真の法律家・行政官を育成する 「伊藤塾」 株式会社 法学館

2018年8月20日 (月)

司法書士に憧れて…~今秋から司法書士の学習を開始されるすべての皆様へ~

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残暑厳しき折々…元気ですか~っ!!
司法書士試験科講師の小山晃司です。
今回は今秋から司法書士の学習を開始されるすべての皆様に,
“小山の想い”を伝えさせて頂きたいと思います。

-『迷わず行けよ!行けば合格(うか)る!』-

 私が司法書士試験へのチャレンジを決断したのは20代後半の時。
動機は幾つかありましたが,安定した収入の下で『独り立ちしたい!』という動機が一番大きかったと思います。
 当時はおもちゃ会社の営業マンをしておりまて,「おもちゃ会社の営業マンが法律家になんぞなっても大丈夫なのか?」と随分悩みました。
 そんなとき,私の背中を後押ししてくれたのが,アントニオ猪木の“あの言葉”でした。

~『この道を行けば どうなるものか危ぶむなかれ。危ぶめば道はなし。踏み出せば その一足が道となる。迷わず行けよ。行けばわかる。』~

 司法書士への道も行ってみないとわかりません。受験街道がどのようなものかも,やってみないとわかりません。また,(余計なお世話ですが)“やらない後悔”は,なかなか気分の良くないものです。
 皆さんが,司法書士への道を歩む決断をされたのであれば,迷うことなく,その道を歩み続けて下さい。“行けばわかる”のだから…。そして“行けば合格(うか)る!”のだから…。

-『秋から始めるメリット』-

思い立ったら吉日!勉強を始めるならば一日も早い方が良いに決まっています。そして勉強のスパンも(一般的には)長い方が有利であると言えます。読書の秋,食欲の秋,決断の秋,そして“開始の秋”…。
 秋には秋のメリットがあります。
しかも今年の秋クラスは新カリキュラムです。いままでの「体系編」と「本論編」の間に「ステップアップ編」が入る3STEP方式です。
じっくり,そして着実に合格するカリキュラムとなっていますので,何かと忙しい方でも安心して学習に取り組めます。

YouTube: 「新しくなった入門講座秋生、”ステップアップ編”の秘密を詳しくお話します!」

-『明るく,楽しく,新しく~小山のモットー~』-

『明るく・楽しく』
→敵が強ければ強い程ワクワクするドラゴンボールの孫悟空のように,難関試験だからこそ,常にこの気持を持ち続けて頂きたい!という私の想いの現れです。講義もこのモットーの下に行われていきます。
『新しく』
→この試験はやり方を間違えなければ確実に短期で合格することができます。そのため,“常に最新の情報と方法論を提供する”という使命を果たしていきたい!という私の決意の現れです。

-『最後に』-

合格は人生の景色を変えてくれます。皆さんには,その景色を是非とも堪能して頂きたいのです。そのために私は精一杯の力で講義をしてまいります。
一緒に,合格を目指して,頑張っていきましょう!


YouTube: 「新しくなった!司法書士入門講座秋生小山クラスの特長」

>>>※「伊藤塾司法書士入門講座」特集ページはこちら

司法書士受験生応援団団長
小山晃司

2018年8月14日 (火)

記述式対策と相続法改正①

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皆さんこんにちは。
記述式対策と相続法改正について2回にわたって講師ブログを執筆しました。
今回は、記述式で得点ができない原因とその対策についてです
既にチェックされている方がほとんどだと思いますが、択一式の基準点が発表されました。
2017年度と比較してみましょう。

2018年
【午前の部】 81点(26問) ・ 2,897名 (19.5%)
【午後の部】 72点(24問) ・ 3,461名 (24.0%)
2017年
【午前の部】 78点(25問) ・ 3,069名 (19.2%)
【午後の部】 72点(24問) ・ 3,139名 (20.3%)

