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伊藤塾校舎ブログ

2020年7月13日 (月)

年度別過去問のススメ

皆さま、こんにちは。クラスマネージャーの黒澤と申します。

今回は、直前期において取り組む方が多い年度別の過去問の利用方法やそのメリット等について、お話させていただこうかと思います。お付き合いください。

まず、年度別過去問の場合、1年分をやるとした場合、午前は「憲,民,刑,会社」で4科目、午後は「不登,商答,民訴,民執,民保,供託,司書」で7科目をまとめて学習できます。つまり、1日1年分と決めて淡々とやっていればいちいち自分で教科間のバランスをとらないで「適度なバランスで各科目の学習が機械的にできる」ということです。

自分で体系別の過去問をやっているとどうしても学習を行う教科が偏ってしまうので、この点は記憶の管理が非常に楽ですので記憶の管理のスケジュールを組むのが苦手という方にはおススメです。とにかく1年分をやれば全教科に触れることが可能だからです。私の受験生時代は、過去問を1年分なら1年分を冊子などにしていわば筋トレのように合格年は何回も過去問を解いていた覚えがあります。そのおかげで、マイナー科目等は放置すると内容は忘れがちですが、あまり意識しないでも記憶の維持ができた覚えがあります。

次に、年度別過去問の場合、時間を図ってやれば「本試験の時間感覚」を体に叩き込むことができます。これは特に午後においては重要です。午後の時間感覚というのは記述に1時間×2で2時間確保するとなると、実際に現場で択一を解いているときは「駆け抜けている」感覚に近いと思われます。じっくり一問一問を午前のように解いている時間はなく、凄まじいスピードで解いているので受かる人でも午後は本試験が終わったあとに解答速報を見て消去法で解いた肢が結果的に正解だったという問題のほうが多いのではないかなと思います。そのような感覚を「実践と同じ形式」で「時間を図って」年度別問題集で訓練することで腑に落としておき本試験でパニックにならないようにするのは有益かと思います。

35問を1時間以内に解くというスピードの感覚が平常になればなるほど、本試験でもその日頃のスピードを意識して問題が解けるといったことにもなりやすいかと思われます。「試験委員の要求する情報処理の速さ」を前もってその現れである過去問で体験しておいたほうがいいということです。また、案外、体系別の問題で解けていても、年度別の問題でコンディションを本試験と同じ状態にして緊張状態を作ると、解けるはずの問題が解けなくなることがあったりするので、「どのような状態でも自分がその知識を使えるようになっているのか」ということをチェックするというのも大事です。

最後に、年度別の問題を解くときは、単純化すれば午前午後に分けて択一であれば、5肢×35問を2回を解くわけですが、この35問の中には①合格するために必ず解けないといけない問題と、②差が付く問題と、③現場では解けないような問題が混在してます。そのような問題が混在する中で本番では①を優先的に解いて、②を極力解いていかないといけません。そして、これには、正解すべき問題である①、②に対して、「選別眼」のようなものが必要になります。

要は、「勝負所を見極める能力」が必要だということです。そのような訓練は、1個1個の5肢択一の問題を解いているだけでは練習ができず、模試を除けば、あくまで本番と同じ35問を時間を使ってまとめて解くことでしかできません。単なる1問を解くのと35問の中の1問を解くのは違うわけです。

是非年度別過去問を活用してみてはいかがでしょうか。
皆さまのご健闘をお祈りしています。

★年度別過去問に取り組むならこの講座!「択一過去問直前総仕上げ講座」はこちら

2020年7月 6日 (月)

まだ間に合う~延期日程発表を受けて~

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延期後の試験日程が発表され、筆記試験の日程は9/27(日)となりました。
さて、4月から7月5日までどのように過ごしましたでしょうか。
胸を張って、有意義に過ごしたと言える方は少ないと思います。

緊急事態宣言が4月7日に発令され、生活が一変した方もいらっしゃると思いますし、大小の違いはあれ、皆さん一人一人が影響を受けたと思います。
その影響により勉強のペースが乱れてしまった方も多いはずです。

