテキストの読み返しなど、筆記試験対策に集中していることと思います。

しかし、合格・内定を獲得するためには、この時期にそれだけをやっていればよいかというと、そうでもありません。公務員試験では人物試験対策も極めて重要なので、それも進めておきたいところです。とはいえ、筆記試験を通過しなければ人物試験には進めないので、筆記試験対策を何日も完全に中断してまで人物試験対策をやる必要はありません。そこで、ぜひやってもらいたいのは、この時期の筆記試験対策の合間に、1回は面接カードの添削を受けるということです。

もし、伊藤塾が実施している模擬面接の直前に初めて面接カードを書き、そして模擬面接を受けるとなると、カードの内容がそれほど練られていないことから模擬面接がうまくいかないということがあります。そして、模擬面接で修正し、修正したものを確実に自分のものにした上で本番の面接に臨むことができればよいのですが、そこまでの余裕と時間がない場合、本番の面接で思うようにいかないということがありえます。

皆さんは、そうならないように、ぜひ、この時期に面接カードの添削を1回は受けておきましょう。筆記試験突破後のことも見据えながら、カードの内容を検討し、書き上げてみてください。私たちは、それをビシッと添削してお返しします。皆さんは、それを基に、面接カードをブラッシュアップしていきましょう。

2019年2月14日 松田圭介講師(行政系担当)

2019年2月12日 (火)

「はやぶさ」が小惑星「りゅうぐう」へ

みなさん、こんにちは。辻です。毎日、寒い日が続いていますが、風邪などひいてないでしょうか?さて、昨年、自然科学関係のニュースとしては、6月に「はやぶさ2」が小惑星「りゅうぐう」上空に到着したことが話題となりました。その「はやぶさ2」が今年2月にいよいよ着陸予定だということで、今日はこの話題を取り上げたいと思います。

「はやぶさ2」は、あの映画にもなった、世界で初めて小惑星から岩石を採取して地球に持ち帰った小惑星探査機「はやぶさ」の後継機として、2014年12月に種子島宇宙センターからH2Aロケットで打ち上げられました。

これまで目的地の小惑星「りゅうぐう」まで実に32億キロもの旅路を続けていたわけです。「りゅうぐう」とは地球と火星の軌道付近を通りながら1年余りをかけて太陽の周りを周っている1999年に発見された小惑星で、詳しい形状はこれまで不明でしたが、「はやぶさ2」が撮影した画像を解析すると「こま形」だったそうで、チームのメンバーからは、「まるで機動戦士ガンダムの要塞ソロモンだ!」との声も上がったそうです(これを聞いただけで、僕などはテンション上がります。笑)

計画では、はやぶさ2は「りゅうぐう」上空にとどまりながら調査を続け、その後は着陸し、地表面調査を行う予定で、その着陸時期に注目が集まっていました。しかし、着陸に適した広い砂地があるだろうとの当初の予想に反して、表面に岩石が多く、着陸はかなり困難を極めることがわかったのです。

責任者の津田雄一マネージャーが「神様はそんなに優しくない」と漏らしたそうですが、この方が言うと、思わず「深い…」と言いたくなりますね。それでも、そんな困難を乗り越え、2019年2月に「はやぶさ2」が「りゅうぐう」にタッチダウン予定であることが発表されました。今後の報告が楽しみですね。

2020年には、地球に「りゅうぐう」で採取したサンプルをカプセルに入れて帰還する予定だそうです。そうなれば、また、一つ宇宙の謎が解明されるのでしょう。それとも、カプセル開けたら、一気におじいさんになったりして…笑

2019年2月12日 辻利通講師 数的処理・自然科学分野担当

2019年2月 5日 (火)

他人を励ます

「がんばれ!」「頑張ってください!」

他人を激励することは難しい、というか激励の言葉自体が不足していて貧しいように思います。

正月風物の駅伝大会では、ある大学の監督さんが同伴車から選手に叱咤激励として「お前は男だろう」という言葉を連呼していましたが、これなどは30年前ならばともかく現在では相当に違和感を抱かせます。

