真の法律家・行政官を育成する 「伊藤塾」 株式会社 法学館

2017年11月16日 (木)

特別研修↝認定考査~今昔な話さ~

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『昔のはなし』

私は第2回(平成15年)の特別研修を履修し,その第2回の認定考査に合格した人間です。
当時は,特別研修が新人研修に組み込まれておらず,現場の司法書士が,仕事をしながら,(今より厳しい制約のもとでの)特別研修を履修し,その特別研修終了日の午後に認定考査が実施されるというものでした。
つまり,普通に司法書士の仕事をこなしながらーの,特別研修をこなしながらーの,認定考査の勉強をしなければならないという“鬼のような環境”だったわけです。
当然ですが,その期間は,ほぼ睡眠時間がありません。
ですので,実際,からだを壊して入院される先生が(少なからず)いらしたと聞いています。
当事はブラックすぎました…。

『今のはなし』

新人研修に特別研修が組み込まれ,平成15年当初に比べれば,その特別研修もシステマチックに洗練され,かつ,認定考査の勉強時間も確保できるのが,今の状況です。
その意味では,かなりホワイトです。
にもかかわらず,今年の認定率は過去最低を記録しました(57.5%)。
問題が難化傾向にあるのが理由と考えられます。
しかし,合格率3%の司法書士試験を突破してきた方々の認定率としては低すぎます!!
認定考査は,早い時期から意識を高く持ち,対策を間違えなければ合格できる“資格試験”です。
逆に,「特別研修をきちんとやっていれば認定とれるんでしょ。」的な考えでは,不合格への道まっしぐらです(T_T)/~~~

『ライセンスは100%にしてこそ意味がある』

司法書士が裁判もできるというのは,一般国民の共通理解になっていると思われます。
ましてや,ビジネスで司法書士とお付き合いしているクライアントであればなおさらです。
「やろうと思えばできるけれども敢えてやらない」のと「やりたくてもできない」は雲泥の差です。「やりたくてもできない」はクライアントの信用を失うだけでなく,国民に対する背信とも言えます。
是非とも,ライセンスを100%に仕上げ,司法書士としての職責を果たし,自己実現できる法律家になって頂きたいと思います。

『小山&坂本タッグ復活』

今年の認定考査対策は,久しぶりの「小山&坂本タッグ」の復活となります。
蛭町先生の講義を楽しみにされていた方には本当に申し訳ありませんが,“蛭町スピリッツ”を受け継ぐ人間の一人として,受講された方の全員合格を目指し,精一杯,頑張っていきたいと思っております。
第1回目は『11/19(日)14:00-17:00@東京校』小山担当で実施します。
認定考査対策の詳細を下記に示します。

2018年取得目標 認定考査対策講座

来年6月の認定考査合格を目指して,一緒に頑張っていきましょう!!

>>※小山晃司講師・坂本龍治講師による無料公開講座「なめてはいけない認定考査 ~18年認定考査攻略法~」はこちら

小山晃司

2017年11月 9日 (木)

会社法が『わかる』コツ(会社法の学習方法)

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みなさん,こんにちは。伊藤塾司法書士試験科講師の髙橋智宏です。

11月に入り,急に寒い日が多くなりましたが,いかがお過ごしでしょうか。くれぐれも風邪を引かないように,体調管理に気をつけてお過ごしください。

この時期に多くの入門生からいただく相談が「会社法がよく分からない」といったものです。そこで,今回は「会社法がよく分からない」という方に向けて,会社法が「わかる」コツをお伝えできればと思います

会社法は苦手意識を持つ受験生が特に多い科目です。民法などに比べて,会社法はとっつきにくい科目で,「一通り学習したけどよく分からない」という方も多いでしょう。また,実体法として土台となる会社法が分からなければ,手続法である商業登記法も分かりにくくなるので,結局,商業登記法が分かるようになるには,会社法をまず分かるようになる必要があります。

では,なぜ会社法はとっつきにくく感じるのか。

それは,「細かい知識に惑わされ,体系がつかみづらいから」です。会社法は細かい規定・例外(例:「定款に別段の定めがある場合は…」)が多く,最初からそれを覚えようと躍起になっていると,全体構造がつかみづらくなります。例えるなら,木(個々の知識)の1本1本に目が行き過ぎるあまり,森(体系,全体像)の構造が把握できず,迷子になってしまうのです。体系がつかめず,現在自分がどの位置づけの知識を学んでいるのかが分からなければ,個々の知識も理解しづらくなり,覚えにくくなります。