前回の講師ブログで関信敏講師が言及していた通り、択一式の基準点は近年低めで推移してきており、来年も同様と考えられます。実力がそのまま本試験に反映される傾向にあるので頑張りましょう
択一式の基準点が低くなっているということは、総合点での勝負が容易に想定でき、その中で記述式の重要性が更に増したと考えて差し支えないでしょう。
したがって、記述式対策にも是非早い段階から力を入れていくべきです。
かといっていきなり満点を目指す勉強をするのではなく、段階を踏んで徐々に記述式を得意にしていきましょう。
まず、記述式が得意ということは、得点にムラがなく、初見の記述式問題で常に7割以上を得点することができるということだと私は考えています
この「ムラのない状態」が一番重要であり、難しいです。
例えば、何か答練や模試を受験した際に、前回の演習では8割以上得点することができたけれど、今回は不動産登記法で枠ズレをしてしまい答案が崩壊してしまったということでは、記述式が得意であるとはいえません。
繰り返しになりますが、本試験で高得点をとるためには、どのような問題が出題されても安定して7割は得点できるように訓練をしていかなければなりません。
しかしながら、多くの受験生が記述式の得点が不安定の状態です。

では、なぜ多くの受験生が記述式の得点が安定しないのか。
それは、似たような知識が頭の中で混在してしまい、事例ごとの整理ができていないことが大きな原因です
不動産登記法を例にするのであれば、相続・遺贈・遺産分割・遺留分減殺請求などの比較整理がきちんとできているか。また、共同相続が起こった場合に共同相続登記が登記されている場合とされていない場合によってなすべき登記が全く異なってきます。
事例ごとに、知識がすっきり整理されていれば、迷うことなく本試験でなすべき登記を判断することが可能となり、記述式の回答スピードも劇的に早くなります
その結果、記述式を高得点で安定させることができるのです。

私が担当する「記述式ケーススタディ講座」では、事例ごとに知識をすっきりと比較整理し、アレンジ過去問を通じて本試験で安定して高得点できるように記述式の実力を底上げしていきます。もし興味があれば、以下の動画も併せてご覧ください。

 
YouTube: 「記述式ケーススタディ講座」ガイダンス

>>>※宇津木卓磨講師の「記述式ケーススタディ講座」の詳細はこちら

2019年度本試験は着実に近づいてきていますので、一日一日を大事にしながらしっかりと準備をしていきましょう。

>>>※宇津木卓磨講師担当の「中上級コース」はこちら

伊藤塾司法書士試験科講師  宇津木卓磨

2018年8月 6日 (月)

択一基準点発表を受けて

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皆さん、こんにちは。伊藤塾司法書士試験科講師の関 信敏です。

2018年8月6日に本年度筆記試験の択一基準点が発表されました。午前は26問分である78点、午後は24問分である72点で、昨年と比べて午前は1問分上昇しましたが、午後は同じであり、2016年以降はほぼ同じレベルで安定しているということができます。2016年までは難化と易化を繰り返す不安定な状況であったことを考えると、試験としては望ましい方向になっていると言えるでしょう。また、基準点そのものについては、全体の点数は高いのに基準点を下回る科目があるため合格できないという事態を極力避けるために低めであることが望ましく、その意味でも良い傾向だと思います。おそらく、民法の債権法改正が適用される前の最後の試験となる2019年も同様の傾向となることが予想されますので、本年度の択一基準点に届かなかった方もこの傾向自体は前向きに捉えて「2019年は必ず乗り越えてやる!」と決意して頂ければと思います

さて、択一基準点の発表を受けてこれから本格的に勉強をスタートさせる方も、既にスタートしてある程度勉強を進められている方も、共に意識して頂きたいことが1つあります。それは、講座の夏休みが明ける8月後半から9月にかけては、これまでより1段階ギアを上げて欲しいということです。9月の末にある筆記試験の合格発表を過ぎると、今年合格する可能性が十分あったにもかかわらず、ほんの少しの差で涙をのんだ実力ある受験生も皆来年に向けてスタートを切ります。だとすると、そうした実力ある受験生との差を詰めたり、少しでも先に進めてリードを作っておく、といったことができるのはもうこの時期しか残っていないのです。また、司法書士試験の準備は1年かけて仕上げるものなので、締切が本試験だけだと途中で間延びしてしまいますから、できるだけ中間の目標を作って締切効果を増やしたいということもあります。