しかし、まだ3か月あります。
この3か月を有効活用すれば、合格に一直線に進んでいくことが可能です。
とはいえ、ここからの3か月間、何をすればいいか迷う方も多いでしょう。
そこで、今後の学習指針を示す公開講座を実施しましたので、是非ご視聴いただければと思います。

★公開講座「2020年司法書士試験合格戦略~延期日程発表を受けて~」はこちら

本ブログでは、大きな幹となる総論部分、意識すべき3つのポイントをお話します。

point1 基礎知識のメンテナンス

本試験では、難解な知識や細かい知識ではあまり差がつきません。
司法書士試験合格の秘訣は、ライバルが知らない知識で差を付けることではなく、当たり前のことを当然に正確に処理できることです。
何よりも基礎レベルの知識とスキルの足固めを優先しましょう。

point2 弱点をなくす

本試験とは不思議なもので、自分が苦手な科目や分野に限って出題されたりします。
特に主要4科目は試験に占めるウエイトが大きいので、できれば毎日触れることが望ましくなります。
しかし、難解な論点や問題については後回しにしてしまいましょう。

point3 予行演習をする

一通りのサイクルが終わったら、公開模試や年度別過去問を解き、全科目のバランスの見直しや試験に関するカンを養いましょう。
自分に不足している点はないか、時間配分は適切かなどのメンテナンスを行いましょう。

公開講座では、その他にも択一式、記述式の戦略やモチベーションについても話をしていますので、是非ご視聴ください。

勝負はこれからです。
司法書士になって人生を変えてやりましょう。

宇津木卓磨

★宇津木卓磨講師がTwitterをはじめました!フォローはこちらから

YouTube: 宇津木卓磨の司法書士”今日もおつかれさま”VOL.6~スピーディーに択一式を解く戦略~

YouTube: 2020司法書士「もう迷わない!最後の2択」Vol.1

2020年7月 3日 (金)

2020年司法書士試験合格戦略~延期日程発表を受けて~

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みなさん、こんにちは。伊藤塾講師の高橋智宏です。

先日、2020年度司法書士試験の実施日程について法務省より発表がありました。主な内容は次の通りです。

筆記試験の日程 :令和2年9月27日(日)
受験申請受付期間:令和2年7月8日(水)~同年8月4日(火)
試験実施会場:東京,横浜,さいたま,千葉,静岡,大阪,京都,神戸,名古屋,広島,福岡,那覇,仙台,札幌又は高松の法務局・地方法務局が指定する場所

試験延期という前代未聞の状況の中、どのように学習を進めていけばよいのか迷っている方は多いと思います。今までの受験生の中で誰もが体験したことのない状況であるわけですから、誰もが手探りで進んでいる状況といえるでしょう。

そこで、みなさんに今後の学習指針を示すべく、7月5日(日)16:30より北谷先生・宇津木先生・私で公開講座「2020年司法書士試験合格戦略~延期日程発表を受けて~」を実施することになりました

この公開講座では、実施日程の決まった今だからこそ、今後具体的にどのように学習を進めればよいのか、その指針を総論・択一式・記述式に分けて具体的に示していきます。

2020年合格を目指すすべての受験生にとってお役立ていただけるイベントとなっていますので、ぜひご視聴ください!

★緊急開催!公開講座(YouTubeライブ)「2020年司法書士試験合格戦略~延期日程発表を受けて~」はこちら

★新リリース!髙橋智宏講師の「弱点分野集中演習講座」はこちら

★新リリース!坂本龍治講師の「最後の記述式~“連想スキル”で枠ズレを防ぐ~」はこちら

 
YouTube: 司法書士試験延期日程を法務省が発表!緊急提言、本年度司法書士試験の合格戦略

2020年6月29日 (月)