そこで,会社法を学習する際に大事になるのが,次の2点です。

①序盤にテキストを読む際は,「全体構造を把握すること」を重視し,細かい知識・例外を覚えようとしない。

序盤のインプット(1~2周目)の段階では,森全体を見渡す,すなわち体系をつかむことに専念し,細かい知識・例外は後から覚えていくと効率的です。はじめから細かい知識を覚えようとするのではなく,最初のインプットを「体系の理解」と割り切ってざっくり理解し,その後,復習を繰り返すに当たって細かい知識を覚えていくようにしましょう

②覚える知識を極力絞る。

会社法のテキストの多くは,表でまとめる形式がとられていますが,これをいきなり全部覚えようとしても,的が定まっていない分,本当に押さえなければならない重要な知識までも見落としてしまいがちです。ですから,【1】講師が強調していた箇所,【2】(入門生の方は)択一式基礎力完成ドリルで出題のあった箇所,【3】過去問で出題のあった箇所(会社法の過去問は平成18年以降の問題に絞っている伊藤塾セレクション会社法・商登法がオススメ)には印をつけて,まずはそこを最低限押さえるようにするという勉強法がオススメです。このように会社法に関しては「狙い撃ちの省エネ作戦」で頻出の知識を着実に覚えてしまったほうが効率的です。覚える知識が絞られる分,頭の中がごちゃごちゃにならず,スッキリするので「体系の理解」にも役立ちます。

以上、会社法に苦手意識を感じている方はぜひ参考になさってください。

なお、私が担当する11月24日(金)開講の「これでわかる!会社法基礎完成講座」では、細かい知識・例外を大胆にカットし、「明快」をコンセプトに、徹底的に分かりやすく作成したテキストを使って講義していくので、まさに会社法が「わかる!」講座となっています

「基礎」完成講座という講座名称ではありますが,主要な過去問知識はほぼカバーしている教材となっており,中上級者の方にとっても受講のしがいのある講座となっていますので,ご検討いただければ幸いです。

>>※「これでわかる!会社法基礎完成講座」の紹介ページはこちら

【「これでわかる!会社法基礎完成講座」教材イメージ】

Photo_3>>※教材サンプルはこちら~株式~

これからも、
「がむしゃらに、ひたむきに、効率よく」
頑張っていきましょう!

伊藤塾司法書士試験科講師 髙橋智宏

2017年10月30日 (月)

民法を制覇する

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皆さん、こんにちは。

肌寒い日が続き、もう2017年も残すところ2ヶ月となりました。
光陰矢の如しとはよくいったもので、月日が流れるのは本当に早いと感じます。
2018年合格目標の入門講座を受講している方は、会社法に入り、ボリュームの多さに戸惑う方もいるかもしれません。また、中級コースや中上級コースを受講している方も復習すべき科目が増えてきて学習が思うように進まない方も多いと思います。
ところで、司法書士受験業界では一般的に「民法・不動産登記法・会社法・商業登記法」の4科目を主要4科目と呼びます。すなわち、これらの科目は合格するために最重要となる科目になります。よって、この4科目は最優先して学習していくべきであり、得意科目にする必要があるのです。復習は大変でしょうが、ここが正念場となります。気合いを入れて学習していきましょう
しかし、得意科目にするまでにはどうしても時間がかかってしまいます。
その中でも民法は腰を据えて学習していかないと得点が伸びていきません。
腰を据えて学習するといっても、やみくもに勉強しても非効率であるため、合理的に得点を伸ばしていくためには、本試験を分析し何をすべきかを明確にしなければなりません。本試験を分析するに、近年の民法の難易度はそこまで高くなく、基本的な知識を問う出題が多いです
そこで、是非民法の条文と判例をしっかりと学習していただきたいと思います。

2017年度の民法の本試験問題の中で、正答率が60%以下の合否の分水嶺になる問題を例にしますと、条文知識だけで正解できる問題が第4問(成年被後見人・被保佐人)第21問(未成年後見)となり、多少細かめの判例知識がないと正解でいない問題が第16問(債務不履行)第19問(不当利得)になります。
これら4問を確実に正解することができれば、大きなアドバンテージになることは間違いありませんが、全問正解できた方はそう多くはないと思います。