そこで、お勧めしたいのが、私が担当して本年度より新たに開講する「思考力完全マスター講座」です。8月23日(木)よりまず「根抵当権の実体と登記」(全3回、9時間)が開講します。これまで私が「司法書士合格への思考力完成ゼミ」の内容として実施してきたものに新たな論点を追加して講義化したものです。思考力ゼミと同様に「考え方」をしっかり身に付ける構成となっていますので、「根抵当権」に対する苦手意識を払拭できる一方、思考力ゼミでは取り上げない論点を加えているので、「根抵当権」が苦手ではない方についても、更なる得点アップが期待できます。

なお、「思考力完全マスター講座」は、更に10月25日(木)より「組織再編の実体と登記」(全3回、9時間)も開講します。「根抵当権だけ」「組織再編だけ」強化したいというニーズに応える新たなタイプの講座ですので、是非ご検討ください!

それでは、引き続き頑張っていきましょう!これからも応援していきます!

>>>関信敏講師の新規講座「思考力完全マスター講座」はこちら

YouTube: 「司法書士合格への「思考力」完成ゼミ」ガイダンス

>>>関信敏講師の無料講座動画「司法書士過去問向上委員会」はこちら

伊藤塾司法書士試験科講師 関信敏

2018年7月30日 (月)

より戦術的な対応に徹する・・平成30年書式の試験の特色とその対策~商登書式編~

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1 勉強の再開と試験の総括

 平成30年度の本試験が終わってほぼ1か月が経とうとしている。例えどんなに燃え尽きた感じがしたとしても、何も考えられない程に疲労困憊したとしても、そろそろ本格的に勉強に復帰しなければ、来年の試験に向けて大きな悔いを残すことになる。1か月という期間は、短期記憶の保持期間の限界だからである。
 時間の経過により本試験に対して比較的冷静・客観的に評価ができるようになった今の時期に今年の試験を総括し、その対応を大雑把にデザインしておくことは有益である

2 商登書式の特色と対策

 今年の商業登記の書式の問題は、大本命の「株式移転」が出題されず、平成29年の出題論点とバッテイングしないように作成したある種の「ウラ問」と言えるような出題であった。

 最も特徴的だったのは、監査役会設置会社の定め設定に伴い改正会社法を踏まえた社外監査役の要件具備を正面から問う出題にある。これに対して実力ある受験生ほど正面からそれに対応しようとし、社外要件の判断に自信が持てないことから監査役設置会社の定め設定の登記を申請しないとする答案を作った人が多かった。

 やはり本番では、自分の判断に自信が持てない事項を書けないという、これまで多くの受験生の答案を白紙答案としてきた問題点が出てしまっているのである。

 これに対応するには、問題に含まれる全ての登記の事由が登記できると仮定して暫定的に答案を作ってしまう商登のFコンに相当する「暫定答案の判断」を今まで以上に徹底し、本試験でもそれを実践できるようにその習熟を図っていくしかないことになる
 また、今年の試験は、複数登記の関係性を意識した論点の組み合わせも特色の1つとなっている。これは暫定答案を作成する場合の主要論点であるため、その対策を含めFコンの暫定答案の判断を徹底的に学習することは十二分に意味があることになる。

3 蛭町記述コースで年内一通りの書式対策終える

 上記のとおり、商登書式についても、今年の試験の特色に対応するには、第1段階の勉強として「Fコン」の勉強を徹底することで、より戦術的に試験に対応すべきことが必要となる。その上で、今年で40回分の蓄積となった過去問を分析し、どの論点がどのように出題されているのか「出題の手口」を把握し、それを目安として第2段階のDコンの勉強を進めることで、年内に書式の勉強の目鼻を付けることが有益となる。