緊急リリース!! 講座 「最後の記述式~“連想スキル”で枠ズレを防ぐ~」

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皆さんこんにちは!伊藤塾の坂本龍治です。
この度、コロナ禍の影響を多分に受けている司法書士受験生の力になりたい!
ということで、記述式対策講座を緊急実施することになりました。

その名も「最後の記述式~“連想スキル”で枠ズレを防ぐ~」です。

不動産登記法5時間、商業登記法5時間の短い講義になりますが、
基本論点・重要論点を中心に、今ある知識をブラッシュアップすることで
より確実に点数につなげることを目指した講座となっています。

「効率的な学習戦略」を考えたときに重要なことは
多くの受験生が知らない知識を増やして点数を稼ぐことではなく
多くの受験生が知っている基本を他の誰よりも確実に点数に結びつけること
にあります。

一定のレベルに達すれば、試験で問われるほとんどの知識は
聞いたことのある知識、押さえたはずの知識となります。

ところが、
知っているはずなのに、押さえたはずなのに、
点数に結び付かない…
という現象が、平気で起こるのがこの試験の恐ろしいところです。

逆に言えば、多くの受験生が知っている知識であっても、
その一つ一つをミスなく処理し、着実に点数に結びつけていくことさえできれば、
それだけで差がつくのです。

特に、記述式は択一式と異なり、
一つの判断ミスが、多くの失点に繋がってしまう恐ろしさがあります。
「枠ズレ」ひとつが不合格判定に繋がる可能性があるのです。

だからこそ、
基本論点・重要論点を 「正確に」処理できるレベルに達することが極めて重要であり、
択一式対策以上に、今ある知識の「精度を高める」ことに重きをおくべきといえます。

こうした観点から「最後の記述式」は、
「今ある知識をブラッシュアップすることで」
「より確実に点数につなげることを目指した講座」となっているのです。

具体的には、
「連想スキル」を身に付けることでこれを実現します。
「連想スキル」とは、“あれを見たらこれを連想する”といった連想する力をいいます。
たとえば、「差押え」ときたら「元本確定?」、
「取締役会廃止」ときたら「代表権付与?」といった連想をするということです。

どんなに複雑に組み込まれた事案であっても、
ひとつひとつの論点から想起すべきことや、
検討のプロセスは変わりません。
いつもどおり、ひとつひとつの論点を紐解いたうえで分析することができれば
事案が複雑になっても安定して正解を導くことができるようになるのです。

でも、その「いつもどおりの分析」ってどういうこと??
「ひとつひとつの論点から想起すべきこと」ってなに???

これが分からないうちは、処理が安定しません。
この答えを提供するのが、
「最後の記述式~“連想スキル”で枠ズレを防ぐ~」です!

記述式の対策に悩んでいる方。
今ある知識に不安を抱えている方。
今ある知識をブラッシュアップする方向で合格を勝ち取りたい方。
ぜひ、本講座をご活用ください!!

★新リリース!坂本講師の「最後の記述式~“連想スキル”で枠ズレを防ぐ~」はこちら

2020年6月22日 (月)

弱点強化のポイント~試験延期を受けて~

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みなさん、こんにちは。伊藤塾講師の高橋智宏です。

最近のカウンセリングを受けていると、本試験の延期を受け、例年より時間ができたものの、何をすべきか迷っている方も多いようです。もちろん、基本スタンスとしては、当初予定していた学習を繰り返し行い、ペースを崩さないことが大事です。しかし、従来の学習ペースを崩さない程度であれば、追加してプラスアルファの学習を取り入れた方が、さらなる実力アップを望めると共に、気持ちにも張りが出てモチベーションが維持しやくすくなるでしょう。

プラスアルファの学習として何をすべきか。困ったらやるべきなのは、弱点科目と弱点分野の強化です。バランス良く得点する必要のある司法書士試験では、できるところをさらにできるようにするよりも、できないところをできるようにした方が、効率的に点数を伸ばしやすいからです。

そこで今回は、「譲渡担保」「仮登記」「組織再編」といった多くの受験生にとって弱点になりやすい分野(弱点分野)の強化を効率的に行うポイントを3点お伝えしたいと思います。