今回、条文を起点として知識を整理し、制度趣旨と判例を理解することにより民法の得点力を高めることができる「民法条文解析講座」をご用意しました。

>>※宇津木卓磨講師による新規講座「民法条文解析講座」はこちら

条文を切り口にすることにより、丸暗記に走っていた判例知識なども、理解を伴った記憶ができるようになり、民法を得意科目とすることができます。
本講座のテキストでは、民法の全条文を網羅しており、繰り返し条文を素読みする教材として非常に優れています。また、講義では全条文の中でも、試験対策上、重要となる条文をピックアップし、本試験で使える知識としてインプットを行なっていきます。

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また、テキストは、単に条文を羅列しただけでなく、本試験対策として押さえるべき判例も網羅しており、このテキスト一冊で民法の対策を完結させることが可能です。また、テキストには条文ごとに一問一答形式の問題を記載しているので、条文がどのような形で出題されるのか、どこまで対策する必要があるのかを把握することができ、やみくもに膨大な量の過去問を解くことから解放されていきます
民法に苦手意識がある方は、是非、本講座を有効活用し、民法を制覇していきましょう。
来年の合格を確実に近づけるためには、年内の効率的な学習が鍵となります!

司法書士になって人生変えてやりましょうね。


YouTube: 「民法条文解析講座 ガイダンス」

>>※宇津木卓磨講師による無料公開講座「直近の法改正と重要判例を押さえる講義」はこちら

伊藤塾司法書士試験科講師 宇津木卓磨

2017年10月11日 (水)

確実に得点する

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  「何のために今この勉強をするのか」という目的を日々意識しながら勉強に取り組んでいるでしょうか。漠然とテキストを読んで、漠然と問題を解いているだけでは、受験勉強としては効率的ではありません。合格点を取るために、どういった力が必要で、どうやってその力を付けていくのか、戦略をしっかりと考えていく必要があります

  司法書士試験の難易度が高い理由の一つとして、「取るべき問題を確実に取らなければならない」という点が挙げられます。択一式では、概ね正答率80%以上(年によっては85%程度)が要求されますので、基本的な問題で落としてしまうと、それを挽回するのはかなり困難になってしまいます。
「基本的な問題を『大体取れる』」から『確実に取れる』までに引き上げるためには、早い時期からの練習が必要になります。直前期になってから「取りこぼしが多くて伸び悩む」ということにならないように、早めの対策を考えていきましょう。

  10月9日(月)に開講した「択一式必修300問」は、各回25問(全12回)の演習講座です。本講座は、
① 知識を確実に点数に結びつける練習をすること(本講座の最重要テーマ)
② 演習を通じて基礎知識を確認すること
③ ②に関連した知識整理を行うこと
によって、「取るべき問題を確実に取る」ことを目的とした講座です。合格レベルの実力のある方であれば満点を狙える問題になっていますが、本当に満点を取ることは簡単ではないでしょう。

  解説講義では、問題の解説のほか、関連知識の整理を行います。むやみに多くの問題を解くのではなく、一問一問から多くのことを吸収できるような解説を行います。
  また、何より重視して欲しいことは「本気で問題を解く」ことです。本試験当日、緊張状態の中で力を発揮するためには、普段から本試験同等の「本気」で問題に取り組んでいなければなりません。ケアレスミスも絶対に許されないという緊張感を持って勉強を続けた人と、そうでない人では、必ず差がついてきます。たかが演習講座と気を抜かずに、本気で取り組んでください。

>>※北谷馨講師による年内択一式演習講座「択一式必修300問」の講座紹介はこちら

  冒頭で、「何のために今この勉強をするのか」を意識することが大事、と述べました。当然ですが、受験勉強は点数を取るための勉強です。どれだけ豊富な知識があり、高い志を持っていたとしても、試験問題を解けなければ合格はできません。「点数が取れるか」「取れなければ原因は何か」「どういった対策が必要か」それを考え続けるのが受験勉強です。点数を取ることに貪欲になるためにも、早めの演習をお勧めします。


YouTube: 「択一式必修300問」ガイダンス

伊藤塾司法書士試験科講師 北谷 馨

2017年10月10日 (火)

不動産登記法が『わかる』コツ(不動産登記法の学習方法)

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みなさん、こんにちは。伊藤塾司法書士試験科講師の髙橋智宏です。

