【御茶ノ水校】留学しつつ国家公務員の学習を~民間企業の就活編~(内定者より)
先日の「留学しつつ国家公務員の学習を」に引き続き総務省内定のHさんに綴って頂きました。留学中や留学後も企業の就職活動も行っていたようです。
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私が民間就活をどのように進めていったのかを述べたいと思います。留学中には11月にアメリカのボストンで開催されるボストンキャリアフォーラム(通称ボスキャリ)に参加したこと以外で就活はしていません。ちなみにボスキャリというのは主に日系企業が現地学生や交換留学生を対象に行う合同説明会兼選考会です。様々な業種の企業が参加しているので積極的に説明会に参加して帰国後にどの業界を中心に受けるのかを考える機会にすると良いと思います。また、上手くいけばその場で内定をもらえたり、帰国後いきなり最終面接を受ける権利を獲得することできたりします。
さて、私は4月末に帰国したのですが6月の内定解禁まで就活に使えるのは5月の1ヶ月でした。国家総合職試験の2次試験の勉強もあることを考えると2~3社が限界だと思います。
実際私は業界を1つに絞り3社受けました。こうした状況下で一切民間企業を受けず試験勉強に集中するという選択肢もあります。
もっとも、個人的には官庁訪問が最大の難所であるため民間企業の面接を通して面接の練習をするのが良いと思っています。たしかに、友人と面接の練習をすることも考えられます。
しかし、実際に企業の人事の方との面接のほうが本番さながらの緊張感を持つことができ、人事からの質問を通して人事の視点を知ることができるため民間企業の選考を利用することが良いでしょう。
このように留学しても公務員試験に合格することは可能です。留学や部活動等で勉強する時間が限られていても自分の現状を踏まえ効率的に時間を活用することが重要です。どちらかを犠牲にするのではなく、両方実現させましょう!皆さんの成功を心から願っています!
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このHさんが優秀だから・・・と思うかもしれません。確かに優秀な方ではありますが、自分のやりたいことや将来像がはっきりしているからこそ、それに向かって割くべき時間・内容を計画して行動できるのです。自分の意思を信じて坦々とこなすことが大事です。
民間企業の就職活動については2016年度の内定者の方も記事を書いてくださってます。
>「公務員と民間の併願について」掲載2017/2/24
公務員試験対策と民間就活との両立が不安な方は是非参考にしてみてください。
御茶ノ水校スタッフ T