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2020年10月 2日 (金)

学習再開に当たって~今後の学習指針~

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みなさん、こんにちは。伊藤塾講師の髙橋智宏です。

9月27日の本試験を受験されたみなさん、改めて、本当にお疲れ様でした。

本来であればもう少し休みたいところですが、今年は試験延期の影響を受け、例年に比べて来年度の試験までの準備期間が短いため、受験生の学習再開に向けた動きも例年より早くなっています。私もカウンセリング等を通して、すでに多くの方から今後の学習指針についての相談をいただいています。

今回は学習の再開に当たって押さえてほしい3つのポイントをお伝えします。

① 学習範囲をむやみに狭めない

来年の本試験までの準備期間が短いとなると、学習範囲を狭めてしまいたくなりますが、来年の本試験の試験範囲が変わるわけではない以上、受験生としてやるべきことは変わりません。学習すべき範囲を従来よりも狭めると、本試験問題に対応できる幅も狭まってしまうため、学習範囲をむやみに狭めないようにしましょう。

② 年内は「基礎の理解」に重点を置く

来年の本試験までの準備期間が短いとなると、直前期のような繰り返しのスピード重視の学習を年内のうちから行いたくなりますが、それだと知識の上辺を固めるだけになってしまい、根本的な実力が付きません。すなわち、「ただ繰り返す」だけの勉強では、大幅な実力アップが望めないのです。

仮に今回の本試験における失点の原因が発展知識の不足にあったとしても、今から発展知識だけを押さえればよいわけではありません。発展知識を定着させるには、「基礎基本」の磐石な土台の構築が前提となります。焦らず年内は「基礎の理解」に重点を置きましょう。ここでいかに確固たる基礎を築けたかが、年明け以降の点数の伸びを左右します。

③ 単年の試験の特徴にとらわれない

直近の本試験というのは印象に残りやすいもので、来年に向けた学習でも、その特徴に沿った対策の勉強を行いがちです。しかし、今後焦点を当てて学習すべきなのは“今年の本試験”ではなく、“来年の本試験”です。例えば、今年の民法において主要分野で改正知識を問う問題がそれほどなかったからといって、来年の出題もそうとは言えません。同様に、今年の不動産登記法において登記記録問題の出題がなかったからといって、来年の出題もそうとは言えません。

“来年の本試験”に向けた学習に当たり、大事なのは今年の本試験単年の試験の特徴ではなく、近年の本試験の傾向です。今年単年の試験の特徴にとらわれず、来年を見据えて試験傾向をお伝えする本試験問題分析会を活用して、これを踏まえて今後の学習を行っていくようにしましょう。

今回の記事は以上です。学習の再開に当たって、皆さんの参考になれば幸いです。

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