今回は不動産登記法の学習方法についてお話したいと思います。

不動産登記法は、午後の部の択一式45%(35問中16問)を占める重要な科目であり、ぜひとも得意科目にしておきたい科目です。しかし、初学者にとっては、とっつきづらさがあることから苦手意識を感じやすい科目であり、また、中上級者であっても、単に結論を暗記で押さえるだけの学習に苦痛を感じている方も多いようです。

「不動産登記法は手続法だから理由を考えずに結論をひたすら覚えなければならない。」

このような考えのもと、ひたすら知識を頭に詰め込む学習に追われている受験生が非常に多いように感じます。

確かに、不動産登記法における条文・先例・登記研究の見解すべてを理屈で説明するのは困難ですし、また、すべてを理屈で押さえる必要もありません。

しかし、実は不動産登記法は、(基本的には)一貫した考え[原理原則]の下で制度設計がされています。この「不動産登記法の考え方」を理解し、そこから派生させてそれぞれの知識を押さえると記憶の負担が軽減するとともに、登記法における思考力[登記的思考力]を身に付けることができ、その結果、不動産登記法を得意科目とすることができます。

すなわち、不動産登記法を得意科目にするには、ひたすら知識を頭に詰め込むのではなく、不動産登記法の考え方を理解すること、分かりやすく言えば「不動産登記法が『わかる』こと」が不可欠なのです

「不動産登記法が『わかる』」ためのコツはズバリ、「当たり前の規定の制度趣旨に立ち返る癖をつけること」です。

それでは、次の本試験問題を例にとって説明していきましょう。

【平成29年第12問イ】
「Aを所有権の登記名義人とする建物について、Aが債権者Bとの間で抵当権を設定する契約を締結した場合には、利息の定めとして「年1.5%。ただし、将来の金融情勢に応じ債権者において利率を適宜変更できるものとする」旨を申請情報の内容とする抵当権の設定の登記を申請することができる。⇒×」

本問の問題の解答の根拠となる先例は次の通りです。
「『将来の金融情勢に応じ債権者において利率を適宜変更できるものとする』旨の不明確な定めを利息に関する定めとする抵当権設定の登記を申請することはできない(昭31.3.14民事甲506号通達)。」

この知識の土台として、まず、「『利息に関する定め』は抵当権の登記の登記事項となる(法88条1項1号)」という規定があります。ただ、当たり前の規定すぎて、なぜ抵当権の登記において「利息の定め」が登記事項となるのか、考えたこともないという方も多いと思います。

なぜ「利息の定め」が抵当権の登記の登記事項となるのか、それは、抵当権者は満期となった最後の2年分の利息についてのみ優先弁済権を第三者に主張できるとされているところ(民法375条1項)、後順位抵当権者等の第三者に抵当権の利息分についての優先弁済権の範囲を周知させる趣旨です。

そうなると、上記の先例のような第三者にとって計算不能なあいまいな定めを利息の定めとして登記することは、優先弁済権の範囲を周知させるという趣旨に反し、認められないことが分かります。

また、このように考えれば次の先例も簡単に覚えることができます。
抵当権設定の登記において、利息に関する定めを「利息は年○%とする。ただし,融資契約に違反するときは,年○%とする。」として登記することはできない(昭44.8.16民事三705号回答)。

更に、利息に関する定めが登記事項となる趣旨から考えれば、次の知識も押さえることができます。
「抵当権設定契約を締結した後,抵当権設定の登記を申請する前に利息を変更する契約を締結した場合,変更後の利息で抵当権設定の登記を申請することができる(登記研究151号)。」
※利息に関する定めは優先弁済の範囲を公示する趣旨でされるところ、利息は「今何%なのか」を公示することが重要で、「かつて何%だったのか」を公示する実益に乏しい。

このように、当たり前の規定の制度趣旨に立ち返る癖をつけることで、多くの知識を繋げて覚えることができるので、非常に効率的に知識を吸収することができるとともに、不動産登記法の考え方を把握することができます

当たり前の規定こそ、制度趣旨を大事にするようにしましょう!

なお、私が担当する10月24日(火)開講の「これでわかる!不動産登記法基礎完成講座」では、基本的な知識から制度趣旨を丁寧に説明していきますので、まさに不動産登記法が「わかる!」講座となっています

「基礎」完成講座という講座名称ではありますが、主要な過去問知識はほぼカバーしている教材となっており、中上級者の方にとっても受講のしがいのある講座となっていますので、ご検討いただければ幸いです。

>>※「これでわかる!不動産登記法基礎完成講座」の紹介ページはこちら

【「これでわかる!不動産登記法基礎完成講座」教材イメージ】

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>>※教材サンプルはこちら~根抵当権に関する登記~

これからも、
「がむしゃらに、ひたむきに、効率よく」
頑張っていきましょう!

