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2020年9月21日 (月)

学習効果UPのためのちょっとしたコツ伝授します<その7>

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《択一式試験対策のインプットは、絞って確実に!》

ア〜オの中から妥当なものを選ぶ択一式試験の問題で、次のような選択肢があったとします。(妥当な肢=○、妥当でない肢=✖️と表記します)
1. ア、ウ
2.  ア、オ(正解肢)
3.  イ、ウ
4.  イ、エ
5.  エ、オ
そして、ア=○、イ=✖️、ウ=✖️、エ=✖️、オ=○で、正解は2であるとします。

この問題を解いて(アウトプット)、その後インプットする場合、
「5つの肢のすべてで○✖️をきちんと判断できる(アとオが○で、イウエが✖️とわかる)ようにインプット(理解→整理→記憶)すること」が、理想であり最終的な目標です。
しかし!
この問題は、5つの肢すべてを判断できなくても、2つの肢の○✖️が判断できれば正解を選べるのです。
1:「ア=○、オ=○」と、2:「ウ=✖️、エ=✖️」の2パターンあります。
まず、1:は、イウエは妥当かわからなかったが、アとオは○と判断できて、肢を見ると、
2があったから、正解肢を選べたというケースです。
次に、2:は、妥当な肢であるアとオについては判断できなかったが、ウとエは✖️だとわかったので、消去法で(ウとエのある肢1、3、4、5を消去して)正解肢である2を選べたという場合です。
つまり、
2つの肢で確実に◯✖️の判断ができるなら正解を選べるのに対し、5つの肢があいまいだと、正解を選ぶ確率は5択の5分の1のままです。多くの肢を勉強して、そのインプットがあいまいだと、かえって正解を選びにくくなるのです!
「5つの肢をあいまいに勉強して、5項目とも正誤の判断ができない状態」より、「2つの肢を確実にインプットして、この2項目については、自信を持って判断できる状態」の方が点数は上がります。
よって、択一式試験対策のインプットは、絞って確実にやるべきです!

このことは、1問の中の5つの肢だけでなく、解く過去問の問題数でも同じです。
マークシートの試験では、あいまいに100問勉強してそのすべてが不確実な場合より、30問を確実に正解できる方が点数を取れるのです。
受験生は、「自分の知らないところが出たら解けない・点数を取れない」と考えます。そこで、広く浅く一つでも多くの項目を覚えようとします。この気持ちはわかりますし、ある程度はやむを得ないと考えます。しかし、広く浅く多くを覚えようとして、それらがあいまいな知識になってしまうと、かえって逆効果になってしまうのです。

問題を解いて(アウトプット)、その後インプットする場合、あいまいにならないようにしましょう。絞って確実にやること、確実な知識を増やしていくことを心がけてください。
「確実に」とは具体的にどの程度までなのかについては、また別の機会に書きますね。
担当:内田 太 講師(法律系担当)