【1】根本を理解する

上記で挙げたような弱点分野に苦手意識を抱えてしまう最大の原因は「そもそも制度の根本がよく分からない」という状況に陥っているからです。制度の根本がよく分からないからこそ、一つひとつの知識も頭に入ってきにくいのです。例えば「信託の登記」を苦手とする方は非常に多いですが、そのような方はそもそも信託自体がどういった制度なのか分かってないというケースが多々見られます。裏を返せば、制度の根本が理解できれば、一つひとつの知識を押さえることは比較的容易といえるでしょう。

すなわち、弱点分野を克服するためには、「根本をしっかり理解すること」が重要です。

具体的には、弱点分野についてはテキストの冒頭に記載されている「意義」の箇所をしっかり読むことをお勧めします。直前期では直接出題のない「意義」の箇所は飛ばしがちですが、意識的に目を向けるようにしましょう。このように、制度の根本である目的や趣旨を理解することが、その分野全体の知識の理解度を引き上げるきっかけとなります。

また、「ピンポイントの講義の再視聴」もお勧めです。インプット講義を受講していた方は、まだ配信期限まで時間があるため、苦手とする弱点分野について、ピンポイントでその箇所の講義を再視聴するとよいでしょう。講義を聴き直すことによって、一回聴いても分からなかったところが分かるようになり、理解が深まります。

【2】問題演習で論点を潰す

直前期の学習では、その分野の仕組みを理解するだけでなく、本試験で実際に問題で問われたときに正解できるように、問題演習を通して知識のアウトプットをしていく必要があります。

また、問題演習を経ることで、「ここまで理解すればよい」というラインを把握することができるため、論点に深入りしてしまうリスクを回避することができます。

それでは問題演習の素材として何を用いるか、ということですが、基本的には過去問をお勧めします。相対評価であるこの試験において、多くの受験生が取り組んでいるのが過去問であるため、過去問知識をしっかり押さえておけば、正答率の高い問題を落として差をつけられるということはないからです。

【3】通常の学習のペースを崩さない

今回の冒頭でお伝えしたとおり、今もっとも大事なのは、当初予定していた学習ペースを崩さないことです。弱点分野の対策に目を向けるあまり、従来の学習ペースを崩してしまい、弱点分野以外での失点を招き、得点を落としてしまうのは本末転倒です。

そのため、通常の学習ペースは維持した上で、弱点分野の強化はあくまでプラスアルファの位置づけとして取り組むようにしましょう。

以上3点が弱点分野の強化のポイントです。なお、試験延期の発表を受け、この度、新規講座「弱点分野集中演習講座」を新たに担当することになりました。この講座では一問一答形式の問題演習を通して弱点分野の強化を行います。科目別受講も可能で、各科目の講義が5時間で終了する受験生の負担にならない設計となっていますので、弱点分野の強化として、ぜひ活用してください。

今回の記事がみなさんの学習の参考としてお役に立てれば幸いです。

★新リリース!髙橋講師の「弱点分野集中演習講座」はこちら

★新リリース!坂本講師の「最後の記述式~“連想スキル”で枠ズレを防ぐ~」はこちら

  
YouTube: 試験延期をふまえて緊急リリース!弱点分野集中演習講座

2020年6月15日 (月)

どうする?認定考査対策

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「司法書士試験」「認定考査」、
ともに実施日が発表されていない状況が続いていますが、
しっかりと勉強に取り組めていますか?