伊藤塾司法書士試験科講師 髙橋智宏

2017年9月25日 (月)

『御無沙汰しております。小山です。』

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【長っ!】

そろそろ筆記試験の合格発表ですね。

落ち着かない日々が続く方もいらっしゃれば,すでに来年に向けて始動されている方もいらっしゃると思います。

それにしても,“発表まで長すぎるよね”と思うのは私だけでしょうか?
いや,そんなことはないでしょう。

「国家試験だから仕方ない」ということではなく,なるべく早く結果を知らせて頂きたいと思うのが人情であり,結果が早く分かれば,その後,自分がとるべき行動も,今より早く決断することができます。

そういう意味では,8月第2月曜日に択一式試験の基準点が発表になったのは大いに評価できるところで,まさに「やればできる」のですから,その勢いで,筆記試験の最終発表も,なんとか予算を取り付け,人員を確保して頂き,少しでも早い発表を実現して欲しいと思います。

受験生のみなさんは,人生賭けて,この試験に挑んでいますからね。

まあ,山村先生曰く「発表までが試験」ですので,蛭町先生流に「なんのこれしき」の心意気で,ZOZOマリンスタジアムのライトスタンドに陣取る小山のように「でーん」と構えて,27日を待ちましょう。

あれこれ考えても不安になってドキドキするだけですので。。。

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【合格報告会】

今年も,9月27日,28日,29日と3日にわたり,各校舎で,合格報告会を開催致します。

詳細は,このとおり(^_^)☞合格の喜びを、仲間・講師と分かち合おう!「2017年司法書士合格報告会」

講師・社員・スタッフ一同,一秒でも早く,みなさんと合格の喜びを分かち合いたいと思っております。本当に本当にSo思っております。

ですので,見事に栄冠を勝ち取られた方は,是非とも御参加ください!

【最後になりますが】

我々の想いは,いつも,みなさんと共にあります。
なにかあったら,遠慮せずに,相談してみてください。

季節の変わり目です。くれぐれも体調には御留意頂き,これからも人生を驀進して頂きたいと思います。

<<※講師に直接ご相談ください!「パーソナルカウンセリング制度」はこちら

<<※新たな門出を祝う合格祝賀会など、筆記試験合格発表後のスケジュールはこちら

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司法書士受験生応援団団長
小山晃司

2017年9月19日 (火)

司法書士試験の必勝パターンは「粘り勝ち」

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皆さん、こんにちは。伊藤塾司法書士試験科講師の関信敏です。

今回は、私がここ数年の合格者の傾向を見ていて非常に強く感じている「司法書士試験の必勝パターン」としての「粘り勝ち」についてお話したいと思います。

司法書士試験の受験指導において「最後の最後まで粘れ!」ということは、主に直前期の勉強や本試験の時間中についてよく言われるところだと思います。その趣旨は、直前期や本試験においては他の受験生の中に途中で諦めてしまう人が出てくるので、最後まで粘った人が相対的に浮上するということだと思います。これは本当にその通りなので、是非心に留めておいて頂きたいのですが、私が今回取り上げるのは、もうちょっと大きな枠組み、即ち、「何年か勉強を続けてこられた受験生がどのようなタイミングで合格することが多いか」という観点からの「粘り勝ち」です。何を言いたいのかと申しますと、司法書士試験に合格するのは「今年は合格できるかも」と感じた年の「翌年」であることが多い、ということです。

司法書士試験が難関試験と言われている理由の1つは合格点の前後に非常に多くの受験生が集中していることがあります。その結果、たとえ客観的には合格できる力を有していても、偶々いいように転ばなかったために、ほんのちょっとの差(点差とは限りません)でその年の試験には合格できないということが幾らでもあります。もちろん、そのような「運」的な要素に左右されないぐらい突き抜けた力を身につけることを目指す訳ですが、実際にそのようなレベルに達する人はごく僅かであって、多くの人はそのレベルに達しないまま合格することが多いです。では、受験生の立場としてはどうすればよいのかというと、それがまさに「粘り勝ち」を目指せということなのです。「粘ることで勝ちを引き込む」という意識を強く持ってください。

