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2020年7月13日 (月)

年度別過去問のススメ

皆さま、こんにちは。クラスマネージャーの黒澤と申します。

今回は、直前期において取り組む方が多い年度別の過去問の利用方法やそのメリット等について、お話させていただこうかと思います。お付き合いください。

まず、年度別過去問の場合、1年分をやるとした場合、午前は「憲,民,刑,会社」で4科目、午後は「不登,商答,民訴,民執,民保,供託,司書」で7科目をまとめて学習できます。つまり、1日1年分と決めて淡々とやっていればいちいち自分で教科間のバランスをとらないで「適度なバランスで各科目の学習が機械的にできる」ということです。

自分で体系別の過去問をやっているとどうしても学習を行う教科が偏ってしまうので、この点は記憶の管理が非常に楽ですので記憶の管理のスケジュールを組むのが苦手という方にはおススメです。とにかく1年分をやれば全教科に触れることが可能だからです。私の受験生時代は、過去問を1年分なら1年分を冊子などにしていわば筋トレのように合格年は何回も過去問を解いていた覚えがあります。そのおかげで、マイナー科目等は放置すると内容は忘れがちですが、あまり意識しないでも記憶の維持ができた覚えがあります。

次に、年度別過去問の場合、時間を図ってやれば「本試験の時間感覚」を体に叩き込むことができます。これは特に午後においては重要です。午後の時間感覚というのは記述に1時間×2で2時間確保するとなると、実際に現場で択一を解いているときは「駆け抜けている」感覚に近いと思われます。じっくり一問一問を午前のように解いている時間はなく、凄まじいスピードで解いているので受かる人でも午後は本試験が終わったあとに解答速報を見て消去法で解いた肢が結果的に正解だったという問題のほうが多いのではないかなと思います。そのような感覚を「実践と同じ形式」で「時間を図って」年度別問題集で訓練することで腑に落としておき本試験でパニックにならないようにするのは有益かと思います。

35問を1時間以内に解くというスピードの感覚が平常になればなるほど、本試験でもその日頃のスピードを意識して問題が解けるといったことにもなりやすいかと思われます。「試験委員の要求する情報処理の速さ」を前もってその現れである過去問で体験しておいたほうがいいということです。また、案外、体系別の問題で解けていても、年度別の問題でコンディションを本試験と同じ状態にして緊張状態を作ると、解けるはずの問題が解けなくなることがあったりするので、「どのような状態でも自分がその知識を使えるようになっているのか」ということをチェックするというのも大事です。

最後に、年度別の問題を解くときは、単純化すれば午前午後に分けて択一であれば、5肢×35問を2回を解くわけですが、この35問の中には①合格するために必ず解けないといけない問題と、②差が付く問題と、③現場では解けないような問題が混在してます。そのような問題が混在する中で本番では①を優先的に解いて、②を極力解いていかないといけません。そして、これには、正解すべき問題である①、②に対して、「選別眼」のようなものが必要になります。

要は、「勝負所を見極める能力」が必要だということです。そのような訓練は、1個1個の5肢択一の問題を解いているだけでは練習ができず、模試を除けば、あくまで本番と同じ35問を時間を使ってまとめて解くことでしかできません。単なる1問を解くのと35問の中の1問を解くのは違うわけです。

是非年度別過去問を活用してみてはいかがでしょうか。
皆さまのご健闘をお祈りしています。

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