「認定考査」に関して言えば、本来の試験日を過ぎている状態にあります。
当初は、6月7日(日曜日)に学習の成果が最大限発揮されるよう
スケジュールを組んで学習してきたはずですが、日常が急変する中で、
予定通りにスケジュールを消化できなかった方も多いと思います。
しかし、試験日が延期されたことで、
立て直しをはかるだけの十分な時間が確保されたと言えますから
このチャンスを活かして、万全の対策を講じていきましょう。

出題のうち、要件事実に相当する部分への対策としては、
複数の論点が組み合わされた問題にも対応できるよう
一つ一つの論点への理解とスキル(解答としての文章を書く力)を
あげていくことが重要です。

近年の問題は、第1回認定考査問題とは比べ物にならないほど複雑化しています。
しかし、たとえば昨年の問題をみてみると、
分解して見てみれば「金銭消費貸借」「債権譲渡」「相殺」と
一つ一つは基本論点であるにも関わらず、
これがいっぺんに問われることで、一気に問題の難易度が上がっている
といったことがあります。
「売買」×「代理」×「相続」であるとか、
「金銭消費貸借」×「債権譲渡」×「相殺」であるとか、
3つの論点を組み合わされると、
処理能力の限界を超えないまでも、ミスやエラーが生じがちです。
こうした傾向に対応するためには、
一つ一つの精度を上げていくことがとても重要になります。
基本論点に対する理解・スキルが90%のところまで来ているからといって安心せず
100%に近づけることを考えてみましょう。

出題のうち、業務範囲・倫理への対策は、
とにかく基本を押さえよう!ということが重要です。
業務範囲・倫理は、焼き直しでの出題が非常に多いところですので
過去問ベースの問題を潰しておくことで相当点数を稼げます。
「認定司法書士への道【実践編】」の「第3部」の問題を繰り返し解き、
類似の問題に対応できる力を身につけていきましょう。
業務範囲・倫理の出題は、
「司法書士簡裁訴訟代理等関係業務の手引」(日本司法書士会連合会 編)
のレベルを超えるものではなく、同書を消化することも対策としては有益ですが、
まずは過去問ベースを潰すことが優先ですので
「道【実践編】」をご活用ください。
もっとも、未出の論点が積極的に出題されている傾向にありますので
余裕のある方は「手引」の「Q&A」の部分も消化していくと
より万全の対策となります。

「訴訟物」「請求の趣旨」「要件事実(請求原因事実・抗弁・再抗弁)」
「業務範囲問題」「倫理問題」をノーミスで処理できさえすれば、
合格ラインである40点はゆうに超えますので、
まずはここで着実に点数を稼ぐ対策をとりましょう。

今後の学習スケジュールは、
現段階においては立てづらいのが正直なところですが
司法試験が、本来の試験日のちょうど3ヶ月後に実施されることを参考にすれば
個人的には9月以降の日程になる可能性が高いと考えています。
ひとつは、「まだ3ヶ月以上あるかもしれない」といったところで、
気持ちを切らさないこと、中だるみしないことが重要になってきます。
試験日までの数か月は、学習ペースが崩れてしまった数ヶ月を
リカバリーするためにありますから、気を引き締めていきましょう。

「何か学習のペースを掴むための目標が欲しい」という方のために
私が担当させて頂いた「認定考査対策講座」をご受講いただいた方には
「模擬演習編」の「重要問題」の解説を新規に収録し配信させて頂く予定です。

例えば、
7月の日曜日のどこかで、「重要問題第1回」の問題を2時間測って解き、
8月の日曜日のどこかで、「重要問題第2回」の問題を2時間測って解く。
そして、それぞれ問題を解いた後に解説講義を聞き、
弱点を洗い出し、今後の学習計画を練り直す。
といった感じでご活用いただければと思っております。
もちろん、これまで講座をご活用頂いていない方も、
今からの受講でも「試験対策としての勉強」を実践できる
十分意義のあるものになりますから、是非ご活用ください。

最後に、暑い日が続いていますが、
引き続き健康に留意しながら頑張っていきましょう!!