もしあなたに「今年は合格できるかも」と感じる瞬間があったとすれば、客観的にも合格できる力を有している可能性が高いです。しかし、客観的に合格できる力というのは、実際に合格して初めて実感できるものなので、合格前にそれを確信することはできません。むしろ、「今年は合格できるかも」と感じるぐらい頑張ったにもかかわらず結果が出ないと「これだけ頑張ったのに結果が出ないのなら来年も厳しいかも‥」と考えてしまうかもしれません。しかし、それは本当にもったいないことです。客観的に合格できる力を有していれば、来年合格できる可能性は極めて高いですから、このチャンスを絶対に逃してはなりません。司法書士試験は「粘ること」自体が重要な戦略です。粘ると来年はきっといいように転びます。

さて、そのような「粘り勝ち」を目指す受験生の皆さんにお勧めしたいのが、私の担当している「司法書士合格への思考力完成ゼミ」です。ある程度勉強を進めてこられた方は、「これ以上何をやったら良いのだろう?」考えてしまうこともあると思いますが、まだまだやれることはあります。「ゼミ形式」の講座は、「講義形式」や「演習形式」の講座とは異なり、時間をかけて復習しなくても頭の中がきれいに整理されて、しかも強い印象付けの機会にもなりますから、マンネリ化した勉強から脱却するのに最適です。また、「思考力ゼミ」はその名の通り、制度趣旨や理由付けなどの考え方の部分を徹底していきますから、司法書士受験生に多い暗記中心の勉強スタイルを理解中心の勉強に切り替えることもできます。10月からは、発表後にライブを実施する不動産登記法以降の科目を組み合わせた「発表後パック」がスタートしますので、是非ご検討ください。勉強を粘り強く続けるための「勢い」をご提供します。「勢い」って何?と思われた方は是非、無料体験受講にご参加ください。

>>※関信敏講師による伝統ゼミ「司法書士合格への『思考力』完成ゼミ」はこちら

最後まで応援しています!引き続き頑張っていきましょう!


YouTube:  「司法書士合格への「思考力」完成ゼミ」ガイダンス

伊藤塾司法書士試験科講師 関信敏

2017年9月11日 (月)

記述式の基礎体力を付ける

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 皆さんこんにちは。
 夏が終わり、随分と涼しくなってきているので、自然と気が引き締まってくるのではないでしょうか。年明けは、多くの受験生が本気になっていくことから、この時期の学習が勝負を分けていきますので、気合いを入れていきましょう。

 さて、日々学習する中で、記述式に対して不安を感じている方は多いと思います。
 その理由として次の原因があると感じます。①解く知識が足りていない②解法スキルが確立できていない。
 ①は、勉強量の問題であるがゆえに解決しやすいですが、問題は②です。この解法スキルについては、一人でやれと言われても、中々厳しいのではないでしょうか。そこで、山村拓也講師が担当する講座、「プレップ記述式答案構成力養成講座」についてご紹介します。

 この講座のコンセプトは、「記述式解法スキルの基礎を身につける」点にあります。記述式の解法スキルについては、これまでも年明けから始まる記述式答案構成力養成答練を通じて実践してきていますが、年明けからの答練は本試験レベルの問題を扱い、「より実戦的な解法スキルを身につける」ことを主眼としているため、「解法スキルの基礎」に不安のある受験生にとっては若干ハイレベルなものになっている現状があります。

 そこで、記述式の解法スキルに不安がある受験生が、年内に基本的かつ学習効率の高い良問を用いて解法スキルの基礎を身につけ、より効果的に年明けからの答練を活用してもらえるようにと企画したのが「プレップ記述式答案構成力養成講座」です。いわば、年明けの答練が高速道路の「本線」だとすると、この講座は本線へスムーズに合流するための「合流ライン」の位置づけになります。
 記述式解法スキルに不安のある方や、入門講座で解法スキルを学びながら、さらに盤石な解法スキルを身につけて記述式を得意にしたい方は、是非本講座を活用して頂ければと思います。

>>※山村拓也講師による記述式講座「プレップ記述式答案構成力養成講座」はこちら

 また、9/16(土)には、私が担当させていただく記述式の新規講座「記述式ケーススタディ講座」が開講します。
 この講座では、どのような問題が本試験で出題されても、対応できるように知識が混同しやすい事例を比較し、関連する記述式の過去問のオリジナル問題を通して、実力を底上げしていきます。

>>※9/16(土)開講!!宇津木卓磨講師による記述式講座「記述式ケーススタディ講座」はこちら

 涼しくなり、朝晩は冷え込んできますので、体調管理には十分ご注意ください。
それでは、引き続き頑張っていきましょう!