 この勉強戦略を実現するのが「蛭町記述コース」であり、本格的に書式の勉強を再開するに当たって是非とも検討して頂きたい

>>>※蛭町浩講師による「蛭町記述コース」はこちら


YouTube: 司法書士試験対策講座 「蛭町記述コース」ガイダンス

伊藤塾司法書士試験科講師 蛭町浩

2018年7月28日 (土)

より戦術的な対応に徹する・・平成30年書式の試験の特色とその対策~不登書式編~

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1 勉強の再開と試験の総括

 平成30年度の本試験が終わってほぼ1か月が経とうとしている。例えどんなに燃え尽きた感じがしたとしても、何も考えられない程に疲労困憊したとしても、そろそろ本格的に勉強に復帰しなければ、来年の試験に向けて大きな悔いを残すことになる。1か月という期間は、短期記憶の保持期間の限界だからである。
 時間の経過により本試験に対して比較的冷静・客観的に評価ができるようになった今の時期に今年の試験を総括し、その対応を大雑把にデザインしておくことは有益である

2 不登書式の特色と対策

 今年の不動産登記の書式の問題は、問1が基本総合、問2が前段事務の応用(登記原因証明情報の内容たる要件事実の摘示を含む)、問3が後段事務応用(申請情報のその場作成力を含む)という具合に明確に機能分けがされている点に特色がある。これは、書式の試験が合格者の員数を決定する最終調整弁となっているため採点の結果、調整が必要となれば配点を変更してそれに対応するため、その際になるべく合理的な基準となるように各問の位置づけを明らかにしようとしていることによるものと考えられる。

 その際、問1の基本総合は、素材こそは基本論点でありながら申請の個数と順序を厳しく問う出題となっており、配点変更を想定すれば最も重視し、丁寧な解答が必要となる。しかし、択一の高得点者の多くが問1で信じられないようなミスを犯しており、残念ながら申請の個数及び順序の判断に対する受験生の対応は全然向上していない問題点が浮かび上がっている。

 一見すると問2の前段応用、問3の後段応用で問1のミスを補填できるかのように考えがちだが、配点変更により基本総合に厳しい傾斜がかけられれば、そのような考え方など水の泡と消える。

 とすれば、不登書式の対策は、問1の基本総合で完璧な答案を目指すこととなり、これまでどおり「Fコン」により申請の個数及び順序を完璧にコントロールできるようにすることを第1段階の勉強の中心に据えるべきことになる

3 蛭町記述コースで年内一通りの書式対策終える

 上記のとおり、不登書式につき今年の試験の特色に対応するには、第1段階の勉強として「Fコン」の勉強を徹底することで、より戦術的に試験に対応すべきことが必要となる。その上で、今年で40回分の蓄積となった過去問を分析し、どの論点がどのように出題されているのか「出題の手口」を把握し、それを目安として第2段階のDコンの勉強を進めることで、年内に書式の勉強の目鼻を付けることが有益となる。

 この勉強戦略を実現するのが「蛭町記述コース」であり、本格的に書式の勉強を再開するに当たって是非とも検討して頂きたい

 次回は商業登記法に関して、同様に平成30年書式の試験の特色とその対策を述べることとする。

>>>※蛭町浩講師による「蛭町記述コース」はこちら


YouTube: 司法書士試験対策講座 「蛭町記述コース」ガイダンス

伊藤塾司法書士試験科講師 蛭町浩

2018年7月19日 (木)

夏からの学習戦略

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 皆さんこんにちは。伊藤塾司法書士試験科講師の北谷です。