★坂本龍治講師の担当する「2020年取得目標 認定考査対策講座」はこちら

 
YouTube: 「認定司法書士への道」3部作完成!坂本講師がポイントを解説します

坂本 龍治

2020年6月 8日 (月)

合格に向けて②〜休息も戦略の一つである〜

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みなさん、こんにちは。

前回のブログでは、時間がない方におススメの具体的な学習方法をお話ししましたが、今回は『休息』についてアドバイスさせてください。

いきなりですが、みなさん休んでいますか?新型コロナウイルスの影響により、世の中は凄まじい勢いで変化をしています。人によって影響の大小はあると思いますが、みなさんにも何かしらの影響は出たはずです。
そして、試験も延期され、何もかもが初体験のことばかりです。
いろいろなことが立て続けに起き、疲れを感じている方もいるでしょう。
今回、お伝えしたいことは、『疲れたら、休みましょう。』ということです。

当たり前だと思うかもしれませんが、意識して休むことができている方は意外に少なく感じます。ここでいう「休む」とは、勉強をせずにダラダラして一日を過ごすということではありません。意識して脳を休ませることです。

私たちは、このSNSが発達した社会において、日々膨大な情報量に触れています。この講師ブログもそうです。そのことの良し悪しは横におきつつも、ネガティブなニュースなどに毎日触れていれば、自然と気分もネガティブになっていきます。
人は一日に六万回思考しており、その9割が同じ内容の繰り返しであり、かつネガティブなものが多いとされています。

そこで簡単なアクションプランですが、『何も考えない』時間を意識して作ると良いでしょう。例えば、家を掃除しているとき、掃除機をかけているときは何も考えないようにする。洗い物をしているときは何も考えないようにするなどです。
この際、「今、ここ」に自分はあると意識することがポイントです。

瞑想などもお勧めですが、まずは簡単なことから始めてみてはいかがでしょうか。
なかなか試験に対するモチベーションが上がらない方は、是非取り入れてみてください。
自然と心と脳が整い、すっきりすることにより、モチベーションの維持がしやすくなると思います。

休むことに抵抗がある方は非常に多いですが、適度な休息は合格に必要不可欠なものであると私は思います。バランスをとりながら、前に、合格に向かっていきましょう。


YouTube:「宇津木卓磨の司法書士”今日もおつかれさまでした”」のシリーズはこちら

試験実施延期を受けて増枠!「司法書士パーソナルカウンセリング制度」はこちら

宇津木 卓磨

2020年5月25日 (月)

令和2年度司法書士試験の実施時期の延期を受けて

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皆さんこんにちは。関信敏です。

先日の令和2年度司法書士試験の実施時期の延期発表を受けて、受験生の皆さんにおかれましては、精神的に落ち着かない状況となっておられる方が多いのではないでしょうか。このような状況は司法書士試験の歴史の中でも初めてのことですから、落ち着けというほうが無理なのかもしれません。

ただ、それによって、今やっていることがうまくいかなくなってしまうのであれば、それは本当にもったいないことですので、極力これまで通りの勉強のペースを維持するよう、歯を食いしばって頂ければと思います。

現時点ではまだ延期後の試験日が決まっていないので、やるべき勉強の内容は全く変わりません。もちろん最低でも1か月程度は先になるのでしょうが、延期の期間が1か月である場合と3か月である場合とでは対処の仕方が全く異なりますから、今の時点で何かを変えることは得策とは言えません。

最も短い1か月程度の延期であれば、やるべき勉強の内容は当初の予定とほとんど同じになります。ただでさえ当初の予定より勉強が遅れているという方が多いでしょうから、それを取り戻す期間に当てるべきですし、ある程度予定通りに進んでいる方も手を広げるのではなく、繰り返しを増やすことにより精度を高める期間として活用してください。

勉強できる時間が伸びたからといって新しいことに手を伸ばすことには慎重でなければなりません。これは、今年度本試験における最大の関心事である「民法改正」についても同様です。「民法改正」に関連する問題の試験科目全体に対する比率を考えれば、絶対にバランスを崩してはいけません。むしろ、定着度の低い「民法改正」の部分は最直前期の詰め込みに頼る部分が大きいと思いますので、延長された期間は全体のレベルアップにしっかり当てた上で、最終段階のところで少しだけ多めに「民法改正」の詰め込み時間を確保することが効率的ではないかと考えています。

なお、一時的に中断させて頂きました伊藤塾YouTubeチャンネルの「民法改正」向上委員会を5月22日配信分から再開致しました。気になる「民法改正」については、量というよりもコンスタントに触れていることのほうが重要ですので、是非「民法改正」向上委員会をうまく活用して頂ければと思います。

最後の最後まで応援しています!一緒に頑張っていきましょう!

