法科大学院・司法試験・公務員試験・法律の資格の伊藤塾
法科大学院・司法試験・公務員試験・
司法書士・行政書士の資格の伊藤塾
株式会社 法学館

« 2018年度司法書士試験筆記試験 総合合格点の考察 | 講師からのメッセージTOP | 相続法の改正について »

2018年10月12日 (金)

通勤時間の活かし方

Doc_054219dib

みなさん、こんにちは。伊藤塾司法書士試験科講師の髙橋智宏です。

先日の合格発表を受け、伊藤塾の合格報告会では、多くの合格者から喜びの声をいただきました。

その中には、社会人で働きながら合格された方も数多くいらっしゃいましたが、実際にお話を聴かせていただいて、全員に共通して言えることは「通勤時間を上手に活用している」ということです
それだけ、社会人にとっては「通勤時間の活用」も、合格の重要なポイントであることを改めて認識させられた機会でもありました。

法務省の資料(平成29年度司法書士試験の最終結果について)によれば、2017年の本試験における合格者の平均年齢は37歳となっており、主に働いている社会人の層が厚いことが分かります。

仮に、週に5回の通勤時間が片道30分(往復1時間)であれば、1日で1時間、1週間で5時間、1か月で20時間という学習時間が確保できることになりますが、時間のない社会人にとって、この通勤時間をいかに有利に活用するかが合格の重要なポイントとなります

そこで、今回は通勤時間活かすための工夫を紹介していきたいと思います(ここでは基本的に、電車やバスでの通勤を想定とした話を進めていきます)。

【1】 通勤時間の活用法

まず、通勤時間を上手に活用するには、「通勤時間を勉強時間にカウントする」という意識が重要です。通勤時間というと、いわゆる「スキマ時間」と細かい時間と捉えがちですが、毎日決まった時間を確保できるわけですから、場当たり的な学習をするのは非常にもったいないと言えます。ですから、通勤時間を勉強時間にカウントし、普段行う勉強の一部として位置付けるようにしましょう。こうすることで、集中して通勤時間の勉強に取り組むことができます。

次に、通勤時間の勉強として具体的に何をするかということですが、「記憶喚起を目的とするインプット」をお勧めします。要するに、テキストの復習です。通勤時間では机のある状態で勉強することはできないため、アウトプット(過去問等の問題演習)では、戻りたいときにテキストに戻ることができず、学習効率がやや低下してしまうのです。

むしろ、アウトプットは、インプットを行った後に机に向き合って、テキストに戻りつつ行う方が学習効率が良いといえます。ですから、電車の中ではテキストの復習等の記憶喚起を目的とするインプットを行い、そのうえで、自宅や喫茶店等で過去問等の問題演習を通してアウトプットを行うのがお勧めです。このように、その後の勉強でアウトプットをする意識ができれば、通勤時間のインプットの効率も上がりやすいでしょう。

ただ、通勤ラッシュのように、通勤時間に座ることが難しく、立ちながらテキストを開くことも難しいという方は、あらかじめテキストの中で暗記すべき個所(例:少数株主権のまとめ表)を携帯電話の写真で撮っておき、電車の中で覚えるのがお勧めです

さらには、車や徒歩での通勤など、携帯電話を見ることが難しい状況にあるのであれば、「テキストの脳内再生」をするだけでも十分効果があります。具体的には、朝自宅を出る前あるいは前日の夜の寝る前に、テキストを軽く読んでおいて、通勤時にテキストの内容の振り返りを頭の中で行い、その中で思い出せない箇所があれば、思い出せない項目・箇所をまとめてメモしておき、帰宅した時に確認をするとよいでしょう。

【2】 先輩合格者のアドバイス

上記のほか、伊藤塾から出している合格体験記(2017年度)の中で、働きながら合格された塾生の有益なアドバイスをまとめましたので、ぜひご参考になさってください。

・仕事で勉強時間が確保できないことも考え、朝5時に起き、朝6時前には勉強をはじめるという朝型に生活を変えました。仕事に影響をうけない、朝に勉強することにより、すっきりした状態で密度の濃い勉強時間の確保をすることができました。また、記述を解くのは、頭がすっきりしている朝ではなく、仕事が終わり、疲れている夜にやることにしました。本試験は頭がつかれた状態で記述を解くことになりますのでそのことを意識したからです。あと、週に1~2回はスポーツクラブ等に通うなど運動をするようにしました。仕事もデスクワークなので、ずっと机に座っていると体が硬くなり、肩こり等がひどくなり、集中ができなくなることも多かったからです。運動をはじめてからは、体が柔らかくなり、集中して勉強ができるようになりました体験記の詳細はこちら)。

あまり細かいことに拘らないことも私にとっては大切でした。勉強時間が細切れになりがちだと、どうしても記憶の定着が悪く、何度やっても覚えられない又はあいまいな知識のままということが多くなりましたが、ここで、ひとつの知識に拘り過ぎて時間を費やすことのないように注意していました(体験記の詳細はこちら)。

いかがでしたでしょうか。もちろん、通勤方法や通勤時間は人それぞれですが、自分の環境に当てはめた時に、少しでも自分にとって、ためになる点があれば、参考にしていただければ幸いです。

>>>髙橋智宏講師による無料公開講座「押さえておきたい登記法重要先例10選」はこちら

>>>高橋智宏講師による中上級講座「択一登記法集中演習講座」はこちら

YouTube: 「新・択一登記法集中演習講座 ガイダンス」

伊藤塾司法書士試験科講師 髙橋智宏

伊藤塾HOME 伊藤塾HOME プライバシーポリシー プライバシーポリシー サイトマップ サイトマップ 伊藤塾モバイル 伊藤塾モバイル 伊藤塾モバイル e-shop
Copyright © 伊藤塾/株式会社 法学館 All Rights Reserved since 1996.