 本試験が終わって半月以上が経ちました。
 今年は、例年以上に早くから勉強を再開する受験生が多く感じられます。これは、「債権法改正前に合格したい」と来年の合格を強く誓っている方が多いからだと思われます。
 それだけに、出遅れは避けたいところです。少しずつでも、7月中から勉強を始めていきましょう。
 今後の学習プランについては、無料公開講座「2019年必勝!夏から始める合格戦略」でお話ししていますので、ぜひお聴きください。
 最初の学習計画がとても重要です。“「努力のベクトル」がずれてしまったがために、頑張ったのに点数が伸びない”ということになってしまわないよう、ご自身に合った最適なプランを考えていきましょう。

 合格点を取るためには、「理解」「記憶」「演習」の3つをバランスよく学習していく必要があります。これはひとつずつ完成していくものではなく、互いに関連し、相乗効果で伸びていくものです。理解をすることで記憶がしやすくなりますし、記憶することで理解が進むこともあります。記憶しないと問題は解けませんが、問題演習を通じて記憶を固めていくこともできます。「ひたすらテキストを読む」「ひたすら過去問を解く」というような偏った勉強では、相乗効果が生まれず、伸び悩んでしまいます。

 伊藤塾では、択一式と記述式の「理解」「記憶」「演習」を総合的に強化していくためのコースとして、「中級コース」と「中上級コース」があります。講座とその復習を通じて、自然とバランスよく力を伸ばしていくことができます。

 私が担当する「中級コース」の択一合格エッセンス講座」(全52回 東京校7月25日開講・Web翌日配信)は、豊富な図表に加え、ランク付きのQ&A(一問一答問題)が掲載されている「Q&Aテキスト」を使用し、インプットとアウトプットを同時併行で進めていく講座となります。講義内で理解すべき箇所はじっくりと理解し、復習の際は図表を用いて知識整理・記憶を行い、Q&Aで問題演習を行う、という流れで「理解→記憶→演習」のサイクルで進めていくことができます。本年度は、より合格を確実なものとするため昨年よりやや情報量を増やしていますが、消化不良とならないようにランクによってメリハリをつけています。
 また、五肢択一式問題(160問)も掲載されており、年内の択一式対策は本講座だけで演習も含めてバランスよく学習していくことができます。
 年内に全科目の学習を一通り終えることで、年明け以降、繰り返しの復習と答練による実践演習に集中することができます。本試験で戦えるだけの知識の精度と応用力を身に付けるためには、この「繰り返しの復習」と「実践演習」が非常に重要です。その時間をしっかり確保するためにも、早い時期から勉強を再開するようにしましょう。

 最後になりますが、今年の本試験の結果は、必ずしも満足できるものではなかったかも知れません。しかし、本試験終了の瞬間まで頑張り抜いたことは、ぜひ誇りを持っていただきたいと思います。
 そして、次の目標に向かってまた頑張っていきましょう。応援しています。


YouTube動画「『中級コース』ガイダンス」はこちら

YouTube動画 「『択一合格エッセンス講座』ガイダンス」はこちら

伊藤塾司法書士試験科講師 北谷馨

2018年7月11日 (水)

2019年に決着をつける!

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皆さん、こんにちは。伊藤塾司法書士試験科講師の関 信敏です。

2018年度筆記試験、本当におつかれさまでした。本年度の筆記試験は、難易度的には昨年度と同じくらい、形式面においては手間のかかる問題が少なかった一方で、内容面においてはそれほど易しくない問題だった、という印象です。それは即ち、受験生の実際に持っている力がそのまま結果に反映され易い試験であったと言うことができると思います。昨年短期の合格者が続出したのもその結果であり、本年も同様の傾向が続くことになりそうです。ある意味、やっと「普通の試験」になったということなのかもしれません。

何年か前までは、それなりに実力があって、客観的には合格してもおかしくないレベルにある受験生が、問題の形式面にうまく対応できず、本来あるべき結果と異なる残念な結果になることが結構ありましたが、今はちゃんとやるべきことをやって、実力をしっかり身に付けていれば、普通に合格できます。では、どうやって実力を身に付ければ良いのかということですが、付け焼刃的な知識を力ずくで詰め込んでも、それは「実力」ということにはなりません。基本的な知識をある程度継続して持っていて、それを必要な時に取り出せる状態にしてあるのが「実力」です

