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2020年4月

2020年4月29日 (水)

Preparation tips for an English language test: Part Ⅱ

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In part I, we discussed the general points of advice such as studying the exam format, practice speaking with natives, listening to the news in English etc. Here I would like to present some more specific tips.

Start early. One of the frequent mistakes that test-takers make is not reserving enough time for preparation. Very often a candidate needs time to not just get familiar with the exam format, but also to improve their level of English. It would be a good idea to check your current English language ability, set a desired test score, and estimate the time required to practice exam topics. Sometimes the preparation and improvement will require several months of your time.

Read academic texts. The reading part often includes passages of text from scientific, rather than entertainment, sources. Reading this kind of texts, ranging from science news to university manuals, will make you familiar with both the academic vocabulary and the writing style. Once you get some experience reading and analyzing such pieces of text, you will need less time and effort understanding the passages of text that you get at the English test.

Improve your vocabulary. Regardless of the test that you are planning to take (Eiken, TOEFL or something else), you will have to show that you possess a high range of English vocabulary. Knowing many words, knowing their exact meaning of each and understanding which word to use and when, will make it easier to understand what you will read or hear at the test. A good vocabulary will also make it easier for you to express yourself clearly and effectively. You might wish to use the official vocabulary lists from the test providers, along with downloadable flashcards.

Use high-quality preparation resources. Most test providers, for example TOEFL, offer first-hand preparation resources, both paid and free of charge. The free ones include sample questions, preparation software, audio materials etc. and the paid ones include preparation books, course packs, online tests etc. Besides the official materials offered by the tester, there are many high-quality “unofficial” preparation books and courses. Finally, there are plenty free materials, advices from test-taker, first-hand impressions of different quality. (to be continued)                      Vitalie Ciubotaru (ヴィタリエ チュボタル)

2020年4月22日 (水)

落ち着いて、たんたんとやっていこう

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世の中は、現在大変なことになっています。新型コロナウィルスの蔓延に伴い、緊急事態宣言が出され、不要不急の外出等は自粛するよう要請されています。そのような中で複数の公務員試験日程が延期にもなり、受講生のみなさんは、戸惑いを感じ、不安を抱えて過ごしていることと思います。

しかし、どうか落ち着いてください。受講生のみなさんが浮足立ったところで、何も良いことはありません。命を守る上で重要な行動を取ることは大前提です。しかし、それ以外のことをあれこれ考えても、あまり意味がありません。「不安で仕方ないから何もする気にならない」となって「何もしない」というのは、いけません。なぜなら、みなさんにはやるべきことがあるのですから。

そうです。みなさんには、公務員試験を受けるための準備/追い込みが必要ですね。既に、伊藤真塾長のYouTube動画(4月1日配信)で指摘されているように、みなさんの目の前にあるやるべきことを「たんたんと着実にやる」ということが大切です。このことは、もちろん、他の講師・スタッフからも聞き及んでいることと思います。しかし、重複を恐れずに何度も言います。「たんたんと着実にやる」。これが、公務員試験合格への確かな道です。

これまでやってきたことをテキストで復習する。『これ完』の問題を再確認する。志望動機を固めていく。いろいろと、みなさんにはやるべきことがあります。どうか、今こそ冷静に、落ち着いて、やるべきことをたんたんと着実にやっていきましょう。

担当:松田 圭介 講師(行政系担当) *4/22配信 メルマガ掲載分より

2020年4月11日 (土)

<学習コラム14>ふるさと納税と「ティ-ンバーゲン定理」

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<学習コラム>ふるさと納税と「ティ-ンバーゲン定理」① 20/4/8メルマガ「公務員の道標」より

皆さんは『ふるさと納税』についてCMやニュース等でご存じでしょう。 このふるさと納税は、いろいろの問題点があるとして話題になっています。ふるさと納税のなにが問題なのでしょう。

経済学には、「ティ-ンバーゲンの定理」という理論があります。 「ティ-ンバーゲンの定理」とは、N個の独立した政策目標を達成するためにはN個の独立した政策手段が必要であるというものです。 これは、簡単に言うと2つの政策目標があるならば、2つの政策手段を用意する必要があるということであり、いわゆる原則として一石二鳥は理論的に不可能であるということです。

そしてふるさと納税の問題点は、1つの政策手段で2つの政策目標を実現しようとしている点にあります。すなわち理論的に不可能なことを政策目標としている点が問題なのです。

<学習コラム>ふるさと納税と「ティ-ンバーゲン定理」② 20/4/15メルマガ「公務員の道標」より

現行のふるさと納税は、①都市と地方の税収格差の是正という政策目標と、②地方の地場産業の育成という政策目標を同時に達成しようとするものです。 しかし「ティ-ンバーゲンの定理」から、2つの目標の同時達成は理論上不可能であるため、混乱が生じているのです。 まず総務省のホームページを見ると、そもそもふるさと納税の政策目標は、①都市と地方の税収格差の是正だったようです。 地方で生まれ育って義務教育等の地方の行政サービスを受けた多くの国民が、都会の大学に進学し、そのまま都会で就職して、都会に税を納めます。 この場合、地方が行政サービスの費用を負担し、都会に行政サービスへの税支払いを行なうことになります。 よって都市に税収が偏在し、地方に税が集まらないのは、不公平です。 そこで都会に住む国民が、過去に義務教育等の公共サービスを受けた自分の故郷に納税できるようにしたのがふるさと納税です。

<学習コラム>ふるさと納税と「ティ-ンバーゲン定理」③ 20/4/22メルマガ「公務員の道標」より

経緯はわかりませんが、ふるさと納税をした国民に対して、地場産業に限定して返礼品を行えるようにして、②地方の地場産業の育成という政策目標も同時に達成しようとしたため、混乱が生じてしまいました。

地場産業のある自治体にふるさと納税が集中する一方で地場産業のない自治体にはふるさと納税が集まらず、地方間の税収格差が拡大する結果となってしまいました。都市と地方の税収格差が問題ならば、地方間の税収格差も問題であり、当初のふるさと納税の政策目標であった①地域間での税収格差の是正に失敗していると思われます。

各地域での税収格差を是正したければ、自分が過去に住んだことがある自治体のみに納税できるように改正すべきです。あるいは返礼品自体を禁止するか、返礼品を地場産業に限定するのをやめるべきでしょう。(次回につづく)

<学習コラム>ふるさと納税と「ティ-ンバーゲン定理」④ 20/4/29メルマガ「公務員の道標」より

ふるさと納税の、②地方の地場産業の育成という政策目標の観点からは、地場産業のない自治体は地場産業を育成する努力を行うべきであると考えられます。すなわち地方の自治体間でふるさと納税の獲得競争を通して地場産業の育成を促進させるというアイデアであり、これ自体は望ましい政策のように思えます。

この場合は返礼品を地場産業に限定する必要があります。そして各地方の税収格差は、各地方の地場産業育成についての努力の差であり、この目的からは問題視する必要はありません。

問題なのは、ふるさと納税という1つの政策手段で、2つの政策目標を同時に達成しようとしたことであり、理論的に不可能な(誤った)政策を行政官が企画立案したことです。政策を企画立案する行政官は、しっかり知識を身につけて正しい政策(2つの政策目標には2つの政策)を企画立案すべきでしょう。

次回は資本主義と所得格差の拡大について説明します。

担当:青野 覚 講師(経済系担当)

【過去記事】 <学習コラム⑬>