配信再開!関信敏講師のYoutube動画シリーズ「司法書士『民法改正』向上委員会」はこちら

本試験シミュレーションの追加素材として活用いただけます!関信敏講師の直前対策講座「択一過去問直前総仕上げ講座~年度別編~」はこちら

全うする・・・初めて試せる幸運

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 自分の立てた勉強計画を過不足なく終えることができるのか,その効果はどうか,自分の勉強の何が良くて,何が悪かったのか,本来,これらが否応なく検証されてしまう「締め切り」が「本試験」である。

 本試験を経験した者の多くは,あと1か月か,2か月あったら今の勉強を詰め切れていたというのが,実感であろうし,この感覚は,結果として合格した者でも変わらない。

 試験に合格するという状態は,どのように勉強を進めれば合格できるのかが自分の中ではっきりと分かるようになることであり,何ができないかが明確になることにある。これは,自分の状態をもう一人の自分が客観的に観察・評価できるようになる状態(メタ認知)を意味する。

 とすれば試験が延期されたことによってなすべきことは,まず,本来の本試験日まで,これまでの勉強計画に従って,勉強を進めることに尽きることになる。これまでの勉強計画を全うし,途中変更しないことで,初めてその勉強計画が,本当はどうであったのかを評価し検証できることになるからである。

 そして,勉強計画の成果を,本来の本試験日に「検証」すべきことになる。この検証に使う素材は,何でも構わない。昨年の本試験でもよいし,公開模試でも構わない。初見の問題があれば理想だが,自分がかつて一度解いた問題であっても,問題への対応力が高められているか否かが明らかになるため,特にこだわる必要はない。

 この検証により,これまでの勉強計画が,時間が足りずに詰め切れなかったという結論であれば,延期された本試験日までの期間で,勉強計画を時間的に立て直す「リスケ」(reschedule)をすれば足りることになる。

 検証により,これまでの勉強計画には時間以外の問題があるというのであれば,まず,延期された試験日まで時間があることを天に感謝する。通常であれば,合格するのは難しかったからである。

 その上で,対応できなかった問題を,「一日一問」ずつ潰していく「ゲリラ戦」を考える。一日一問であれば,どんなに難問でも時間的に潰しきれるからであり,延期の期間が例え30日あれば,理屈上は30問分を拾えることになる。

 いずれにせよ重要なのは,「欲」を出して根本的な対応を考えないことである。どんなに延期期間が長いとしても,さすがに一から講義を聴いて対応するだけの時間的余裕はなく,試験の本質は,「考えろ」という要求であり,問題をよく読んで自分の考えを述べることに尽き,暗記した知識の吐き出しではないからである。要は今の自分で勝負する腹が決められるかどうかなのである。

 本来,本試験が延期されるという前代未聞の状態は,受験生を激しく動揺させるものである。しかし,このような異常事態だからこそ,我々が法を通して培ってきた解釈力をフルに活用すべきなのだ。解釈とは,平たく言えば「モノは考えよう」ということだ。是非とも,本来,絶対できないはずの自分の勉強計画の検証が,本試験前に行え,まだまだ打つ手を考えられることに「しあわせ」を感じる余裕をもって頂きたいものである。

蛭町 浩

2020年5月18日 (月)

短期合格の方向性~2021年合格を目指す方へ~

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みなさん、こんにちは。伊藤塾司法書士試験科講師の髙橋智宏です。

伊藤塾では先月から2021年合格目標の入門講座の本論編が開講しました。春夏コースの受講している方は新たな気持ちで、秋冬コースでステップアップ編を受講していた方は、今までステップアップ編で築いてきた基礎の土台を活かして頑張っていきましょう。