そこで、お勧めしたいのが、私の担当している「司法書士合格への思考力完成ゼミ」です

一般的に、「易しい」と言われる年はAランクの知識からの出題が多く、「難しい」と言われる年はAランクの知識からの出題が少ない、と言うことになりますが、だからと言って「難しい」年に備えてBランクの知識を押さえていけば良いのかというとそうではありません。知識の範囲をBランクにどんどん広げていけば、それだけ知識の精度は下がってしまうのが通常であり、結果的にAランクの知識まで落としてしまうことになりかねないからです。また、Bランクの知識というのは、Aランクの知識と異なり無限に存在し得るものですから、そもそもBランクの知識を全て押さえるということ自体が事実上不可能です。

じゃあどのように対処したら良いのかというと、Aランクの知識(できればBプラスぐらいの知識まで含めて)を「応用ができるぐらいの高い精度」で押さえていれば良いのです。これができていれば、「易しい」と言われる年にはAランクの知識で高得点が望めますし、「難しい」と言われる年もAランクの知識を応用することによって合格に必要な点数を十分確保することができます。

「司法書士合格への思考力完成ゼミ」はゼミ形式を採用することにより、AランクやBプラスの知識を「応用ができるぐらいの高い精度」に引き上げていきます。それによって、どのような難易度の年であっても合格できる「安定した力」、即ち本当の意味での「実力」が身に付きます。民法改正前最後の年である2019年に決着をつけるためにも、是非ご検討頂ければと思います(校舎に通えない方には、ストリーミングで受講する形態のWebクラスもあります!)。

>>>関信敏講師による「司法書士合格への思考力完成ゼミ」はこちら

YouTube: 「司法書士合格への「思考力」完成ゼミ」ガイダンス

>>>関信敏講師の無料講座動画「司法書士過去問向上委員会」はこちら

それでは、引き続き頑張っていきましょう!これからも応援していきます!

伊藤塾司法書士試験科講師 関信敏

2018年7月 1日 (日)

本試験を受験された皆様へ

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皆さんこんにちは。
本試験、本当にお疲れ様でした。
これまで積み重ねた努力を思い切りぶつけたことは、本当に凄いことです。
それと同時に、今まで気を張りつめていたため、数日間は体と心を休めてあげてください。
また、試験の感触はどうあれ、サポートをしてくれた家族、友人などの大事な方に対しての感謝の気持ちを伝えると良いでしょう。

今は何もする気が起きないという方も多いかもしれません。
しかし、実務家を志す皆さんは、いつまでも休んでいるわけにはいきません。
休む時間が長くなると、あっという間に「ただの人」に戻ってしまいます。
実務家は、ほぼ毎日自分の知らない知識が問われ、常に考え続ける力が要求さます。
そして、何より「タフ」であることが求められます。
「なんのこれしき」の精神でご自身を奮い立たせてください。

「鉄は熱いうちに打て」という諺があるように、本試験後すぐに、自己分析をすることは極めて大事なことです

伊藤塾では、7/7(土)の大阪・名古屋、7/8(日)の東京を皮切りに、今年も講師陣・制作陣が総力をあげて「2018年度司法書士試験 本試験問題分析会」を実施します
自己分析のきっかけとして、是非本試験分析会にご参加ください。
毎年多くの受験生にご参加頂いている伊藤塾の分析会では、単に解答をお伝えするだけではなく、本試験の自己分析のための最良の素材となる詳細な解説冊子(択一・記述・自己分析ノート)をお配りし、それを用いて講師陣が本試験を徹底分析します。