定型的な励ましの言葉にはもちろんそれなりの有用性がありますが、しかし本当に苦境にある人に対してはおざなりの言葉としか響かないでしょう。

苦境にある人、挫折しかかっている人に対してはどのような言葉をかけたらよいでしょうか。もちろん一般的な方式はありません。しかし、一つのみごとな例を紹介したいと思います。

上田閑照氏はドイツ語著作も多く、海外にも読者を持つ優れた宗教哲学者です。上田氏は40代に入ったころ数年来の経験にうちひしがれていました。ある日、師の西谷啓治先生に「すべてがいやになりました」と訴えました。すると、一呼吸おいて師は、「それはいいことだ」といいました。この言葉は、自身の「存在を別調に転じる一転語になった」と上田氏は述べています。

師弟間の信頼がなければ「すべてがいやになりました」と告げることはできないでしょう。しかし、それに同情するのではなく、単なる励ましではなく、相手の「存在」に働きかける「それはいいことだ」という一語は達人的です。

2019年2月5日 伊藤塾 公務員試験科 大井

2019年2月 4日 (月)

「おせち」の価格上昇を経済学の視点で考える Part 2

※「おせち」の価格上昇を経済学の視点で考える(Part 1)は、こちらです。

ここで船舶全体の総漁獲量が最大化する状態が社会的に望ましいとすれば、法律による規制や漁獲権(権利のない人が魚をとると密漁となり法律違反となる)を販売するなどの方法で船舶数をXに制限することにより、総漁獲量は図の0QEX*の面積で示され、この面積が最大化していることがわかります。しかも船舶数が制限されているので乱獲が行われず、資源が枯渇することもありません。

以上のように誰もが利用できる公海などの共有地においては、資源を枯渇させないためには何らかの規制が不可欠であることがわかります。よって魚類の乱獲を防ぐには、資源(魚類)の保護条約を各国が締結するなどにより乱獲を規制することが必要となります。またより広く最近の地球環境問題なども、地球は我々のかけがえのない資源であるため、まさに「共有地の悲劇」に関わる問題であり、各国の協力による何らかの規制が必要であることがわかります。

次回は TPP11とトランプ大統領の反自由貿易政策について説明します。

2019年2月4日 青野覚講師 (経済系担当)

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2019年1月30日 (水)

国税専門官試験における人文科学の分野の出題分析

人文科学担当の坂本です。今回は、昨年に実施された「国税専門官試験」における人文科学の分野の出題分析を行います。  国税専門官の出題分野と数は例年どおり、日本史、世界史、地理、思想の分野から各一問ずつでした。今年も、この4分野から一問ずつの出題となる可能性が高いと考えられます。 以下で、それぞれの出題の分析を行います。今後の学習の参考にしてください。

【国税専門官】

○日本史

明治期の政治に関する問題。廃藩置県から山県有朋内閣までが出題された。ほとんどがテキストの太字(ゴシック)レベルの知識で解ける内容だったが、治安警察法など、一部、やや細かいところまで出題された。

○世界史

18世紀以降のフランスに関する問題。国王はルイ16世による三部会の召集からナポレオン=ボナパルトのワーテルローの戦いまで、フランス革命がテーマの出題されている。問われている項目は、基本的なものだけであった。

○地理

 北・中・南米の商工業と資源に関する出題。米国、カナダ、メキシコ、ブラジル、チリに関する基本的な知識を問う問題だった。今回は、時事的な側面から知識を補強する必要がない問題であった。

○思想

近・現代の哲学者に関する出題。ヘーゲル、キルケゴール、マルクス、ヤスパース、ハイデッガーに関する常識的な問題で、テキストの太字部分を憶えておけば容易に解くことができた。

2019年1月30日 坂本正彦講師 (人文科学担当)