いずれのコースの受講生も、今の時期は本論編の学習としては序盤に位置づけられますが、この時期に「講義をどのように聴くか」「どのように復習するか」などの学習の方向性を定めることは非常に重要です。また、ここで定めた学習の方向性こそが短期合格できるか否かを左右するといっても過言ではありません。

そこで、今回は「短期合格の方向性」と題して、2021年合格を目指す方に向けて、本論編の序盤で気をつけておくべきポイントをQ&A形式でお伝えしたいと思います。

Q:テキストに書かれていることはすべて覚えるべきなのでしょうか?

A:テキストの内容をいきなりすべて覚えることは困難ですし、覚えようとする範囲を広げると、その分、基本知識の取りこぼしが多くなってしまいます。もちろん、テキストに書かれている知識であれば、試験対策上必要な知識ということにはなりますが、それを一気に覚えようとするのではなく、優先順位を付けて押さえていくことが重要です。

同様に、講義内容の理解もあえて100%を目指す必要はありません。すべての内容を理解しようとすると、細部の説明に気を取られてしまい、かえって基本的な箇所が十分に理解できないことがあるからです。

具体的には、①講義で講師が強調した箇所、②付属教材や過去問等の問題で出題があった箇所にはマーカー等の印を付けて、そこで優先して記憶・理解するようにしましょう。印を付けた箇所は優先順位の高い知識なので重点を置く必要がありますが、それ以外の部分は理解・記憶できなかったとしても気にせず先に進みましょう(後々復習で繰り返し触れる際に、そういったところにも目を向けていきます)。シンプルな工夫ではありますが、このように記憶・理解を優先すべき箇所を可視化することで学習効率はグッと高まります。

1回講義を聴いただけで、講義の内容をすべて理解すべき、あるいはテキストの記載をすべて記憶すべきというように思いがちですが、そんなことはありません。むしろこれができる人は一部の天才だというのが私の印象です。このような、いわば天才の学習モデルを追い求めることに無理が生じてしまい、基本的な箇所を落としてしまうケースがあるので注意が必要です。

講義において一生懸命理解・記憶しようとして受講する姿勢はもちろん大事ですが、その中でも優先順位を付けてメリハリをつけて取り組むのが短期合格のポイントといえるでしょう。

Q:問題演習の際は,間違えたところだけテキストに戻ればよいのでしょうか?

A:問題を解く際は、テキストの抽象的な記載を具体的な記載である問題(事例問題など,条文や判例の文言とは異なる表現の出題)に当てはめる、いわば知識の変換力が必要となります。この知識の変換力を身に付けるためには、やはりテキストに逐一戻る姿勢が大事です。

加えて、正解した問題でも「実は勘違いしていた」ということもあったりするため、正解・不正解を問わず、軽くでいいのでテキストに戻る癖をつけておきましょう。

Q:一度正解できた問題は今後解かなくてよいでしょうか?

A:直前期では知識の穴をなくすことに重点を置く必要があるため、自信をもって正解できた問題は今後飛ばして解かないという勉強法も有効ですが、本論編の序盤であるこの時期ではあまりお勧めしません。

というのも、今の段階で覚えられた知識の記憶がそのまま本試験まで持続するとも限りませんし、繰り返し問題に触れることでその知識に関する理解も深まり、それに伴い他の分野や科目の理解もしやすくなるからです。正解できなかった問題を重点的に復習をするのも有効ですが、時間を置いてから正解できたものも含め全体の問題に再度触れるなどをして、今の時期に自分の得意不得意によって学習範囲を絞りすぎないように注意しましょう。

2点目の質問に関しても共通して言えることですが、「”当たり前”の”基礎”ほど大事にし、繰り返す」という姿勢も短期合格のポイントといえるでしょう。

いかがでしたでしょうか。もちろん勉強法というのは人それぞれであるため、上記の勉強法をそのまま実践する必要はありませんが、今後の学習の指針として参考にしていただければ幸いです。