>>※今年の本試験問題を伊藤塾講師陣が総力をあげて速攻分析!「2018年度司法書士本試験問題分析会」はこちら

分析会では、今年の本試験は何がポイントだったのか、来年の本試験の傾向はどうなるかなど、本試験を徹底分析した結果を皆さんに余すところなくお伝えしていきます
分析会に参加することによって、自身を客観的に捉えることができ、おのずと何をするべきかが見えてきます。自分の本試験のおおよその得点がわかってしまうことは、痛みを伴うのと同時に大きな財産となります。

これからも、伊藤塾講師一同、皆さんを全力でサポートさせていただきます。
過ぎたことを振り返らずに、前に進んでいきましょう。

>>※宇津木卓磨講師担当の択一式一貫指導「中上級コース」はこちら

伊藤塾司法書士試験科講師 宇津木卓磨

2018年6月28日 (木)

じっくり・着実に合格するカリキュラム~2020年合格目標 入門講座20ヶ月コースのご案内~

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みなさん、こんにちは。伊藤塾司法書士試験科講師の髙橋智宏です。

今回は、これから学習を開始して2020年合格を目指そうと考えている方、以前に学習経験はあるがブランク等でもう一度じっくり学習して2020年合格を目指そうと考えている方に向けて、カリキュラムが一新された、「2020年合格目標 司法書士入門講座20ヶ月コース」についてお話していきます

【1】 カリキュラムのポイント

この入門講座20ヶ月講座は、端的に言えば「じっくり・着実に合格するカリキュラム」となっています。従来、司法書士試験の受験業界で秋に開講する初学者向けの講座というのは、春に開講する1年コースと内容は変わらず、約20ヶ月をかけてそれをじっくり消化するというものとなっていました。ですが、カリキュラムを引き伸ばすのではなく、20ヶ月という学習期間を活かしたカリキュラムを提供したい。そういった思いで、今回、入門講座20ヶ月コースのカリキュラムを一新する運びとなりました。

【2】 カリキュラムの全体像

当講座のカリキュラムは「体系編⇒ステップアップ編⇒本論編」の3STEPによって構成され、段階的に学習していく、3段階学習のカリキュラムとなっています。それぞれのSTEPの概要を説明していきます。

〔STEP1 体系編(担当:各クラス担当講師)

最初に法律の全体像と概要を把握し、スムーズに理解できるようにする講義です。司法書士試験の短期合格法、講義の受け方や復習の仕方も、1から丁寧に説明していきます。

〔STEP2 ステップアップ編〕(担当:髙橋智宏講師)【NEW!!】

全科目の基礎の土台を構築し、本論編のステップに繋げる講義です。基本知識に的を絞った記載と、イメージをつかみやすい豊富なイラストを特長とする、「わかりやすさ」にこだわり抜いたテキストを用いて、初学者でもスムーズに理解できる講義を展開します

〔STEP3 本論編(担当:各クラス担当講師)

長年にわたり、数多くの合格者を輩出してきた伊藤塾の核となる講義です。合格に必要な知識をすべて身に付けることができます。

このように、20ヶ月という学習期間を活かした、じっくり・着実に合格するカリキュラムとなっているため、法律学習の経験のない初学者の方や、短期間でまとめた時間が確保しにくい社会人の方、過去に学習経験があるが長期間のブランクがある方に、特にお勧めの講座となっています

【3】 ステップアップ編・本論編の講義テキストの特色

ステップアップ編の講義では、基本知識に的を絞り、かつ、ほぼすべてのページにイラストを掲載している、分かりやすさに特化したオリジナルテキストを使います。また、本論編の講義では、合格に必要なすべての情報を網羅し、かつ体系的に知識をまとめ上げた、合格者絶賛のテキストを使います。このように、学習段階に応じた講義テキストを用いることで、無理のないスムーズな学習が可能となります

【ステップアップ編テキスト・本論編テキストのイメージ図(クリックで拡大表示)】

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【4】 民法改正の対応

民法(債権法・相続法)改正に関しても、体系編・ステップアップ編・本論編のすべてにおいて、法改正対応のテキストを用いた講義を行うので、安心して2020年合格を目指すことができます

