2020年の公務員試験で、思うような結果が出ていない人へ
あるオリンピックの金メダリストが、次のような言葉を述べたそうです。 《世の中には、「成功も失敗もする人」と「何もしない人」がいる。 「成功する人」と「失敗する人」に分かれるわけではない。 失敗することも苦しいこともたくさんあるけれど、失敗もしない何もしない人生より、充実しているし楽しい。》
2020年の公務員試験を受験した皆さん、コロナの影響で、試験日が延期になったり試験の内容が変わったり、先行き不透明な中での受験、お疲れさまでした。
お疲れさまって今書いちゃったけど、内定・採用に向けての活動がまだ残っている人は、今できることに全力を尽くしてください。第一志望でなかったとしても、です。そこで働くかどうかは、内定をもらってから考えればよいです。
受験は一段落したが、思うような結果が出なかったという人へ。
結果としては成果が出なかったとしても、受験対策をがんばってやってきた過程においては、様々な学びや気づきがあったはずです。
その過程を通ったことで、今のあなたは、去年のあなたより確実に成長しています。辛くても、前を向いてください。
現在起こっていることは、皆さんの人生の通過点にしか過ぎません。人間万事塞翁が馬、現在失敗と思っていることは、長いスパンで考えたら実は失敗ではないかもしれません。なので、望んだ結果が出なかったことをただ悔やむためだけに過去を振り返るのは、やめましょう。過去を振り返るのであれば、過去の経験から学んだことを確認して、未来に活かすためにしましょう。
担当:内田 太 講師(法律系担当)