【YouTube】 宇津木卓磨講師・坂本龍治講師による公開講座「登記法の知識を最大限活かす記述式対策(ダイジェスト)」

伊藤塾司法書士試験科 宇津木卓磨

2017年8月30日 (水)

不動産登記法の復習の乗り越え方(初学者編)

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8月も終わりを迎え、入門講座の受験生など初学者の多くが、不動産登記法の学習に取り組んでいると思います。

この時期、入門講座の受講生のカウンセリングでは不動産登記法の講義の復習方法についてのご相談が多くなってきます。その悩みの種は、「総論分野や横断整理問題が取っ付きにくい」「添付情報が覚えられない」「択一式の復習だけでなく、記述式の復習もしなければならず、民法の時に比べて復習する量が増えた」などといった点にあるようです。

そこで、今回は初学者(主に入門講座受講生)に向けた不動産登記法の復習の工夫をご紹介します。

①「所有権の登記」「抵当権の登記」「根抵当権の登記」から重点的に取り組む

不動産登記法は各論部分(所有権の登記・抵当権の登記・根抵当権の登記・用益権の登記など)が分かっていないとそれ以外の総論部分が理解しにくいといった性質があります。また、本試験では、1つのテーマについて横断整理的に各論知識が問われることが多々あります。例えば、「印鑑証明書」をテーマにした問題でも、所有権の登記や根抵当権の登記の知識が聞かれることも多々あります。ですから、まずは各論の中でも重要かつ頻出な「所有権の登記」「抵当権の登記」「根抵当権の登記」を重点的に学習し、各論分野の基礎知識を固めてから他の分野や横断整理問題に取り組むのがオススメです

②添付情報は立証目的を考えて覚える

不動産登記法を勉強する際,覚えるのに苦戦するのが添付情報です。そもそも添付情報がなかなか覚えられない原因は,「何を立証するかをしっかり考えられていない。」ということにある可能性が高いです。添付情報はそもそも何のために添付するのか。平たく言えば、登記官に立証したい事実があるから、すなわち「登記事項の真実性の確保」が目的となります。イメージとしては民事訴訟で裁判所に証拠を提出するのと同じです。

以下、不動産登記法の添付情報の立証目的(添付趣旨)をまとめましたので、参考になさってください。

【登記原因証明情報】
権利変動が本当に発生していることを確認することにより、正しい登記をするため。

【登記識別情報】
登記名義人しか知り得ない情報を提供させることによって、登記をすることにより不利益を受ける登記義務者の本人性を確認するため。

【印鑑証明書】
本人しか取得できない印鑑証明書を添付させることによって、登記義務者となる所有権登記名義人が登記申請意思を有することを確認するため。

【住所証明情報】
虚無人名義や氏名冒用の所有権の登記がなされることを防止するため。

【会社法人等番号】
法人の代表者が登記申請を行っていることを証明するため。

【代理権限証明情報】
代理人が代理権を有することを確認するため。

これらは基本的で当たり前のことのように思えるかもしれませんが、「登記官に何を立証したいのか?」ということを普段の勉強の中で意識するだけで、添付情報がぐっと覚えやすくなります。

③雛形の練習は略字でOK

雛形の練習では、「登記識別情報」や「登記原因証明情報」など、画数の多い文字を全て書こうとするとかなり手間取るものです。普段の雛形の練習はそれらを略した字(略字)で練習すると、ぐっと時間の節約ができます。売買による所有権移転登記を例にとると以下のような形です(あくまでも参考程度に捉え、ご自身でアレンジするとよいでしょう)。

【通常の申請書の内容】

目         的 所有権移転
原        因 平成29年8月30日売買
権   利   者  B
義   務   者  A
添 付 情 報  登記原因証明情報
          登記識別情報(Aの登記識別情報)
          住所証明情報(Bの住民票の写し)
          印鑑証明書(Aの印鑑証明書)
          代理権限証明情報(ABの委任状)
課 税 価 格  金1000万円
登録免許税   金20万円