【5】 終わりに

今回のご案内は以上となりますが、ここで書き切れなかった当講座の魅力は沢山あります。興味を持たれた方は、下記の動画でステップアップ編に関して、より詳細な説明をしていますので、ぜひご視聴いただければ幸いです。


YouTube: 「新しくなった入門講座秋生、”ステップアップ編”の秘密を詳しくお話します!」

司法書士試験は、一歩ずつ進めば合格に辿り着くことができます。そして当講座はその一歩一歩を着実に導くカリキュラムとなっています。

>>>※「2020年合格目標 司法書士入門講座20ヶ月コース」の詳細はこちら

「がむしゃらに,ひたむきに,効率よく」 一緒に絶対合格に向けて頑張っていきましょう!

伊藤塾司法書士試験科講師 髙橋智宏

2018年6月 9日 (土)

平成30年度認定考査を終えて

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平成30年度認定考査を受験された皆様、お疲れさまでした!

はじめて出題された、
売買契約に基づく土地引渡請求及び所有権移転登記請求
の問題に戸惑ったでしょうか?
いえ、試験を受けながら思わず“にやり”。
「伊藤塾の最終模試と同じテーマの問題だ!」と気づいた人にとっては、
ラッキーな問題となりましたね。

実は4年連続、不動産が絡む問題が出題されています。
平成27年(建物明渡請求)
平成28年(抵当権抹消登記請求)
平成29年(所有権に基づく土地明渡請求)
平成30年(売買契約に基づく土地引渡請求及び所有権移転登記請求)

講義の中では、
“未出の訴訟類型の出題可能性も高いため、
典型的な訴訟類型を丸暗記するのではなく、
考え方を身につけていきましょう!”
ということを繰り返し指摘してきました。
それは、大量かつ同一の処理が可能な訴訟類型が激減する中、
いかなる訴訟類型にも対応できる力が求められているからです。

これに加え、この度の認定考査を通してはっきりとしたのは、
とりわけ“不動産が絡む訴訟類型”における司法書士の活躍が
期待されているということ。
不動産登記を通じて不動産に関連する法律関係に
深く関与している司法書士にこそ
“不動産が絡む訴訟類型”で遺憾なくその力を発揮して欲しい。
そんなメッセージが込められた試験だったのではないでしょうか。

難易度的には“難しめ”。
模試で経験していた人はスムーズに解けたと思いますが、
そうでない人にとっては、まず“訴訟物は何か?”という
入口の段階で困惑する問題となっていますし、
「売買」「代理」「表見代理」「同時履行」「相続」「相殺」と
論点がてんこ盛りとなっており、法律関係を分析するのにも
一苦労する構成となっています。

これらのことから、本来、得点源とすべき訴訟物・請求の趣旨・要件事実の
3パートが崩壊してしまった方が相当数居ると思われますので、
認定率は60%を割り込み、50%台になるのではないかと思います。

ただし、それ以外の部分は、
“はじめて”和解に関する問題が出題された、
“はじめて”第2問に小問が付いた、
といった特殊性はあるものの、
総じて問われていることは基本的なことであり、
全体を通してみれば、仮に訴訟物~要件事実が崩壊しても、
救われる可能性は十分あります。
訴訟物等を間違えたからといって、
それだけで諦める必要はありません。

いずれにしても、今年の試験は終わってしまいましたから、
次に向けた勉強をしていきましょう!!
無事に認定されれば、いよいよ実務。
実践するにはさらなる研鑽が必要です。
“残念ながらまた来年…”となってしまいそうな方は、
認定考査はもはや本気の試験対策が不可欠なもの
という現実をしっかりと認識したうえで勉強を継続していきましょう!
来年の合格を逃すとその先は新民法での出題となってしまいますので、
頑張っていきましょう!

伊藤塾専任講師 坂本龍治

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