2019年1月17日 (木)

2019年の合格を目指している皆さんへ

法律科目担当の内田です。

年が明けて、2019年1月になりました。2019年の合格を目指している皆さんの中には、不安でいっぱいになっている人が多いのではないでしょうか。「ぜんぜん勉強が進んでいないのに、もう新年になってしまった」とか、再受験の人であれば「こんな調子だったら、また今年もダメなのでは」とかです。 そこで今日は、不安を少しでも減らせれば、と思って2点アドバイスします。

1 スケジュールは、どのように優先順位をつけるのかが大事 例年、繰り返し言っていることですが、どんなに勉強しても、どの科目も完成しないうちに本試験の日が来ます。物理的に無理だからです。ですから、限られた時間をどう使うのか、「完成しない前提に立った上で」優先順位をどうつけるのかが大事です。

2 今までの自分がやってきたことを大事にすること 受験生は「あれもやってない、これも覚えてない」と、勉強が終わっていないところばかりを気にしてしまいます。しかし、どんなに勉強しても、どの科目も完成しないうちに本試験の日が来てしまうのですから、これはあたりまえです。

気持ちはわかりますが、あたりまえのことであせっても仕方ありません。物理的に完成しないのですから、自分に足りないところ(まだ勉強していない科目・分野)を気にするのは、あまり意味がないと考えます。それよりも、今まで自分がやってきたこと・勉強してきたことを大事にしましょう。例えば、「今日過去問を3問解いた。昨日の自分より、3問分は賢くなった!」とか考えることをおススメします。

「ここまではできなかったけれど、ここは勉強した。あとは試験会場でがんばろう。」と、本試験の日の朝、考えられるようになっていればよいのです。あなただけではなく全国の受験生が、どの科目も未完成のまま本番を迎えるのだということを知ること。

なお、大学の学部試験がある人は、今はそれに集中です。大学の試験が終わってから、公務員試験の受験勉強に集中すれば、十分間に合います(皆さんの先輩方が証明しています)。

 ◆伊藤塾公務員試験 合格・内定者の声はこちら

カウンセリング、小教室、寺子屋、面接カード添削、ゼミなどなど、私たちは皆さんをバックアップするメニューを用意しています。伊藤塾をバンバン使って、第一志望の内定を勝ち取ってください!

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2019年1月17日 内田太講師 (法律科目担当)

2019年1月16日 (水)

「おせち」の価格上昇を経済学の視点で考える Part 1

ニュースでおせちの価格が上昇していて、新年から家計に余計な負担がかかっていると報じられていました。この原因の一つにおせち料理に使用する魚の価格の高騰があります。魚の価格が高騰している理由の1つに魚の乱獲があります。乱獲により海の資源である漁類が減少し、価格が高騰しているのです。 では、なぜ魚の乱獲が生じるのでしょうか。これを理論的に説明してみたいと思います。

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経済学において、「共有地の悲劇」という理論が存在します。図は、横軸に船舶数(捕獲者数)、縦軸に船舶単位あたりの漁獲量をとり、この両者の関係が右下がりの直線で示されると仮定したものです。すなわち船舶数が増加すると、乱獲により単位あたりの漁獲量が減少することを表しています。ここで何の規制もなく、自由に漁ができ、簡略化のために漁の費用がゼロであると仮定した場合を想定すると、漁獲量がプラスである限り漁により利益が得られるため、船舶数は図のXmとなり、単位あたり漁獲量はゼロとなって資源が枯渇してしまいます。このように誰もが利用できる共有地(例えば公海など)では、なんの規制もないと資源が枯渇してしまうという結論が導けます。これを「共有地の悲劇」と呼びます。  それでは、資源を枯渇させないようにするためには、どうしたらよいでしょうか。

2019年1月15日 青野覚講師 (経済系担当) 

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※「おせち」の価格上昇を経済学の視点で考える(Part 2)は、こちらです。

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