【略字で書いた申請書の内容】

目 所移
原 29・8・30売買
権 B
義 A
添 原
   識(Aの)
   住(Bの)
   印(Aの)
   代
課 1000万
免 20万

なお、開講は少し先の10月になりますが、私が担当する「これでわかる!不動産登記法基礎完成講座」では、「明快」をコンセプトに徹底的に分かりやすく書き、かつ豊富なイラストを盛り込んだオリジナルテキストで、基礎の基礎からざっくり説明し、「よく分からない」のレベルから「テキスト・過去問が理解できる」レベルまで一気に引き上げます。当講座の講義時間は「25時間」とコンパクトにまとまっているため、「1日1時間」のペースで受講すれば1か月で不動産の基礎をマスターすることができ、不動産登記法の学習が一通り終わった後のおさらいの位置づけとしても活用できます。

また、このシリーズの民法編である「これでわかる!民法基礎完成講座」はすでに開講しており、いつでもスタートできるため、民法の復習になかなか手を付けられていないという方はぜひご活用ください(下図はテキストの一部です)。

>>※「これでわかる!基礎完成講座」シリーズの紹介はこちら

不動産登記法は、受験生の誰もがつまずくポイントです。しかし、上記の工夫をして復習を繰り返ししていけば、慣れていき、面白味も感じられてくるはずです。根気よく復習に取り組んでいきましょう!

これからも、
「がむしゃらに、ひたむきに、効率よく」
頑張っていきましょう!


YouTube: これでわかる!民法基礎完成講座 プレ講義 ~法定地上権の基礎が一気にわかる!~

伊藤塾司法書士試験科講師 髙橋智宏

2017年8月21日 (月)

事例問題を通じて記述式を制覇する

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皆さんこんにちは。
既にチェックされている方がほとんどだと思いますが、択一式の基準点が発表されました。

【午前の部】 75点(25問) ・ 3,069名 (19.2%)
【午後の部】 72点(24問) ・ 3,139名 (20.3%)

当該基準点を受けてのコメントを髙橋智宏講師がHP上で載せておりますので是非ご一読ください。

>>※「2017年度司法書士試験筆記試験択一式基準点の発表を受けて」はこちら

択一式の基準点が低くなっているということは、総合点での勝負が容易に想定でき、その中で記述式の重要性が更に増したと考えて差し支えないでしょう

そこで、今回は記述式を得意にするためにはどうすればいいのかについてお話をしたいと思います。
大前提として、記述式が得意とは一体全体どういうことなのかといえば、「記述式の得点にムラがなく常に7割以上を得点することができる」ということを一つの目安にすれば良いでしょう
この「ムラのない状態」が一番重要なのです。
例えば、何か答練や模試を受験した際に、前回は8割以上得点することができたけれど、今回は不動産登記法で枠ズレをしてしまい答案が崩壊してしまったということでは、記述式が得意であるとはいえません。
本試験で高得点をとるためには、どのような問題でも安定して7割は得点できるように訓練をしていかなければなりません。
しかしながら、多くの受験生が記述式の得点が不安定の状態です。

なぜ記述式の得点が安定しないかといえば、似たような知識が頭の中で混在してしまい、事例ごとの整理ができていないことが大きな原因です
不動産登記法を例にするのであれば、相続・遺贈・遺産分割・遺留分減殺請求などの比較整理がきちんとできているか。また、共同相続が起こった場合に共同相続登記が登記されている場合とされていない場合によってなすべき登記が全く異なってきます。
事例ごとに、知識がすっきり整理されていれば、迷うことなく本試験でなすべき登記を判断することが可能となり、記述式の回答スピードも劇的に早くなります
その結果、記述式を高得点で安定させることができるのです

今回、私が担当する新規講座である「記述式ケーススタディ講座」では、事例ごとに知識をすっきりと比較整理し、アレンジ過去問を通じて本試験で安定して高得点できるように記述式の実力を底上げしてきます。
「登記法の知識を最大限活かす記述式対策~演習から分析する効率的学習方法~」では、ケーススタディ講座のテキストを用いながら、デモストレーション講義を行っているので是非ご視聴ください。

>>※無料公開講座「登記法の知識を最大限活かす記述式対策~演習から分析する効率的学習方法~」の視聴はこちら


YouTube: 司法書士試験対策講座 「記述式ケーススタディ講座」ガイダンス

夏らしい夏日があまり来ないまま、あっという間に秋を迎えようとしています。
2018年度本試験は着実に近づいてきていますので、一日一日を大事にしながらしっかりと準備をしていきましょう。

>>※宇津木卓磨講師担当の択一式一貫指導が実現!「中上級コース」はこちら

伊藤塾司法書士試験科講師  宇津木卓磨

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