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2020年9月20日 (日)

本試験当日をどう過ごすか

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本試験日の9月27日まであと1週間となりました。泣いても笑ってもあと1週間、最後まで諦めず、全力で駆け抜けましょう!

今回は、本試験直前のカウンセリングで聞かれることの多い、本試験当日の過ごし方と本試験時の気の持ち方についてお話ししたいと思います。

まずは大前提として、本試験当日の過ごし方は人それぞれです。絶対こうすべきというものがあるわけではなく、本試験当日に最大限のパフォーマンスが発揮できるならば、それぞれ好みによって当日の過ごし方は違ってよいと思います。

ただ、当日の過ごし方を決めずに本試験に臨むと、落ち着かず浮足立ってしまうので、どのように過ごすかは決めておきましょう。これから紹介していく本試験当日の過ごし方は、あくまで1つの例であり、まだご自身で決めかねているところ、不安なところについて参考にしていただければ幸いです。すでに当日の過ごし方を決めているのであれば、無理に変える必要はありません。

【1】試験開始までの過ごし方

本試験会場に向かう途中の電車やバスに乗っている間、あるいは試験会場入室後の試験開始までの間は、じっとしていても気持ちが焦るので、気持ちを落ち着かせる意味でも、教材を持って行き、軽く最終確認をするとよいでしょう。

ここでのポイントは、取り組む範囲を試験開始前に軽く終わる分量に調整しておくことです。何冊ものテキストを持って行っても、到底終わるわけもありません。試験開始前に確認する教材は苦手科目の1冊に絞って、かつその中でも覚えきれなかった箇所を眺める程度にしましょう。そこで確認した科目から優先して本試験問題を解くようにすると、直前に見た知識なので超短期記憶として対応できます。

なお、ここで体力を削られてしまうと、かえって本試験でのパフォーマンスが落ちてしまうので、ここでの教材の確認は流す程度にしておきましょう。

【2】昼休みの過ごし方

午前の部が終了した後の昼休みですが、ここで大事なのが「午前の部の結果を引きずらない」ことです。終わったことをあれこれ考えても意味がありません。ここで次の午後の部に頭を切り替えましょう。具体的には「午前の部の得点は基準点ぴったり」と思い込むことがお勧めです。そう思い込めば、「勝負は午後の部だ」と思えるようになり、午後の部に向けたモチベーションにも繋がりやすいです。どうしても午前の部を引きずってしまうという方は、音楽を聴いて気持ちを切り替えるというのも有効です。

また、この昼休みの時間に、午後の部に向けて教材の最終確認を行うのも有効です。ただ、昼休みも食事の時間を除けば、それほど時間は長くないので、ここでも軽く終わる分量に調整しておくことが必要です。具体的には、司法書士法を一通り復習する(範囲が狭いので昼休み中でもざっと確認できる)、あるいは記述式の間違いノートをチェックするのがお勧めです

【3】本試験時の気の持ち方

(1) 周りの受験生と比べない

本試験会場では周りの受験生が優秀に思えて萎縮してしまいがちですが、それはみんな同じです。周りの受験生から見てあなたもそう見えているはずです。

司法書士試験は相対評価なので、この試験は己との闘いかというと、試験の仕組み上はそうとも言い切れませんが、あくまで競うのは受験生全体という抽象的な相手であり、隣にいる受験生個人ではありません。周りは気にせず目の前の問題に集中しましょう。

(2) 理想点は満点じゃない

本試験になると実力を十分に発揮できず、普段は確実に正解できているようなAランクに位置付けられる問題を間違えてしまった、というのは受験生によく見られる現象です。その原因の多くが、他の受験生も間違って当然のような難しい問題(肢)に引っ張られてしまったり、問題文を深読みしすぎて単純な問題を落としてしまうといったものです。本試験になると確実に正解しようという意識が普段以上に働いてしまい、本来は解けなくてよい難しい問題(肢)を正解しようとするがゆえに、そちらに意識が行き過ぎて確実に正解できるはずの問題を落としてしまうのです。

すなわち、(無意識ながら)「満点が理想点である」という思い込みがあるわけです。実際に満点を狙っているわけではなくとも、すべての問題を(できれば)落とせないという意識が本試験ではより強く働き、無理をしてしまうわけです。

ここで強調したいのが、「理想点は満点じゃない」ということです。すべての問題を落とせない、すなわち満点を理想点と捉えると、前述の通り、本来正解できるはずの問題を落としてしまうおそれがあるため、まずは「満点が理想点である」という(無意識のうちの)思い込みを外して、自分の気を楽にしてあげることが大事です。

それでは、自分にとっての理想点とは何か。それは、「自分にとっての満点」ですすなわち、自分の学習してきた範囲(=テキストに記載のある知識)で解答できる問題は落とせないと考えるのです。それは裏を返せば、自分の学習してきた範囲で解答できない問題は落としてもよいということです。そもそも自分が本試験に合格が可能な実力を持ち合わせて臨んだのであれば、「自分の分からない問題=多くの受験生も分からない問題=合否に影響はない問題」と考えることができます。実際どうかは別として、本試験時にはこのように考えて開き直ることが重要です。

いかがでしたでしょうか。先程述べた通り、本試験当日の過ごし方は人それぞれです。あくまで参考として捉えていただき、自分に合いそうなところは活かしていただければ幸いです。

伊藤塾司法書士試験科講師 髙橋智宏


YouTube: 【2020年司法書士試験直前合格応援企画】髙橋智宏の最後のファイナルチェック

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