カリフォルニア州司法試験の変更点—2017年7月より
カリフォルニア州司法試験委員会は、2017年7月の試験より、試験の形式と採点を変更すると発表しました。
<試験の形式について>
現在のカリフォルニア州司法試験は3日間に渡って行われますが、変更後は2日間の試験になります。具体的な形式は以下のようになります。
1. 試験日①
午前:1時間で解答する論文式試験3題
午後:1時間で解答する論文式試験2題と90分で解答するPerformance Test 1題
2. 試験日②
MBE(Multistate Bar Examination)—午前、午後にそれぞれ3時間で解答する100問の短答式試験
つまり、1時間で解く論文式試験が、現在の6題から5題になること、また、現在の3時間で解く2題のPerformance Testの代わりに90分で解く1題のPerformance Testが導入されるということが変更点だということになります。
なお、試験日は7月の最終火曜日および水曜日となるのか、あるいは水曜日および木曜日となるのかは未決定で、2017年7月の試験の1年前までには決定し発表されるということです。
<採点について>
論文式試験と短答式のMBEの採点の比率は50%ずつとなります。
なお、合格点1440点は変更ありません。
詳しくはこちらをご覧ください。